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要side
二人ともまあまあお金は持ってるから長いコースを頼んだのもあり、あと二人分残ってる状態でもまだまだ時間はある。全員集合のメニューは先に食べ終わったのもあり一気に机の上がスッキリしてくる
さーてと
「…で、相談は?」
目の前で薄い赤色のドリンクを飲む彼女に問いかける
「ふーん気づいてたの」
「そりゃあね」
こいつこのドリンク気に入ったな?コースターのためにももっかい来よ
「もう一回は付き合わないわよ?」
「それ好きでしょ」
「…」
「で、私に言いたいことは?」
「両親の会食とかでキャラバッチバチに作ってるからもう参加しなくていいかっていう話」
ぬるっと全てを話す彼女。ストローでドリンクを回しながら私の目を見る。
…あんたといる時は無意識に本心全部いうんだっての
「いいんじゃない?けどそーなったら大神財閥どうなんの?」
これが純粋な疑問。大神家は大体芸能の道へ進むかそういう財閥の道に進むかなんだけど今のところ姉妹どっちも芸能へ進むから財閥はどうなるか。
「弟がいるから大丈夫よ」
パフェを口に運びながらサラッと爆弾発言
「え?初耳」
「話したことないもの」
口に含んだ状態で少しもごもごしながら言う。まありうらさんのこと以外なかなか聞いたこともないしね。
「それはそうだけどさ」
私も野菜を口に運ぶ。少しずつでも食べていかないとだしね。
アルケーが
「ってかそれで言ったら如月はどうなんの?ゆうで終わりにならない?」
如月は芸能界で有名な苗字。その苗字だけで一瞬で色んな人が聞きにくる。ただ、それ相応の実力がないと叩かれる。あと、いくら実力派でも美鳥家出身じゃないと色々言われる。だからそういう芸名は途絶えていくんだけど、如月は長い間多くの芸能界で、歌代はアイドル界で無双してきた苗字。そんな苗字を継ぎたいのはそりゃあそう。だから私は
「私が芸名如月かなめでやるつもり。下の漢字はまだ決まってない」
もちろんあの母様のを継ぐのは嫌だけど、それ以上に彼女はアイドルとしての意識が限界まで高かったからそこはリスペクトしてる。芸名ぐらいはいいじゃん?
「ふーん」
…こいつ意外とか思ってそう
「それ言ったらアルケーは芸名どうするの?」
大神の苗字は普通に強いから使うだろうけど下の名前は…もう少し馴染みのあるようにするかな?
「大神アルケー。カタカナね。」
なるほど?厨二病感も少しあるけど…
「…まあいちいち漢字だと面倒くさいしね」
「あれでテスト3秒ぐらい損してるわ。まあ私の場合時を止めて瞬時に書くなど簡単…」
また始まったよ…
「あーあーそうですか」
「興味なさそうにするんじゃないわよ」
なんだかんだ、こうしてる時間が一番心地良い。アルケーの悩みも聞けたしOK
私の悩み?アルケーはうるみやに聞いてるよ。おそらくね。
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
今回どういうふうに相談乗るかっていうのをここ三日ずっと考えていたのですが、リアルでもこの世界でもサラッと話してサラッと解決するのがしっくりきたのでこれにしました。こういう関係私は憧れますね
それでは!また次回!