テラーノベル
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✧エスプリみんなで宿泊している設定🫧
✧夜、ユメちゃんがふと目を覚ましてしまって、眠れなかった時の話。🫧
✧ふわふわらいゆめ、ゆめらいです…!
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ふと、目が覚めてしまった。
体を起こし、あたりを見るとみんなはそのへんの床に転がって眠っていた。
嫌なタイミングで起きてしまったな、と思うも もう一度寝ようと、再び布団を頭まで被る。
………寝れない。
こうなると、とことん駄目だ。
仕方が無いため、眠たくなるまでという思いでスマホを弄ることにした。
ずし……
急に、背中に重たい何かが乗っかってきた。
ユメ「も〜…だぁれ…?」
はぁ…、と溜息をつきながらも後ろを見やると、 その正体がライカであることが分かった。
むにゃむにゃと寝言をいいながらユメに張り付いている。
ユメ「………」
ユメは、無言でライカをカンナの元へぐいと押し付け、再び元の体勢へ戻った。
…が、
ずし………
またライカが張り付いてきた。
ユメ 「っもぉお〜……、!!ライカちゃん…!!! 」
先程のように、カンナの元へと引き剥がそうとする。
しかし、今回は張り付き力が強く、剥がそうに剥がれない。
ユメ「ふんぬぬぬ…………っつ!!!!はぁっ、………!!」
力強っ…?!これほんとに寝てるの…?!
そんなこんなで、暫くの間ユメは、張り付くライカVS剥がしたいユメで奮闘していた。
✧
やがて、力尽きた頃……
ライカ「えひひ…おはようごぜぇやす、ユメさん♪」
突然、ライカがむくっと起き上がりそう言った。
ユメ「おはよう、じゃないの!なんなのよ!」
ライカ「わわっ!すいやせん!!つい面白くって…、!💦」
ユメ「もうライカちゃんなんて知らないの!ふん! 」
ライカ「そそ、そんなぁ〜!!」
ライカは、『ガーン!』という効果音がよく似合う表情をし、ぴょこんとはえた触角をしょげらせた。
ふと、ユメは外の方を見る。
…まだ暗い…。
そんなユメの様子を見たライカはこう尋ねた。
ライカ「…寝れないんでやんすか?」
ユメ「……」
ライカ「それなら、拙が子守唄を歌ってあげやす♪」
ユメ「ユメ、何も言ってないの…。」
ユメの言葉を無視して歌い出すライカ。
近くでエスとカンナちゃんが寝てるんだけど…
二人ともぐっすりだしまぁいっか…。
目を閉じて、耳を澄ます。
ゆっくり、ふわふわとしたライカの歌声。
……こんなふうに寝かしつけられたことなんて、一度もなかったかも…。
初めてはエスが良かったけど、ライカちゃんでも…
〜♪……〜、♪
___悪くない、の…
ぽん、ぽん、と、胸のあたりを優しく規則的に叩かれるたびに、ユメの意識は夢世界へと遠のいていった。
コメント
7件
ゆめぇぇぇぇぇぇらいかぁぁぁぁぁ…!!!どっちも可愛いすぎだろぉぉぉぉぉぉ…!!😇 らいかの子守唄…!!それで寝ちゃうゆめ…!!…今日はよく眠れますありがとうございました…(???
え待って、かわいい…尊い!ライカかわいい、ユメもかわいい…!! ライカの子守唄聞きたい…(?)
うがっっ、 また、新しい扉が、開く、 そして、ユメが、また好きになりました😊✨✨✨✨✨✨新しい扉を開けてさりありがとうございました(????????) m(_ _)m