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鳴海は保科に抱きついて銃弾を防いだ。
「鳴海さん?!鳴海さん??!!」
保科は叫ぶ。
幸い、銃弾は肩にいったので問題ない。それよりも、保科。こんなに傷ついて、、、そう言って頬に手を添える。
ゲンはすぐさま立ち上がり、回し蹴りを入れて銃を吹っ飛ばし、殴った。その後、吹っ飛んだ銃を手に取り、発砲した。
全員やったか、、、。呼吸が乱れて肩が痛い。けれども今はそれよりも保科の方が先だ。
「鳴海さんっ!!!」
保科は泣きながら名前を呼んだ。
わかってくれないかも知れない。だけども!!伝えるんだ。
「保科、ごめん!本当にごめん!!説明は後でする、、、だから僕についてきてくれないか?!」
「、、、はい!」
ゲンと保科は追っ手がくる前にアジトを出て行った。