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そんな和香那のしてきたことを知りやるせない思いで
復讐を組み立てながら
いつか何かに必要になるはずだと
私は風俗で働いてお金を貯めていた
そして、彼に出逢った
親しくなり私は彼に甘えた
何年か振りに人間らしい感情が芽生えた
最初は『恋人をとる親友』という愚痴程度に止めていた
だけど、私の執拗な復讐心から
雅弥が何かを察した
私は一人で抱えてきた苦しさを初めて他人に話した
雅弥は話を聞いて泣いていた
特に兄の自殺、私のレイプで感情が高ぶり嗚咽を漏らしていた
そして、小さく言った。
『俺も、復讐したいんだ』
彼から提案されたアイディア
それは、和香那と結婚し
その結婚式の最中に
和香那のしてきたことを映像で暴露する。
だけど、結婚式の最中に行うのは
その場に居なくてはいけない自分たちという、リスクがある
だから、式の直前で姿を消す
和香那との結婚を達成するために
雅弥は
スピーチスクールに通い
恋愛工学を独学で学び
元カルト教団で人心掌握を担っていた相手からコーチングを受けた
『学ぶことが多くて大変じゃない?』
そう聞くと
『むしろ、楽しいよ。翔音に試してみようか?』
そう言って笑っていた。
雅弥という味方を得て
私ははじめて和香那に勝てると思った。