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紅を引かれ、白粉を叩かれる。

見た目では、いいところのお嬢様と言っても過言ではない。

…ない。

「猫猫は私の侍女と何度言ったら分かるのかしら。」

玉葉后が頬を膨らませながら簪を刺す。

「玉葉様、仕方ありませんわ。」

少し呆れ顔で紅娘が言った。

全く主上はどんな思いやら。



「ま、猫猫、似合っているな…」

なぜか頬を赤らめた壬氏が言った。

疑問符が浮かび上がる猫猫。

「そうでしょうか、壬氏様も、とても似合ってます」

少し棒読みで言ってしまったからか、壬氏は少し悲しそうな表情をする。

「猫猫、簪がずれている。」

壬氏が猫猫の頭に手を伸ばした、

「壬…、月の君、妃殿下、そろそろお時間です。」

「あ、あぁ…」

壬氏と猫猫は、二人並んで歩いて行った。


「今回、私の案から…」

主上の説明を聞いて、一部の人物は驚き、嬉しみ。大半は、怒りや憎しみ、悲しみだろう。

そんな中、周りがちらちらみてるにも関わらず、抱きしめてくる粘着質は一体どこの誰だろうか

「瑞月さま、重いです。」

猫猫は呆れる。

主上の案は断れない。嫌でもなんでも聞くものだ。

壬氏はなぜこの婚姻を聞いて嬉しそうな顔をするものか


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