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12月24日。
終業式の後、受験の為に通い始めた予備校に真っ直ぐ向かって今日もガッツリ勉強だ。
受験を控えた俺達にクリスマスなんてものは存在しないようなものだけど、結衣にクリスマスプレゼントだけは渡すつもりだ。
19時過ぎに区切りの良い所で帰る支度をして教室を出て行く。
すると、隣りの教室から出てきた奴と鉢合わせた。
「おっと、失礼って、鬼島じゃないか」
鉢合わせた奴は諸星だ。
諸星も同じ予備校に通っている。
諸星を見ると、コートを着て鞄も持っていた。
「おう。諸星も帰んのか?」
「あぁ。彼女とプレゼント交換だけはしようと約束していてね」
「え!?お、お、おう……お前、彼女出来たのか?永井の事は……」
諸星って永井の事追い掛けてたんじゃなかったか……?
普通に彼女出来るんだな……
「2ヶ月ほど前から付き合い始めてね。永井にはことごとく振られたけど、きっ**************************
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