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2 人 。

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2023年09月25日

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学校の屋上で貴方と2人。

「別れよ。」

これって何度目の別れ話だっけ。

『嫌だ…。別れたくない…。捨てないで。独りにしないで…!』

泣きながら貴方は言う。

「もう無理。限界。」

ほんとに無理だった。我慢の限界だった。耐えられない。繰り返してしまう。

『だめなところ全部直すから…!幸せにするから…!離さないで…!君なしじ

や生きていけないよ…。」

泣き叫びながら私に必死にしがみつく

貴方。いつもは綺麗な顔もこの時だけ

はぐちゃぐちゃ。汚い。無理。我慢できない。かわいい。最高。大好き。

「そこまで言うなら分かったよ。

その顔見れるのも私だけだよね。

『ほんと…?許してくれるの…?』

貴方は顔を拭いながら言った。いつもの綺麗な笑顔で。

私は綺麗な貴方を求めていない。もっと泣いて泣いてぐちゃぐちゃになって

よ。

「やっぱ無理。お前なんか嫌い。」

貴方のぐちゃぐちゃな顔があまりにも愛おしいからつい突き放してしまう。

ごめんね。でも彼女だからいいよね。

許してね。

『ねぇ..。もうやだよ..。辛いよ…。私

たちもうサヨナラした方がいいのかな…?』

貴方は泣くのを必死に我慢して言った。そして何かを決心したかのように

無理して笑顔を作って

『幸せにしてあげられなくてごめんなさい。依存しちゃって、縛り付けちゃってごめんなさい。君を幸せにしてくれる人が現れますように…。大好きだったよ…。ずっと….』

そう言って貴方はいってしまった。

「あぁ。またやっちゃった。」

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