テラーノベル
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一ノ瀬は俺を避けている、俺は隊員から怖がられ離れて行く事に慣れてるし、避けられてもまあ
いつもの事だろう、きつい物言いするやつに近ずきたいとは思わないだろう
前まではまあまあ懐いてきていたはずだ、俺も鬱陶しいながらも、悪い気はしなかった、だが、最近避けられている事に気づいた、挨拶はするが話しかけてこない、まあそれが普通の距離だ、なんら可笑しくもない、前は近すぎて鬱陶しいくらいだった、なのにいざ離れたらイライラする、チッ!何なんだよ
コンコン!
「真澄隊長!」
「入れ!」
「失礼します」
前はノックもしないでデカイ声でズカズカ入ってきたやつが他人行儀に礼儀ただしい、普通はいい事たわろう、だが気に食わない、だからと言ってノックもせずうるさくしろって言う訳じゃねぇ……なら俺は一ノ瀬にどうして欲しいんだ?
自分で自分の考えが分からないなんてこと今迄無かった、こいつが絡むと俺はおかしい……
「真澄隊長!報告書を持ってきました!」
「あぁ……」
「では、失礼します」
一ノ瀬が隊長室を後にした……
俺は一ノ瀬をどうしたいんだ……
チッ!イライラする!
ある日馨と一ノ瀬が話している所を見た
一ノ瀬は満面の笑みで笑っていた……
馨にはずっと変わらない態度だ、俺だけかよ……
まあ、思い当たる節しかない、きつい、怖い、そらいつ距離を取られても嫌っても仕方ないだろう
一ノ瀬が俺と距離を取り出した時を思い出す
確かあいつがヘマをし、盛大に俺があいつを怒った時からか……あの時一ノ瀬は泣いていた、少し言いすぎたかとも思ったが………………
余っ程一ノ瀬を傷つけたのかもしれない……
あいつは余程の事があっても許容できる心の優しい奴だ、てことはそれ以上に許容できない位深く傷つけたって事か……
あいつはまだガキだ、傷も付きやすいかもしれない……
チッ!んで俺はこんな事考えてんだイライラする!クソ!!
馨みたいに優しかったら一ノ瀬はまた俺に笑いかけて、また犬みたいに俺の後をついてくるのか……
チッ!らしくねぇな……でも考えてしまう、考えないようにと思えば思うほど考える……クソ!
「真澄隊長!馨です!少しよろしいでしょうか?」
「なんだ?改まって」
「実は最近真澄隊長の機嫌がすこぶる悪いと隊員がビクビクしてまして……何かありましたか?」
「チッ!なんもねーよクソが!」
何かあったんですね……
「何かあれば、何でもも話して下さいね!では失礼します。」
チッ!
俺は真澄隊長を避けている、しばらく距離を置いた方がいいんだ、俺はどうかしてるから……
俺は珍しく隊長室で寝ている真澄隊長にキス……してしまった、真澄隊長の寝顔なんてレアな物見れて嬉しかったが、そこまで疲れているのかと、あの警戒心MAXな真澄隊長が………………
目にクマがあり疲れた顔をしていた真澄に思わず手が伸びた
頭を優しく撫で、柔らかい毛の感触を楽しんでいると、ふと真澄の唇に目が行った、柔らかそうな唇に引き寄せられて四季は口付けてしまった……ハッ!やってしまった……
急いで隊長室を出た四季は、俺は真澄隊長がそうゆう意味で好きなのかと自覚した
それから真澄と距離を置いた……
口付けた罪悪感と、気持ちを自覚した後ろめたさ、それに真澄隊長を意識してしまい上手く話せない自信のなさが相まって、余計に距離ができた、相手は偵察部隊隊長だ!近ずいたらバレる、俺の感情なんて手にとるように分かるだろう、それが怖い
男同士だ、気持ち悪いに違いない、隊長は今までどうり接してはくれるだろう、でも俺が今まで通りなんて出来ない、真澄隊長が言うようにほんと俺はガキだな……
真澄隊長……もうずっと話せてない、顔みたい、話したい、触れたい……でもダメだ……はぁ〜
あっ!むだ先だ
「むだ先〜!」
「四季!久しぶりだな」
「うん、めっちゃ久しぶり!むだ先〜会いたかった〜
……」
久しぶりのむだ先に俺は嬉しくて抱きついた、親の如くむだ先に甘え倒した、むだ先も俺の親代わりだと思っているのか、甘やかしてくれた……
「むだ先〜めっちゃ癒される……やっぱむだ先が居ないと俺ダメだ〜!」
むだ先は俺を抱きしめ頭を撫でてくれた……
その時背後から殺気を感じ振替えるとそこには鬼の如く(鬼だが)今迄見たことのない程恐ろしい真澄隊長がいた
あまりの殺気に身体が震える、むだ先は少し驚いた顔をし真澄の方へ近づいて何か話している、むだ先流石だ、今の真澄に近づける人などむだ先くらいだろう……
真澄は四季の方へ歩いてくる、俺は死んだかもしれない……あまりの恐怖に立っていられなくなり、膝から崩れ落ちるも真澄は四季を横抱きにし普段使われていないであろう空き部屋へ連れて行った、何が何だか分からず震えていると
真澄が口を開いた
「四季ぃ〜」
急に名前を呼ばれ驚く!ビク!っと身体が跳ねる
「………………」
恐怖で言葉が出ない
「お前はなんで俺を避けてる!」
やっぱりバレてる、そりゃそうだ、偵察部隊隊長!淀川真澄だ!バレない訳がない……
「…………あっ、、こめんなさい……」
「俺はなんで!避けてると聞いてる!!」
血を這うような低い声に身体がより一層震え上がる
ハクハクと口を動かすも声が出ない
「………………っつ、」
「なぁ〜四季ぃ〜俺を避けて、馨とむだのにはあんなに仲良くして、そんなに俺が嫌いかよ……」
さっきとは違い少し眉が下がった真澄に思わず叫ぶ
「ち、違う!!真澄隊長が嫌いな分けないから…………」
「なら、なんで避ける!」
四季はひゅっと喉をならす……言えない、嫌われたくない、軽蔑されたくない、気持ち悪いと思われたくない、勝手にキスして気持ち悪いと思われたら俺は死ぬ
「あ………………ごめんなさい……いえないっ……ごめんなさいグスッ……」
四季は泣きながら震え俯いた、泣きじゃくる四季に真澄は
「大丈夫だ、言え!怒らねぇし、知りたいんだ、教えてくれるな?」
真澄は優しく四季の頭を撫でる、ズルい……そんな言い方されたら言わないといけないじゃないか……
「つっ……ごめんなさい、ごめんなさい、前に隊長室に行った時に……ぐすっ……隊長寝てて……ぐすっ……真澄隊長の髪に触りたくなって……ぐすっ……触ってたら気持ちよくなって……そしたらき、キスしたくなって……真澄隊長にキス……した……っ……ぐすっ……ごめんなさい……ごめんなさい……」
は???予想外の回答に真澄はフリーズした……
は???確かに何日も眠れてなくて一度少し寝てしまった時があった、その隙にそんな事が………………
「真澄隊長……、ごめんなさい……寝込みを襲って……ごめんなさい……っ」
寝込みを襲う………………また真澄の脳はフリーズした……
泣きじゃくる四季の背を優しくたたいて、髪を撫で涙を指で拭うと、四季はびっくりした顔で真澄を見つめる
「四季!俺は怒ってねぇ……俺はお前に嫌われたと思ってた……」
「俺が真澄隊長嫌いな訳ないっ!」
四季はムキになって答える
「ならどうなんだ?俺の事?」
「へっ?…………あ、す、すきっ……」
四季は顔を真っ赤にして答える
真澄はフッと笑い
「俺も四季が好きだ!」
四季は目を見開いた、こんな事があっいいのか……
「でも……俺男だし、デカいし、ガキだし……」
四季は俯きモジモジ言う
「俺は四季だから好きなをだ……
だから、もう他の野郎に抱きつくな……」
四季はハッと真澄を見る
真澄は目を逸らした
真澄が嫉妬してくれている……嬉しい
「うん、もうしない!絶対に……
「あぁ……当たり前だ!クソガキ!」
「真澄隊長!大好きっ!」
四季は満面の笑みで真澄を見た
真澄は久しぶりに見た四季の笑顔に堪らなくなる
これが恋か、悪くないかもな……
真澄は四季に口付けた……
コメント
1件
私これ好きです!ますしきいいですよね!これからも見ます!