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頭上を見ると隊員を吊し上げている龍が隊員をこちらに投げようとしている。
「ケオ、ちょっと待ってろ」
レンがそう言うと異常な程の身体能力を駆使し、直ぐに隊員の所まで助けに行った。
一か八か隊員に触れるか触れないか位の距離でそこ一帯に緊張が走る。
「えいっ…!」
「レン!!!」
ケオがそう叫んだ時レンが隊員に少し触れた。
「あっ…!」
あともう少しで助けれる所だ。
その場に居る全員がレンを見てただならぬ緊張と不安の目で見ている。
「…成功した!」
なんとレンは隊員を助け出した。
「痛っ…」
「大丈夫?レン。」
隊員を助け出した代わりにケオ自身は腕にかすり傷をしていた。
「大丈夫だ。」
「良かったー、ってあれ?」
ケオが後ろを振り返ると倒れている龍の姿があった。
「ねえレン、なにかした?」
「あぁ、助けに行った時龍にナイフ刺してきた。」
「えっ!!すごい!」
レンは照れくさくなりながらケオに「ありがと」っと言った。
「龍が倒された。第一部隊を本部に戻す命令をしてくれ。」
『*了解、命令を出します。*』
「命令出されたかな?」
『*第一部隊、龍が倒されました。本部に戻って下さい。*』
「よし、命令出された!行こー!」
「ん、分かった戻ろう」