主人公!→天ノ ユヅキ(あまの ゆづき)
十七歳、高校3年生
天ノ神社で巫女をしている。天ノ神社には花火大会の日に巫女が舞を捧げる風習がある。言葉遣いが荒いが、優しい。怠惰。
ライトが好き。
友人→レイ
優しく真面目だが、メンヘラらしい。ユヅキを応援している。
ヒロイン?→宮寺 ライト (みやでら らいと)
十七歳、高校3年生(ユヅキとおなじクラス)
みんなが通っている高校で生徒会長をしている。人気者で、優しい。真面目であるが以外とユーモアがある。顔か良い!。めっちゃオタクらしい。
友人→ハルト
成績優秀であり、ライの好敵手。いつもライと成績争いしてる。ユヅキを応援してる。
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目覚ましの音が鳴る。
その音を合図に私はむくりと起き上がり、カーテンをあける。
今日は待ちに待った夏祭りの日であり、花火大会の日でもある。だが、私にとってはそれらはさして重要ではない。なぜなら私は今日天ノ神社の巫女として、舞を舞わなければならない。それと、私が好きな『彼』である『宮寺ライト』に告白をするのだ。
舞の準備をしていたらあっという間に夕方になり
私は巫女装束を着て、鳥居の前で彼を待っていた。
ライト『ごめん、待たせちゃった?』
ユヅキ『いや、私も来たばっかだし。』
レイ『おーおーお二人さん、もうイチャイチャしちゃってー!』
ユヅキ『レイがおばちゃんみたいになってるー』
レイ『おいユヅキ!』
ハルト『まあ、今日は楽しもー』
モブ『あ、ライトさんだ!♡ライトさーん♡』
ライト『あ、モブさん奇遇ですね~』
ユヅキ『むぅ、、、。』
ライトは結構モテる。そりゃあ生徒会長+容姿端麗+性格もいいとなるとモテる要素しかないのだ。
レイ『あ、嫉妬してる』
ユヅキ『言 う な !』
そう言って顔を赤くしている。
レイ『ごめーん』
ユヅキ『ねえ、レイだったら今の私の状況どうする?』
レイ『、、、。もう◯したあとかもね』
ユヅキ『怖。』
ハルト『じゃあ俺、ライト回収してくる』
二人『お願いします!』
モブ『ねえ、ライトさんもー♡私たちと回りませんかー?♡』
ハルト『はいはいそこまで、ライト貰ってくよ~』
モブ『えぇ~』
ライト『ハルトごめん、助かった。』
ハルト『よっしゃー貸し1な。』
ライト『まじか。』
ハルト『じゃあ喉乾いたしジュースおごれ。』
ライト『わかったよ。』
ハルト『ぁ、後でいいからな?』
ハルト『アイツらの所に行こーぜ!』
ライト『そうだね。』
それからみんなで屋台を巡った。
ユヅキ『え!もうこんな時間!早く神社に帰らなきゃ!花火始まっちゃう!』
そうしてみんなで神社に行き、花火をみている。
そして、最後の花火が散った。
ユヅキ『きれいだね』
ライト『綺麗だよ』
レイ『なんか、儚いわね』
ハルト『だな』
ライトは、何もなかった事に少しがっかりしているようだった。
レイ『じゃあ私たちは、一足先帰るわね』
ハルト『それじゃ、ユヅキ頑張れよー』
ユヅキ『ありがとね!』
ユヅキ『それじゃ私もステージに行くわ』
ライト『じゃあ見ているね』
そう言ってユヅキは舞を舞い始めた。
ライト『きれい、、、。』
その時のユヅキの姿は、いつもとは全く違い、俺が好きなどんなキャラよりもかっこよくて綺麗だった。
そうして舞を舞終えたユヅキはライトと合流した。
ユヅキ『ライト、こんな何も出来ない私だけど付き合ってくれますか?』
ライト『喜んで』
そう言ったライトの顔は赤かった。
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数日後、神社にて
ライト『おはよーユヅキ居るか?』
ユヅキ『居るよー』
ユヅキ『どうした?』
ライト『突然だけど、デート行かない?』
ユヅキ『いいよー』
ユヅキ『にしても、本当に突然ね』
ライト(本当は逢いたかっただけなんて言えるわけないよな。)
ユヅキ『んで、何処行く?』
ライト『じゃあ映画なんてどうだ?』
ユヅキ『良いわね!』
ライト『じゃあこれなんてどうだ?』
と言い、ライトが好きなアニメの映画のポスターを取り出した。
ユヅキ『準備万端ってわけね』
ライト『じゃあ行こう!』
ユヅキ『はいはいわかりましたよ王子様。』
ライト『言うなって恥ずいだろー!』
そう言ってライトは、顔を赤らめた
そうしてラブラブで映画を見に行く事になった。
ユヅキ『映画なんて何年ぶりだろ?』
ライト『知らんがな。』
ユヅキ『そりゃあそうだ。』
ユヅキ『多分3年ぶりかも。』
ライト『そーなんだ。』
ユヅキ『じゃあポップコーン買ってくるね。』
ライト『いや、俺が行くよ。』
ユヅキ『ありがとね。』
ハルト『あ、お二人さーん。』
ライト『あ、ハルト!』
ユヅキ『数日ぶりだね。』
ハルト『2人ともイチャイチャしてるー彼女がいない俺への当てつけか?』
ハルト『ちげーよ。』
そうしてみんなで映画を見た。
ユヅキ(こういう日が続いたら幸せかな。)
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