:今回:
宮舘:疲れた……。
俺は家で一人、ため息をついていた。最近は色んなことあったな、なんて、無意識にふりかえっていた。
メンバー全員に告白されて、翔太にキスされて、目黒には襲われかけて…、かと思ったら、阿部とふっかと飲みに行った次の日、2人正座させられてて…。そのあと阿部と飲みに行ったのをメンバーに知られて、全員で出かけて…。
やば、流石に疲れが出てるな…頭がくらくらする。
水、飲もう。
宮舘:…あれ…おれ、なんか…ふわふわする……?
気づいたら俺は、床に横たわっていた。頭が重く、目の先はぼやけている。
____やばい。
反射的にそう思った俺は、とりあえずLINEを開いて、1番上にあった連絡先、照に連絡する。
(ほんとの1番上は翔太だったけど、こういう時に翔太に連絡すると、パニックになるから、落ち着いてる照がいいんだよな…。)
宮舘『あのさ、照。今日オフ?』
岩本『うん、オフ。どうしたの?』
宮舘『ごめん、多分、熱出た。俺ん家来て、看病して欲しい、』
岩本『了解。鍵、開けといてくれる?』
宮舘『うん。』
宮舘:……よかった。
そのまま俺は玄関の鍵を開け……ようとはおもったものの、体を動かす気になれず、しばらく冷たい床で横になっていた。すると、ガチャッ!と音がし、「やべ、照来た…?」と口に出す。その後すぐインターホンがなり、重い体を起こして玄関へと向かった。
鍵を開けて、「照、!」と相手の名前を呼ぶ。……呼んだはずだった。でも聞こえてきたのは…
岩本:_宮ちゃん!!
この一言だけだった。俺はそのまま真っ暗な視界に飲み込まれて行った。
気づけば俺は、家のソファーで横になっていた。するとすぐ照が来て、俺のおでこに手を当てながら、時計を見あげた。
宮舘:ご、めん…ひかる…。
岩本:ううん、寝室はさすがにと思ったから、ソファーだけど、体痛いかな?
宮舘:ううん、よこになれただけでも…。
岩本:よかった。………で、宮舘さん?
宮舘:え、はい…。
岩本:…床で寝ましたね?
宮舘:え”
岩本:ここの床、すごい暖かいよ?
宮舘:……ひかるくるまで、すこし…。
岩本:…うん。はぁ、じゃあ今日は俺が看病見るから。宮ちゃんは寝ること。
宮舘:はい。
[完]
コメント
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これを考える主さん最高過ぎない!?
ひーくんの宮ちゃん呼び尊い..............