TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

魔法少女育成所


予鈴のチャイムが鳴り、私は教室へ駆け込んだ。


「ふー、セーフっ!」

先生はまだ来ていないようだ。

私は自分の席を探し、席へ座った。

(そうだ、隣の席の子に挨拶しなきゃ!)

私はそう思い、声をかけた。

「あっ、あの!よろしく、ね?」

「……、」

その子の目は真っ赤な赤。右目は隠しており、髪の色は真っ黒。だが所々に雷のような黄色いメッシュが入っている。身長は低めか?

「…、ああ、ごめん。よろしく。」

その子は小さく会釈し、肘をつきながら前を向いた。

「ね、ねえ!名前…、なんて言うの?」

「…風上雷かざかみらい。あんたは?」

「私はね、宮之真帆!」

「へ〜、じゃあよろしくね、まほりん♪」

その子はいたずらっ子のような笑顔を見せた。

「まっ、まほりん!?じゃ、じゃあ…らいらい!」

「パンダの名前みたい。」

「べっ、べつにいいでしょ!」

私がそういった瞬間、らいらいは立ち上がり、私にこういった。

「んじゃ、僕は授業サボってちーちゃんのとこ行ってくるから、先生に体調不良で保健室にいる、って言っといて〜」

そういって、教室を出ていってしまった。

「…ちーちゃん……?って、誰?」

私がそう呟いた瞬間、先生が入ってきた。


次回⇨ちーちゃんとは

この作品はいかがでしたか?

41

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚