この作品はいかがでしたか?
201
この作品はいかがでしたか?
201
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ビ軸だと思う。(ビ軸です。)
太中。(ほぼ中也だけ。)
中也が愛されない。
多分闇深い。
ネタバレあるかも。
上記全てOKって方は見てねっ。
月1で、投稿するつもりです。
「…」
首領が死んで、何ヶ月、何年?
そんなもの覚えてるわけないだろうが。
殺せなかった。身勝手だ、本当に。
太宰が、あそこに座らなければ、俺はあいつを、確実に、殺せた。
それでいて、もう、首領になる前に、殺せばよかった。
殺さなかった理由…殺せなかったんだ、俺は、ただ殺せなかった。俺が弱かった、ただ、弱かった。太宰が……なんでもない。
俺が首領になって、どれぐらいが経っただろう、徹夜が続いて、もう覚えてない。
そんなことはどうでもいい。
部下が減った。
どうして、
部下が、減る?
俺が悪い?
何故、太宰が首領だった時は、多かった。
作戦が駄目?
部下が駄目?
俺が駄目?
寒い
『中也』
…は?
「…太、宰」
『あぁ、私だ、』
「どうして?」
『…何が?』
「手前は、俺が殺す、勝手に死なれちゃ困るんだよ」
『なんの事情も知らないくせに?」
「手前は、昔っから…」
『私が死んだのには理由がある』
「…教えてくれ」
『君に教える必要がないね』
『じゃぁね、織田作の本、墓の近くに置いといておくれよ…』
太宰、手前が死ななければ。
死ななければ、そう、存在すらなかったのなら
俺はどんなに、幸せで、幸せ…?
俺は太宰がいなければ、どうなっていた?
怖い、太宰…?
なぁ、俺はどうしたらいい。
教えてくれ、
…俺は、手前に…