「ニコ、ラーシャ、これで、良いんですよ。」
ぜんぶ、僕の、せいだ、、
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、、、許して許して許して許して許して許して許して、、、、許してってば!!、
「はッ!?何で、、、今更、、、」
余りにも凄まじい悪寒に背筋が震える。
こんな目覚めの悪いこと、久し振りだ、、、
まだ、時間迄はまだまだ早いがこんな悪夢、早く忘れたいので数年振りに朝礼前に部署へと向かった。
「アァ?ニコライか?こんな時間にどうした。」
其処には既に太宰君と中也君がいて、よっぽど顔色が悪いのか心配そうに此方を見つめる。
「一寸、、悪夢を見ちゃってね、、、、太宰君、また、くれるかな、?」
「嗚呼。勿論だとも、其れより私は君自身の方が心配だ。今日は有給休暇をあげるからゆっくり休み給え」
目を瞑り珈琲を流し込む姿は正に”彼”そっくりで嘘を言うにも言えず、大人しく自室へと戻った。
暫くして、誰かのノックが扉の先から聞こえてきてインターホンを覗くと、中也君が立っていた。
「どうぞ。」
済まねぇな。という言葉と共に家に上がった中也君は僕にナッツ入りチョコレートを一袋渡した
「、、、、、ほら、お前疲れているんだろ?やるよ」
「ありがとうね。」
「ちゅーや!話は済んだかい?
私もニコライに話したいことがあるのだよ」
「ゲッ、じゃあな。安静にしてろよ」
こんなに気遣って貰って、中也君には頭が上がらないなぁ
中也君が立ち去ると入れ替わるように太宰君がやってきた。
「やぁ、ニコライ。此れ、頼まれてた物。何時もより多いけど、大丈夫かい?」
「うん。何時も有難う」
「、、、、泣いていた様だけど、まだ君も復帰して数ヶ月だ無理しなくていい。
事件の傷も未だに癒えないだろうし、私で良ければ何時でも話、聞くよ?」
優しい言葉に僕の目からは再び涙が出て太宰君に抱き着く
「だざいくん、だざいくん、、、」
「よしよし、いい子でお眠り。
大丈夫、フョードルは出てこれないから、君は私が護る。」
太宰君は優しく僕を抱きしめ返して、頭を撫でてくれて、
僕は眠りに着いた
人手不足の中の初めての単独任務。そんな晴れ舞台で私は早速、危機に陥っていた
「あ、、、、ぐ、ぁ、、、、、」
くそ、、、私服潜入だから、防弾チョッキが、ない、から、、、ふせげ、なかった、
もう腹を深く抉られてしまって、意識が、持たない、、、
、、、、、、、、兄さん、たすけ、
此処で私は意識を完全に手放した
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コメント
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うわあああ……ストーリーが本当に…もう……天才すぎる……続き滅茶苦茶気になる…!!