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きょ「スパイの件も解決。戦争準備も上々…
ついに開戦。やな…」
レ「…こんな際となると、実感湧かないね、」
み「マ、デキルコトヤッタデショ 」
コ「結局あのスパイは結構な情報を流してくれてたわけだけど、そこは大丈夫そう?」
きょ「長年メイド長やったからな、俺ら幹部の情報は結構流しとったみたいやけど、最近来たダイアとぐちつぼの情報だけはあやふや、って感じやったな。それに最近顔出したらっだぁも情報が少ない。」
きょ「せやから、今回の戦い、その3人がキーパーソンや。」
ぐ「期待大っすか?責任やべー」
ら「そうかぁ…」
『配置はどうなってるんですっけ?』
きょ「ん、まぁざっくりとやけど、
前線にらっだぁ、援護でどりみー。
騎士団を二つに分けてその統率をぐちつぼと、
ダイア。 俺は今回狙撃に回って、
レウさんは救護部隊の指揮、そんで、
コンちゃんが全体の指揮やな。いけるか?」
ぐ「いけますよー」
『大丈夫ですかね』
み「マァ、ナントカ?」
レ「地味に大変な役回りー」
コ「全体かー、頑張らなきゃね」
ら「…やりますかー」
きょ「うっし、したら明日の早朝、霧と一緒に進軍の始まりや。気張っとけよ!」
ーーー
ぐ「勝てそ?」
『勝てない戦争だったら、とっくにもっといい道選んでるから安心して。』
ぐ「それもそうか、もうあとは本当に流れに身を任せって感じだね。」
『…ぐちつぼ、』
ぐ「ん?」
『ありがとね、ここまでついてきてくれて。』
ぐ「…水臭いじゃーん、不安になった?」
『ちょっとね。暗殺者が戦争に参加、なんて。滅多にない話だから。それに、』
『明日が、私の、みんなの、この国の、命運を分ける戦いになる。少しぐらい手は震えるよ』
フルフル…
ギュ、
ぐ「…サボテン。」
『…ん?』
ぐ「覚えてて欲しい。この言葉を聞くたびに、俺を思い出して?」
『…なんとも象徴的なものだね。花言葉も…似合ってる。でもいいの?応えられないかもよ』
ぐ「いいよ。俺は枯れないから。」
『ははっ、頼りにしてるよ』
ぐ「こちらこそ。」
ーーー
コッコッ、コッ、…
『勝たなきゃ…この戦争。』
二度と起こらないように。絶対に。
あなたを1人で
暗闇に閉じ込めてはおけない。おかない。
…戦争が、始まる