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梅宮》よ‐し!!他になんかあるか?
風鈴高校、またの名を『防風鈴』の屋上で各学年各クラスの級長副級長、四天王の集まりが行われていた
桜》…
楡井》、あ!そういやこんな手紙が来てましたよ!読み上げますね!
楡井はそう言うと1枚の紙をポケットから出し、開いて読み上げた
「防風鈴の皆様へ
俺のことを覚えている方は少ないと思います、名前は言えませんが俺は今、KEELにいます、近々防風鈴に一人で行きます、そこでゲームをしましょう、ゲームは簡単、俺は梅宮一に一撃入れに行く、だから梅宮一の護衛をし乍、桜遥が俺に一撃入れられたら防風鈴の勝ち、もし俺が先に梅宮一に一撃入れることができれば俺の勝ち、めし俺が負けたらKEELから抜けることを誓うよ
KEELの一人」
楡井》だそうです!
梅宮》成程…ちょっとその紙見せてくれるか?
楡井》どうぞ!(紙を梅宮に渡し
梅宮》…この字どっかで…
梶》…黒須
桜》あ?
梶》…この字は黒須の物だつってんだ
梅宮》ッ…!
楡井》黒須って確か…
柊》柳黒須、御前達(楡蘇桜)が防風鈴に入ってくると同時に急にここ、防風鈴を何も言わずに去った梅宮の親友だ
蘇枋》梅宮さんの…
楡井》親友…
桜》ってことはその柳黒須ってヤツをぶっ飛ばせば良いんだな?
梅宮》…(柳が、俺を…?)
柊》兎に角、いつ来るかわからない柳黒須を梅宮に近付けさせるな、見つけ次第桜に報告だ
梅宮以外》はい/おう!
柊》解散!
こうして集会は終わり、午後4時半、下校時刻、桜達は町中を歩いていた
楡井》にしても柳黒須さんって元々ここの人だったんだ…それに梅宮さんの親友…
蘇枋》会ったことあるの?
楡井》いえ、道に迷ってた時に助けてもらった記憶があるので…
蘇枋》なるほどね~
桜》…
楡井》どうかしたんですか?桜さん
桜》否、嫌な予感がするだけだ
蘇枋》…一度引き返して学校に戻る?
桜》…俺が行ってくる(走
楡井》ちょ、桜さん!
そう言い残し桜は学校へ引き返した