【竜蘭】
☆この話は番外編です。
蘭の記憶が無くなった体の話です。
本編見てない方はそちらをご覧になってからの閲覧をおすすめします。
*蘭嫌われネタです
*梵天軸
*みんなで住んでる(た)
・病み
・リスカ
・キャラ崩壊
・捏造しかない
・誤字脱字
・自己満
なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
冒頭部分は11話を少しいじっただけです。
蘭「はよーございまーす」
全員「?!」
竜胆「兄ちゃん!」
三途「蘭…!?」
三途(会議無くなったつったのに…!)
蘭「…」
竜胆「兄ちゃん…?」
蘭「は?…誰?」
竜胆「え?」
ココ「は…?」
三途「?!」
竜胆「に、兄ちゃん…?冗談、だよね…?」
蘭「俺弟いねぇんだけど?」
三途「なんで蘭の記憶が…?!」
ココ「お前竜胆に飲ませたんじゃねぇのか…?」
三途「ちゃんと竜胆に飲ませたはず…!!」
ココ「じゃあなんで…?」
竜胆「…今のどういうこと…?」
マイ「…すまない竜胆、本当は竜胆に蘭の記憶を無くす薬を飲ませるはずだったんだ…」
竜胆「…」
蘭「お、おい…」
竜胆「ダダダダッ!!」
蘭「は、おい…」
三途「竜胆!」
ココ「ッ…」
蘭「え…アイツ俺の何な訳…?」
三途「お前俺らの記憶はあんのか?」
蘭「え?うん。」
マイ「あの薬…本人にとって1番大切な人の記憶だけ無くなるやつだから…」
ココ「だから竜胆の記憶だけ…」
蘭「なんかよく分かんないけど…アイツって俺にとって大切だったの?」
ココ「あぁ…」
蘭「へー…」
ダダダダッ
ココ「ちょ、蘭!?」
蘭(何が何だか知らねぇけど…ちょっと気になる…なんなんだアイツ…)
蘭(逃げ足速ェな…)
蘭(あ、いた!)
竜胆「グスッ…ヒック…」
蘭(あーガン泣きしてら…)
蘭(名前…竜胆だっけ?確か兄ちゃんって呼んでたよな…)
蘭「おい、」
竜胆「グスッ…にいちゃ…?」
蘭「あー…大丈夫?」
竜胆「…ほんとに…覚えてないの…?」
蘭「悪ぃけど何も」
竜胆「グスッ…そっか…ポロポロ」
蘭「…俺とお前って…兄弟だったの?」
竜胆「ぅん…」
蘭「兄弟かー。」
竜胆「なんで、ここ、分かったの…?」
蘭「なんとなく…?」
竜胆「やっぱ兄ちゃんだ…へへっ」
蘭「はぁ…?ま、よく分かんねぇけど記憶戻るって言ってたし大丈夫だろ。そんな気にすんなよ…な?」
竜胆「ん…ふふっ」
蘭「あ?何笑ってんだ」
竜胆「やっぱり兄ちゃんだなーって!」
蘭「はぁ…?」
竜胆「好きだよ。」
蘭「…え?」
竜胆「反応かわいー♡」
蘭(兄弟として、だよな…距離感わかんねぇ…)
蘭「ま、まぁ今の俺はお前と兄弟って知らねぇ訳だし…悩みとかあれば今のうち話しとけば?」
竜胆「…」
竜胆「じゃあ…お言葉に甘えて」
蘭「へー…俺そんなんだったんだ。」
竜胆「…ごめんね、兄ちゃん…っポロポロ」
蘭「え、ちょ…大丈夫…?」
竜胆「ごめんね…ごめん…」
蘭「俺はよくわかんないけどさぁ…お前はそれだけ”兄ちゃん”の事心配して”兄ちゃん”の為に頑張ったんだろ?なら良いじゃん」
竜胆「え…、?」
蘭「お前が落ち込む必要無いってこと。”兄ちゃん”がまた腕切っても死のうとしても、それを止められるのはお前だけだよ。」
竜胆「でもそれも全部俺のせいだから…止めたって兄ちゃんは傷付いたままだよ…」
蘭「そうかもなぁ…じゃあ”兄ちゃん”が傷付いた分、お前がいっぱい好きを伝えてやればいいんじゃない?」
竜胆「そんなんで…」
蘭「そんなんでいいの。難しく考えんなよ。”兄ちゃん”はお前が大好きだからそれだけ傷付いたんだろ?ならその傷塞ぐ言葉いっぱいかけてやりゃいいんだよ。」
竜胆「うん…ッわかった…ポロポロ」
蘭「ほら、もう泣きやめー?頭痛くなんぞ」
竜胆「ぅん…ッ」
蘭「ヨシヨシ…」
竜胆「ウトウト…」
蘭「寝てていーよ」
竜胆「ぅ…」
蘭「…寝んのはや笑」
蘭「…弟、か。いいなぁ…俺。愛されてんじゃん…」
蘭「それでよくリスカなんてできたな…」
蘭「うわぁ…ひでぇ腕…やっぱ俺の記憶がなくなってんのか…」
蘭「…ちょっとだけ、」
ツー
蘭「…」
ツー、ザシュッ
蘭「あ〜あ…まぁ元から傷多かったしバレないっしょ」
三途「いた!蘭…」
蘭「あ、春ちゃんどーしたの?」
三途「お前…記憶ないんじゃねぇのかよ?!」
蘭「え、無いよ?どしたの?」
三途「ンでまた切ってんだよ…!」
蘭「…なんか良いなって思って」
三途「何がだよ…」
蘭「”兄ちゃん”は愛されてんの。なのに俺は誰もいない。」
三途「兄ちゃん…?」
蘭「そんな顔すんなって!笑そこまで気にしちゃいねぇよ」
三途「…記憶がなくなっても癖は変わんねぇもんだな」
蘭「え?」
三途「大丈夫だよ。記憶がねぇお前の事も竜胆は変わらず好きでいるんだろうからな。」
蘭「なにそれ…俺はアイツの知ってる”蘭”じゃねぇんだろ…」
三途「それでも好きなんだろ。それがアイツだよ。アイツが好きなのは灰谷蘭だ。記憶があろうとなかろうとな。」
蘭「…そっか。俺は幸せ者だね、」
(3日後)
竜胆「兄ちゃん、朝ご飯だよー」
蘭「竜胆おはよ〜♡」
竜胆「え…兄ちゃん…、?」
蘭「ん〜?兄ちゃんだよ?♡」
竜胆「記憶…戻ったの…?」
蘭「え?うん?」
竜胆「にいちゃぁぁん!!」
蘭「うおっ…なになに〜?朝から元気だね〜♡」
三途「何の騒ぎだうっせぇ…蘭!?」
蘭「おは〜♡」
ココ「お前記憶戻ったのか…?!」
蘭「記憶…あー!…うん?」
竜胆「グスッ…にいちゃっポロポロ」
蘭「泣かないの〜!可愛い♡」
竜胆「ぅ…だって…ポロポロ」
三途「はぁ…よかった…」
蘭「???」
三途「蘭は後で俺んとこ来い」
蘭「え、だる…」
三途「来いよ?」
蘭「はいはい。」
ココ「なぁ朝飯冷めちまうんだけど…え…」
蘭「ココちゃんおは〜♡」
三途「あー悪ぃ。すぐ行く」
ココ「蘭…記憶…」
三途「戻ったっぽいぞ」
ココ「よか”った”…」
蘭「え、うそ。ココちゃんも泣く感じ?」
ココ「泣かねぇし…」
蘭「あはっ、みんなかわいー♡」
竜胆「むーっ…可愛いのは俺だけだもん…」
蘭「は…好き…」
三途「とっとと飯にすんぞー」
全員「はーい」
三途「…という訳で、お前は記憶が無くなったんだが…」
蘭「へ、へ〜…なんか深刻だったんだね…」
三途「お前竜胆のこと以外もなんか色々忘れてねぇか?」
蘭「ん〜…まず三途が話した俺が全員に嫌われた〜っていう話は全然知らない」
三途「は…」
蘭「それに俺が竜胆の記憶なくなったって言うことも知らない。」
三途「どういうことだ…」
マイ「なんか…蘭にとって辛かった記憶も一緒に無くなってるね…」
蘭「そうみたいっすね…よくわかんないけど」
三途「てかマイキーいつの間に?!」
マイ「今さっき」
蘭「まぁ別にいいんじゃない?今は竜胆の事もちゃーんと覚えてるし♡」
三途「お前がいいなら良いけどよ…」
蘭「ってことで俺戻っていい?」
マイ「あぁ…」
蘭「じゃ、失礼しまーす」
竜胆「兄ちゃんっ!♡」
蘭「ん〜?なぁに?」
竜胆「駅前のパフェ食い行こ!!」
蘭「い〜ね〜♡」
おしまい!
リクエストあったので書いてみたんですけど…なんか下手になった気がする…
こんなので良ければ🙇♂️
またね〜
コメント
21件
ものすごく泣きました。もう一生分の涙出たんじゃないんですかってほど
何かいいね2000にしよーと思って連打してて間違えてコメントのところ押してしまったら、全部いいね消えた🥺
最後の灰谷兄弟の会話可愛い、、、パフェ食べに行くのね、行ってらっしゃいー←何言ってんだろこの人