テラーノベル
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⚠(片想い)
茜?→←←←♡輝
「 んん…、” 」
『 …あ~、よしゞ。 』(頭撫
( 遡ること約10分前 )
ガチャッ
「 …かいちょ、 」
『 あぁ遅かったね蒼井…ってどうしたの…!? 』
蒼井が生徒会室に来たのは放課後になってから、30分程過ぎた頃だった。
メールで予め遅くなる、と言う連絡が来て、僕も一応了承していた為、怒ろうとはしてなかったが理由だけは聞こうと、後ろを振り向いたら随分やつれて、不機嫌そうな蒼井の姿があった。
「 もぉーほんとに嫌です、っ 」(泣)
『 何何本当にどうしたの、?? 』(焦)
「 会長ぉ〜聞いてくださいよぉ、… 」(泣)
『 聞くのは 別にいいけど、取り敢えず先にソファ座りなよ。… 』
それから、珍しくグズゞしてる蒼井を何とかソファに座らせ、僕も隣に座り、そのまま話を聞いた。
涙声と妙にイラゞしている様な投げやり口調で殆ど聞き取れなかったが、要約すると、
赤根彡に今日はいつも以上に告白&近寄る輩が多くて、普段通り自分が対処していたが、いつもの事何だけど好きな人に近寄る輩の多さのイラゞと、妬みが遂に限界を迎えてこうなった、らしい。
確かにただの男子高校生なら、好きな人がどこの誰か知らないやつにチヤホヤされてたらそりゃこうはなるだろうけど…蒼井はきっとそう言うの慣れてるから、勝手にこうはならないと思ってた、蒼井にも意外と限界があるんだな…まぁ蒼井だって人間だしそりゃあるか。
「 本当に、何でこうもうまくいかないんでしょうかね、、”…〜。 」(泣)
『 あ~、うん、…大変だったね。 』
ここ1年近くは関わっているけど、蒼井のこんな姿は見たことない。
だからこそ、興味もあるけどそれ以上にどう相手をすれば良いのかと困り事もある。
えっと、光や姫がこうなったとき、どうしてたっけな…あ確か。
「 …んぇ、”?? 」( 困惑,泣 )
意外と反応イマイチだな、…
僕は兄弟が拗ねた時等の時の慰めに頭撫でていた事を思い出し、そっと蒼井の頭にも手を置いてみたが、蒼井は困惑の顔をするだけで、思っていた反応を見せなかった。
…試しに一回撫でてみようかな?
よしゞ
「 …???、あの、何ですか…”? 」
僕がそのまま手を左右に動かし、撫でてみるけど更に蒼井が困惑するだけだった。
んー、僕この他にやり方分かんないんだけど…
って言うか蒼井の髪の毛ふわゞだな〜。
一度手を広げて、束なってる髪の毛に指を通して見るがすぐにサラッと音をたてながら指と指の間から抜け落ちる。
僕は何故かそれに完全に魅力されて、無意識に頭撫でては、先程の動作をするを繰り返していた。
「 かいちょ、〜? 」
『 …ぁ、 』
蒼井に声を掛けられて現実に引き戻される。今僕どれぐらいしてたんだろ、
僕がそのまま手を頭から離し、改めてソファに座り直す。
「 …、えっと、今の何だったんですか、?? 」
『 嫌、大丈夫気にしないで。 』
「 嫌々 流石に気になるんですが? 」
蒼井の顔を見ると、既に涙は枯れていて、その代わり頬と目元が少し紅くなっていた。
『 まぁー、頭撫でてただけだよ? 』
「 ……ぇなんで突然? 」
『 何か兄弟がさっきの蒼井みたいに、拗ねた時とかさ、よくあぁやって頭撫でたら泣き止むから、 』
「 僕子供じゃないんですけど… 」
『 ちょっとそれ以外は 思い付かなくてさ… 』
「 …まぁ、でも、 」
「 悪くない気分ではありましたよ。 」
『 …え? 』
「 …… やっぱり今の無しで 」
『 ふーん、… 』( にまゞ )
「 何ですか… 、 」
『 そんなに気に入ったならもう一回やってあげようかなって思ってね 』( 笑 )
「 遠慮しときます。 」
この後、蒼井はいじられにいじられまくり、その後、 とっても甘やかされたのはまた別のお話。
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