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「翔陽風呂入りに行こ」
「…俺は後で入る」
「そっか」
「じゃあまたね」
「研磨もしかして悲しい?」
「うわ。クロ」
「うわとか言うな!」
「で、どうなの?」
「少し悲しいかも…」
「そう」
「まぁチビちゃんにはチビちゃんなりの何かがあるんだろうね」
「うん。だからそっとしておく」
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…ふーん
研磨はそう考えてるんだ
…本当は気にして欲しいな
なんて言ってしまったら俺が俺じゃなくなるか。
自分を否定したら
俺の存在する価値がなくなってしまうし。
はぁ…風呂入ろ。
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お風呂場。
シーン
「…誰も居ない…よね?」
はぁ…
この傷どうしよ。
最終日まで隠さないと?
でもみんなが知っているあの明るい
“日向”の時では
難しいし…
じゃあ合宿中は隠すためにも続けるか。
「日向遅いな…」
「のぼせてるんじゃないの?」
「ツッキー怖いこと言わないで!」
「はぁ…見に行くか」
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ガチャ
え…
待って嘘でしょ
「日向生きてるー?」