TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

妹の恋愛ゲームに憑依転生してから5年が経った…

俺はメイデン・ジン・ノックスという

ただの脇役キャラだったなのに…


「メイデン!」

〜皇太子〜

ー男主人公ー

カエル・ルードヴィヒ

「育てた花がキレイに咲いたので」

「持ってきました」


〜騎士団長〜

ーサブキャラ1ー

セトリック・ヒューズ

「魔法石を集めていると伺ったので」

「用意しました」


「バカばかりだな」

「全員消えろ」


「メイデンは俺のものだ」

〜公爵〜

ーサブキャラ2ー

カルセン・ドウィン・ロウ


「「頼むから全員消えてくれ…」」


肝心のヒロインはというと…


「ロージーさま〜」

「こちらも食べてみてください!」

「お口に合いますか?」

〜 伯爵家の令嬢〜

ー女主人公ー

ユリエル・フローラ


〜侯爵家の令嬢〜

ー悪女ー

ロージー・グレース


悪女とイチャついている


どうして


状況が


こんなにもこじれて

しまったのか





「ジナ!!」


「いつまで部屋にこもってるんだ!」


バン

「もう何日も!」

「俺に皿洗いと洗濯までさせといて!」

「いい加減にしろよ!?」


「人の話聞いてんのか!?」


トンッ


「ん?」


「なんだこれ?」

「萌え…ライ?」


「変わったタイトルだな」


{ひぎゃぁぁぁぁぁ!!}


ビクッ


{ついにキター!}

{皇太子イベント!!}




[ユリエル、

今日は私と一緒に

過ごしませんか?]



{美しすぎるぅぅぅ!!

まじ愛してるぅぅ!!

尊いぃぃぃぃぃぃ!!

キャァァァァァァァァ!!}

{いゃぁぁぁぁ!!

無理無理無理無理!!

やばいやばいやばい!!

生きててよかったぁぁ!!

うれしすぎて死にそう!!}






「ついに俺の妹が狂ってしまった」

ギロッ

「なっ…なんだよ?」


{いやなんか}

{よく見るとこれに出てくるキャラクターに}

{少し似てる気がして}


{もちろん性格の悪さとクズな思考もね〜}


ズカーン

「お前ってやつは…!」

「ゴチャゴチャ言ってないで早く」

「早く皿洗いしてこい!!」


{ギャァァ!}

{分かった!}

{分かったから手ぇ離してよ!!}






{ついでに溜まった洗濯物も}

{やっちゃおっかな!}


{フフッ…よし!}

{カエル様をお迎えする準備もしないとだし}


{では私は失礼するよ}

{カエル様〜待っててくださいねぇ〜!}

{ウフフフッ‪💗}


「はぁ…イライラする」

「マジであいつはどうすればいいんだ?」


ピコン


「ん?」

「あれ…電源も落とさずに行ったのか?」

「まったく…セーブもしないで」


このゲームには

自動セーブシステムが

搭載されていませんので

ご注意ください。

ゲームが初期化される

恐れがあるため

必ずセーブを行ってください。


「つくづく困ったヤツだ…」

「これでデータが飛んだりしたら」

「関係ない俺にあたり散らかすんだろうな…」


「お前はいい兄を持って幸せだよな〜」

「こんなに優しい兄なんてなかなかいないぞ?」





[ユリエル]


(カエルさま)


HAPPYENDING


「なんだよこれ…」

「「思ったよりおもしろいんだが?」」


「気づいたらいつの間にかエンディングまで」

「終わらせてしまった…」


ピロン


最後までプレイしていただき

ありがとうございました。


最初からスタートするには

メイン画面に戻り

Aボタンを長押ししてください。



「そうだ!」

「最初からやり直してさっきのところまで」

「進めればいいじゃん!」

「やっぱ俺って天才かもな〜?」

「あいつが戻ってくる前に」

「さっさと進めちゃおう」

{へぇ〜?}


「うわぁぁぁぁぁぁ!!」


「ジ…ジナ!」

「違うんだ!これはそのぉ…」


「まずは話し合いを…?」

{お黙り}

{あんたは触れてはいけないものに}

{手を出したのよ}

{覚悟は出来てるんでしょうねぇ?}

{ジンス}

{天誅ぅぅぅ!!}


ドゴォォッ


「この時からだったかな?」


「俺の人生が」


「狂い始めたのは」


Aボタン カチッ


与えられた運命に従うのか

その運命に逆らうのか


定められた運命に

思いを巡らせ

あなたもその運命の

小さな一部分である

ことを忘れないでください。


『始まりは』

「ぁ…」

「うぅ……ぁっ」






「うぅっ頭が…」


「なんだ…?俺   気絶してたのか?」


「ったく…マジであいつヤバいやつだな」

「ちょっとゲームしただけでいきなり蹴るか!?」

「覚えとけよ…」


「絶対にただじゃおかな…」


「…い」



「え?」


「…えぇぇ!?」


「一体どうなってるんだ〜!?」









To Be Continued…

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚