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『』台詞 「」小声 ()心情表現
御本人様方とは御関係御座いません。
翠百 .
____
百 .
勉強 が ひと段落 して 、背伸び を する 。
百『 そういや すち 。 』
_( 酷いこと しちゃった からな ~ 。 )
百『 … 謝り に 行こ 。 』
そういえば 、俺 は すち の 部屋 に 入ったこと が ない 。
暗黙の了解 と 言う の だろうか 。
すち は さりげなく 俺 を すち の 部屋 から 遠ざけようとしている 。
( こんこんこん 、っ
百『 すち ~ ?居る ~ ? 』
ノック を した が 返事 が ない 。
入っていいのだろうか 、
俺 は ドアノブ に 手 を かけ 、ゆっくり と 捻る
翠『 待って ッ !! 』
後ろ から 大きな声 が した 。
片方 の 肩 が 掴まれて 、ドアノブ を 完全 に 捻りかけていた 手 を 後ろ から 強く握られた 。
俺 は 顔 だけを 後ろ を 振り返った 。
すち だった 。
翠『 は ゛~ 、っ は 、~ … 。゛ 』
息 も 絶え絶えで 、ほぼ 壁ドン みたいな 体勢 を 取ってきた 。
強制的 に 身体全体 を すち の 方 へ 向かされ 、
すち は 両肩 を 凄い力 で 掴んできた 。
翠『 入らないで 、ッ … 』
百「 っ でも 、 」
翠『 入っちゃ駄目 ッ ッ “ !! 』
今 まで 聞いたこと の ない すち の 怒声 。
顔 は 俯いていて 見えないが 、声色 が 普段 と 違い 、憤怒 の 感情 へ 変わっている 。
理解 が 出来なかった 、疑問 が 浮かんだ 。
何故 入ってはいけないのか 、中 に 何 が あるというのか 。
翠『 やめて 、… ッ らんらん っ … 。 』
翠「 お願い … 、ッ だから … 。 」
すち は 抱き締めてきた 。
顔 は 、見えなかった 。
でも 、涙ぐんでいる音 が 微か に 聞こえた 。
百( なんで すち は 、こんな に 俺 から 部屋 を 遠ざける ? )
百( 俺 は 、何 か すち に したの だろうか 。 )
わからなくて 、ただ 俺 も 抱き締め返すこと しか 出来なかった 。
俺 は いつも 、
何 も できない 。
_
意識 が 朦朧 と する 。
目 の 前 に すち が 居る 。
百『 すち ? 』
翠『 起きたんだ 、らんらん 。 』
頬 を すりすり と 擦り合わせてくる 。
柔らかくて 気持ち が いい 。
翠『 大丈夫 ? 魘されてたよ 。 』
すち は 俺 の 額 に 接吻 を 落とし 、
俺 を 抱き締めてベッドに倒れ込んだ 。
百『 近い 。 』
翠『 俺 は いつもでしょ 。( 笑 』
_『 … らんらん 、あったか ぃ ? 』
百『 あったか ぃ … 、安心する 。 』
翠『 そう ? よかったよ 。 』
すち の 睫毛 、長いな 。
漆黒 で 少し薄い 、不規則 だけれど きちんと 整っている 。
誰もが羨む程 の 美貌 、か 。
百『 ん ” ぉ っ ?! “ 』
翠『 らんらん 見過ぎ 。 』
顎 を 強く掴まれて 頬 を 人差し指 で とんとん と 叩かれる 。
額 を 合わせて 、目 を 半強制的 に 合わせられる
翠『 綺麗だよ 、らんらん 。 』
俺 より 何百倍 も 美しく綺麗 な 奴 が なに を 言っているんだか 。
髪 の 一本一本 、艶やかな肌 、誰でも 目 を 惹く ような 赤く凛 と した 瞳 。
その全て が 他人 を 誘惑するというのに 。
翠『 お互い 18歳 に なったら 結婚しよう 』
翠『 不安 に なんてさせないから 、これ以上 、させたくないから 。 』
百( こんな 俺 を 容易い奴 というのだろうか )
百( 仕方ないじゃん 。 )
俺 は 単純なんだから 。
いつもこうして また すち の 勢い に 呑まれる 。
身体 を 絡める夜 も 優しく撫でてくれる朝 も 、
全て の 行動 に 心 が 高揚 する 。
____
翠 .
カーテン越し に 朝日 が さす 。
いつも通り の 時間 に 起きて 、隣 に 居る 彼女 の 唇 に 軽い接吻 を して ベッド から 起きる 。
翠『 冷房寒いな ぁ … 。 』
_『 でも 付けないとやってる時 暑いし 。 』
そんな言葉 を 発しながら 制服 を 着る 。
眠りながら寒がっている 彼女 に 掛け布団 を 首 まで 被せる 。
口角 が 緩んだ 彼女 の 額 に いつも の ように 接吻 を する 。
翠『 ご飯作ってくるからね 。( 撫 』
顔 が 少し熱い 、安心して 静か に 眠っている彼女 を 見て 俺 も 口角 が 緩んでしまう 。
そして 扉 の ドアノブ に 手 を 掛け 、廊下 に 足 を 運ぶ 。
翠( 今日 の 朝ご飯 と お弁当 、どうしよっかな ~ 。 )
_「 ふふ っ 。( 笑 」
翠( らんらん 喜ぶかな 。 )
_
百『 おはよ ぉ … 。 』
翠『 おはよ 、らん r __ 、ぁ – ! 』
_『 らんらん また 裸 で 降りて来ちゃったの ? 駄目だよ ちゃんと 着なきゃ 。 』
翠( 前 勃っちゃった から 嫌なんだよね 。 )
_( 朝 から 自慰 は もうしたくない … 。 )
百『 朝勃ち しても 俺 が 処理してきたじゃん 、いいよ別 に ぃ … 。 』
翠『 駄目 ! 子供 出来た時 お母さん が そんな姿 で 降りてきたら 嫌でしょ 。 』
百『 子供 出来る前提じゃ ~ ん … 。 』
呆れて声 に ならないという様子 だが 俺 は それでもいいと思っている 。
こんなこと言うくせ に 抱き締めたら簡単 に 身体 を 許してくれちゃうらんらん 。
素直じゃないね 。
翠『 服着よっか 、らんらん 。 』
百「 ん ~ … 。 」
姿見 の 前 に 立って 、うとうと している らんらん に 服 を 着せる 。
机 に 置いてある らんらん の ピアス を 見て 、付けてあげようかと思った 。
俺達 が 通ってる 学校 は 名門 が 故 に 校則 が 緩い 。
だから 俺 は ピアス を 付けていても注意されない 。
翠『 らんらん 、帰って来たら これ付けてみる ? 』
百『 いいの ? 俺 が ピアス付けるの嫌がってたじゃん 。 』
翠『 いいよ 、似合いそうだし 。 』
_『 でも 一人 の 時 は あけないでね 。 』
翠『 血 出ちゃうこと も あるから 。 』
百『 ぇ 、痛いの !? 』
翠『 ここ は そんな に … 。( 苦笑 』
_『 俺 が 2個 開けてるとこ 軟骨 なんだけど すっごく 痛いんだよね ~ 。 』
百『 大丈夫 なん ? 』
翠『 うん 、もう慣れたし 。( 笑 』
百『 それは よかった 。 』
翠『 帰って来たらつけよっか ? 』
百『 ん!( 頷 』
大きく 頭 を 振る らんらん 、俺 は 今 その姿 を とても愛おしそう に 見ているんだろう と 易々 と 想像 が できた 。
ふと 壁掛け時計 を 視界 に 入れる と 既 に 七時三十分 を 周っているところだった 。
翠『 そろそろ 行こっか 。 』
百『 うわ 今日 雨じゃん 。 』
翠『 傘 は 一個 で 足りるね 。( 微笑 』
百『 なにいってんだおまえ 。 』
_
翠『 ほら 身体 寄せて ? 濡れるよ ? 』
百『 近い近い近い近い近い 。 』
外 は 予想以上 に 雨 が 降っていた 。
傘 は 俺 が 持っている状態 なのだが 、らんらん は 何故 か 俺 から 距離 を 取りたい様子 。
別 に いつも の ことなんだけどな 。
百『 さっき すち 濡れてたじゃん 、俺 風邪 引くわ 。 』
翠『 もし 引くんなら それ 俺 じゃない ? 』
百『 それもそうなんだけどさ 。 』
らんらん の 顔 が 紅潮している 。
体温 も 上がっている 、でも 熱 って 訳 では なさそうなんだよな 。
翠『 らんらん 、ちょっと 。 』
らんらん を 呼び止め 、近く に あった 公園 の 屋根 が 付いている場所 の ベンチ に らんらん を 座らせた 。
因み に 俺 は 濡れている といっても 肩 が 少しだけだったから 風邪 なんて 引く訳 も ない 。
翠『 ちょっと失礼 。 』
そう言いながら 俺 は らんらん の 制服 の ボタン を 胸辺りまで 開けていく 。
制止する らんらん の 声 も 聞かず 髪 を 耳 に かけ 、らんらん の 心臓部 に 押し付けた 。
百『 は ッ 、゛!? / 』
そう言葉 を 発する らんらん の 心臓 は 異常 な 程 に ドクンドクン と 波打っていた 。
さっき から 気 に なっていた 、腕 を 組んでいた から ずっと 俺 の 腕 が らんらん の 身体 に 当たっていた 。
その時 から 異常 な 程 の 鼓動 は 感じていた 。
翠『 さっき から ずっと こうだけど 、 』
翠『 緊張 、してるの ? 』
桜色 の 瞳 を じぃ − っと 見つめてみる と パッと らんらん は そっぽ を 向いてしまった 。
翠『 ありゃ 。 』
翠『 俺 悲しいな ぁ 。 』
翠『 はい か いいえ で 答えられるのに 。 』
翠『 ていうか 、な − んで らんらん が 不機嫌 に なるのかな ? 』
前のめり に なって らんらん に 近付く と 意外 にも らんらん は こちら を 向いてくれた 。
百『 … すち 、ほんと に わからんの ? 』
翠『 え ? うん 。 』
百『 … 首 ! 』
翠( 首 ? )
言われた通り に 首元 を 見ている と あること に 気が付いた 。
首元 には なに も なかった 。
翠『 らんらん 、煽ってる ?( 笑 』
その意味 が わかって 、こっち が もたなくなってしまう 。
そうして 俺 は らんらん の 白い肌 に 牙 を 突き付けた 。
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コメント
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ラブラブだ〜! 結局翠くんはなんで部屋に入らせてくれなかったんだろう( ー̀ωー́)
桜色の瞳ってめちゃ綺麗だよな絶対 。カラコンであんな綺麗なのに裸眼が桜色とか羨ましっすね 。
好きすぎて消滅しそう