〖異変〗
フィクションです
僕が君に嫌われたのはいつからだろう
ある日急に冷たくなって
僕と目も合わしてくれなくて
前はもっと大好きとか言ってくれたのに
今じゃあっそとかばかり
僕ってやっぱり必要ないのかな
水「飲み会行くんだけど着いてくる?」
「いふ君の事紹介したいんだッ!」
青「家に居る…紹介位俺が居なくてもやれ」
水「あ…うんッ…わかったッ」
スタスタスタッ
ガチャッ
バタンッ
水「はぁ…」
僕悪い事したのかな
黒「ほとけ全然飲んでへんやーんッ!」
水「あははッ…」
作り笑いが得意になったのはいつからだっけ
桃「俺の金だからって勧めないのッ!」
「別にいいけど……」
黒「ほら〜ないこもそういいよるんやけ飲めよー!」
水「……」
もう、いふ君から必要とされてないのかな
黒「……なんかあったん?」
水「あ、いやッ!何も無いです、!」
黒「ならええけど」
桃「何かあったら相談してよー?」
水「はい…」
数時間後
桃「またねッ!」
水「……」ニコッフリフリ
「……」
スタスタスタッ
水「ただいま〜」
シーン……
水「ッ……」
ガチャッ
青「……」
水「ねぇッ…いふ君ッ」
青「あ?」
水「いふ君って」
「僕の事嫌いなの?」
青「ッ!?」
「嫌いなんかじゃないでッ…?」
「ほとけの事大好きやしッ」
「その気持ちは付き合った時からッ」
水「黙ってッ”!」
青「ッ”!?」
水「嫌いなら嫌いって言ってよッ”!余計苦しくなるじゃんッ”!」
青「嫌いなんかじゃッ…」
水「じゃあなんであんなに冷たいのッ”!?」
青「それはッ」
水「もうッ嫌いなら別れようよッ」
青「ほとけッ…」ポロッ
水「ぁッ…」
青「ちゃんと自分の事見直すからッ!」ポロポロ
「やからッ…!」
話してもこうなるのッ?
泣かせるつもりなかったのに
水「ごめんッ…今の話…無しにして」
青「ッ…ほとけッ!」
ガチャッバタンッ!
水「……」
生きてる意味ってなんだろう
水「もう、わかんないやッ…w」ポロッ
僕の居場所は会社だけかなッ
〜次の飲み会〜
水「……」
青「なぁッ携帯忘れてるでッ」
水「……」
ブンッ
青「後ッ___」
ガチャッバタンッ
黒「ほとけの悩み聞くためにこの飲み会開いたんやでー?」
桃「それは言わない約束じゃんッ!」
「で、悩み聞かせてくれない?」
水「ッ……」
黒「ほら、簡単な事でもええからッ」
桃「気軽に___」
水「うるさいッ”!」
バシャンッ”!(酒
桃「ぉわッ…」
ポタポタッ
水「あ……ぁ…」
スッ…(財布を置く)
タッタッタッタッ!
桃「ぁッ!」
タッタッタッタッ!
馬鹿ッ馬鹿馬鹿馬鹿っ!
なんでッ最後の居場所までッ!
もういやだッ死にたいよッ
消えたいッ居なくなりたいッ
ストンッ(路地裏)
あ…れッ眠気がッ
バタッ
ピーンポーン
ガチャッ
青「はい…?」
桃「あ、ほとけ君の上司です」
「ほとけ君いますか?」
青「ほとけ…ですか?」
「まだ帰ってきてませんよ」
桃「えッ……?」
「あ…じゃあ帰ってきたら渡しておいてください」
青「わざわざありがとうございますッ」
桃「それではッ」
バタンッ
青「……ほとけッ…」
初めて見た、ほとけがあんなに苦しそうな顔をしているのを
ほとけが帰ってこないのも苦しそうな顔をするのも
青「俺のせいなんかなぁッ…」ポロッ
もっと優しくすればよかったなッ
なんて言ってほとけは許してくれるんかな
ほんま
青「彼氏失格やな」ポロポロ
水「……」
寒い、硬い 寝れない
水「……ズビッ」
あーあ何してるんだろ僕
トンッ(携帯
水「ッ…」ポロポロ
「会いたいよッ…」ポロポロ
翌日
青「……」
ほとけ…居らんのかッ
探し…行こうかな
これが彼氏として最低限できることや
ガチャッ
タッタッタッタッ!
青「ほとけ〜ッ…!」
「ちッ…」
携帯も繋がらんし
青「はぁッ…はぁッ…」
数時間後
もう夜中なんに
青「はぁッ”…はぁッ”…」ポロッ
あ…れッ
なんで涙がッ
ゴシゴシッ
擦っても擦っても止まらんッ
なんでやッ
俺はいつの間にか
足に涙が落ちるほど泣いていた
青「なんでッ”…」ポロポロ
こんな所で立ち止まっとったらあかんのにッ
探さんとッ
タッタッタッタッ!
ゴデッ
青「いッ”…」ポロポロ
手を見ると大きな傷があった
指にも怪我をしていた
もう嫌やッ…なんも上手くいかん
でも立たんとッ
探さんとッ…!
タッタッタッタッ!
またまた数時間後
もう10時ッ……?
あれから何度も転けて体はボロボロになっていた
顔、足、胸、腹、太もも、膝
全部怪我をしていた
ほとけも見つからんし
タッタッタッタッ!
キランッ
このキーホルダーッ
ほとけのやッ
元々ここにおったんかッ?
くそッ…
タッタッタッタッ!
行き止まりやけ違うかッ
不「ふははッ!」
ドンッ”!(鉄パイプ)
青「あ”ッ”!?」
何が起こ____
クラッ…
あれッ
頭ッ…まっしろにッ
ガクッ
バタッ
一方その頃
水「ッ……」
タッタッタッタッ!
<ほとけ〜ッ
いふ君が探してるッ?
やばいもう近いッ逃げないとッ
タッタッタッタッ!
ドンッ
水「ぁ…すみませッ…」
桃「見つけたッ…!」
「探したんだよッ…!?」
水「ぇッ…」
桃「まろからほとけが帰ってこないって連絡が来て手分けして探してたのッ…!」
黒「見つかったかッ!?」
桃「うん…今度はまろを見つけないと」
ギュッ(手)
桃「行こうッ!」
タッタッタッタッ!
黒「なぁッあっこで倒れとるのって」
水「ッ!?いふ君ッ!!」
タッタッタッタッ!
青「……」
水「凄い傷ッ」
黒「転けたんやろうなッ俺も1回転けたしな」
桃「手とかグロッ…」
水「ぜひ良ければ僕達の家来てくださいッ」
「ここからは近いです」
黒「わかった」
タッタッタッタッ!
ボフッ
水「何とか手当てできたッ…」
青「ん……?」パチッ
ムクリッ(起きる)
チラッ
青「ッ…!?ほとけッ!!」
ギュッ
青「いッ”…」
あ、俺こんなに怪我したんやなッ
ギュゥゥッ
青「良かったッ”…心配したんやけッ”!」ポロポロ
水「ごめんねッ」
青「ッ”…ひぐッ”…2人も急やったんに手伝ってくれてありがとうなッ”…!」ポロポロ
黒「別に俺らはぇぇでッ!」
桃「俺もッ”…」ポロポロ
黒「なんでないこも泣くんッ!」
青「ふははッw」
「ッ”!?」
ドクンッ
桃「まろッ!?」
青「ぅ”…あ”ッ”」
水「いふ君ッ”…!」
青「ぃ”ッ”…ぅ”ッ”」ポロッ
黒「痛いッ?どこがッ」
青「がひゅッ”…ぃ”だッ”なッ”」ポロポロ
水「大丈夫ッ…」
青「ぁ”ぐッ”…だッ”…ぅ”だずげッ”…」
「ぃ”ぎッ”…でぎな”ッ”」
桃「ぁ…えッ……」
青「ぁ”…う”ッ”な”…ごッ”でッ”に”ぎッ”…」
桃「ッ”…」
ギュッ
桃「落ち着いてッ…」
青「ぁ”ッ”…」
バタッ…
パチッ
あ、また迷惑かけちゃったな
青「……ほとけごめんッ」
水「えッ?」
青「本当はほとけの方が辛いはずなんに俺ばっかり助けて貰って」
ギュッ
水「大丈夫だよッ…僕もいっぱいいふ君に助けられたからそのお返しッ」
青「ッ”…ぁ…」ポロッ
水「いふ君ッ僕気づいたんだ!頑張れなんて言葉より頑張ったねと褒めてあげようって!」
青「ッ!!」ポロポロ
俺はその時言葉に初めて感動した
青「ありがとうッ」ポロポロ
水「……」ニコッ
青「ほーとけッ!」
ギュッ
水「ぉわッ!!っていふ君かーッw」
青「んへへッびっくりしたッ?」
水「結構びっくりしたかもッ!」
青「よっしゃッあほとけに勝ったッ!」
水「はぁ”~~ッ”!?久しぶりにデレてきたって思ったら何その態度ッ!」
青「残念でしたーッw!べろべろばーッw!」
あれから数ヶ月経っていふ君も元気になりました
いふ君はいっつもはこんな感じだけど
水「ひッ…やめてくださいッ!」
モ「いーからさー♡」
ガシッ
青「おい…てめぇ俺の彼女に何しやがった」
モ「ひッ」
「すみませんでしたー!」
タッタッタッタッ!
青「大丈夫かッ?」
水「うんッ…///」
青「んはッw!照れてやんのーw!」
水「なッ”!」
青「まだまだピュアなほとけ君には早かったかな〜w」
水「ッ”…」イラッ
ボコッ
青「ぃたッ!」
「そんな本気で叩かんでも」
水「ざーこッw!」
タッタッタッタッ!
青「あぁッ”!?」
タッタッタッタッ!
守ってくれる時はちゃんと守ってくれる
僕の自慢の彼氏です!
黒「ん〜ッ」
青「どうしたん?」
黒「いやここに入る言葉が思いつかんくて」
青「Let’s go~頑張れなんて言葉より~頑張ったねと褒めてあげよう~♪」
黒「その言葉ええやんッ!」
「貰うで〜」
カキカキッ
青「……w」ニコッ
ほんまにほとけは
俺の自慢の彼女兼相棒やな
頑張りました😭
コメント
3件
人生謳歌入ってきてめっちゃ感動しました!一気読みしたんですけど、全部神作で面白かったです!ありがとうございます!
(இдஇ`。) 喧嘩ダメ絶対❌青組あんなに仲悪いって言ってるけど絶対仲良いよね。まじこんな感じじゃん。冷たいしきらーいって言うくせになんかあったら絶対1番心配するのはお互いなんだろうなって💎くんの活休中に思った。青組でしかできない話だね〜