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えぶりでぃホストのリョーイチとハジメのBLとなります。
最近見始めたもので、キャラクターの解釈不一致があるかもしれません。
生ぬるい目で見ていただければ……🥺
リョーハジ
「……あの客と話してるとき、ずいぶん楽しそうだったな。」
営業終了後、ハジメが更衣室に入るより早く、リョーイチが腕を引いた。
「えっ、え? あ、あれは…営業ですから。」
「…営業のくせに、あんな嬉しそうな顔すんじゃねえよ。」
「え、と…ホストってそういうものなんじゃ……」
言い訳も最後まで言わせず、背中が壁に押し付けられた。
「…ちょっ」
照明の落ちた個室、鍵のかかったドア。
目の前のリョーイチは笑っていない。
「なあ…お前が客に笑うのも、触られるのも、気に食わねぇ。」
「……でも、ホストなんだから、そういうの、しょうがないじゃないですか。」
「だったら、そういう顔すんなよ。」
リョーイチの手がハジメの腰を強く掴んだ。
ビクリと身体が震えた瞬間、無理やり唇を塞がれる。
「んっ…!リョ、イチさん……!」
「黙れ。今は、俺だけのハジメだろ。」
強引に押し込まれる舌。
ぐちゅ…
逃がそうとした顎を握られて、口内の奥まで犯されるようにキスされる。
息もできないほど深く、執拗に。
「や、めっ……だれか来たら……」
「来ねぇよ。鍵かけた。つーか、来られたら来られたで、いいだろ?」
「や、だ……っ、やめ__」
スーツの上から撫でられる太もも。
ぞわりと背中を這うリョーイチの指。
震える身体を抱き締めながら、耳元に囁くように言う。
「ハジメ、お前は俺のモンだって、刻んでやるよ。」
「や……そんなの、いりません……」
服の隙間から肌に触れられた瞬間、 ハジメの口から熱く甘い息が漏れた。
「ひゃっ…ん、」
リョーイチの手慣れた手は、だんだんと下へ下がっていく。
「リョ、リョーイチさん…どこ触ろうとして……」
ハジメの質問に答えぬまま、ゴツく太い指がハジメのアナルに入っていく。
「っ、あ”ぁ…ん」
「安心しろよ、優しくするから。」
そんな吐息混じりの声だけが耳に残る。
ずぶっ、
くちゃぁ…
営業終了後の更衣室には、ハジメの喘ぎ声とリョーイチの囁き声だけが残った。
終わり!!!!