wnkg リクエスト作品
微流血表現あり(怪我の描写はありません)
ご本人様方とは全く関係ありません
ここから先は伏せ字なし
……足りない。
部屋の中で膝を抱えて座り込み、壁にもたれながらそんな事を考える。
赤城が足りない。全く足りない。最近の自分はそればっかりだ。
構ってくれない、シてくれない。
……愛して、くれない。
でも、多分赤城はそんなこと思ってない。何ならいつも通り優しい。
ただ僕がわがままになっただけ。
「あーあ、僕何してんのやろ」
小さく呟き天井を見上げる。
今も赤城はOriensの奴らと飲み会。
…今日くらい、襲ってくれたりしやんかな。
ふと頭をよぎった。最近シていないし赤城も溜まってるんじゃないか。
「一応慣らす、か……」
まぁ期待しても無駄だろうが。
少しでも気持ちよくなりたい。どうせ何も無いだろうから、せめて。
とはいえ、自分で慣らすだけじゃそこまで気持ちよくはなれない。
「……あ、そういえば」
重い腰を上げ、部屋の端にある棚の一番下の段の引き出しを開ける。
そこには、この前赤城が構ってくれないために買った、でも怖くて全く使えていない大量の玩具が入っていた。
今までは赤城がおるし、とか理由を付けて使っていなかったけど…もうええやろ。
全て出して机に並べてみると思ったよりもいっぱいあった。
ローターにディルドに……これは、尿道プラグ、か?
ここまであるとは思わず過去の自分に少し引いてしまう。
「何をどう使えばいいんか全く分からんな…とりあえずこれ、か?」
不慣れすぎる僕が手に取ったのは太くて大きいディルド。
…赤城のアレに少し似てる、とか思ってしまったのは気の所為ということにしておこう。
ズボンを下ろしてディルドをあてがう。そのままゆっくり挿入した。
ぐぷぐぷとナカへ飲み込んでいく。
「っふ……♡ゔ、はぁ…♡♡」
口から小さな息遣いが漏れる。
大きい。けど、やっぱりなにか足りない。
そして当たり前だけど冷たくて、赤城とは別物なんだということを再認識した。
「ん、ぅう…♡っも、っと……」
赤城じゃなかったとしても、でも気持ちよくなりたい。
その一心でディルドを掴み奥に押し込む。
「ぁ、ぐぅッ♡♡っひ、んん……♡」
さっきよりは気持ちいいけど、まだ。まだだ。
震える手でそれを前立腺に押し付ける。その瞬間、バチバチと快楽が押し寄せた。
「ぅぐ、ぁあ゛〜〜〜〜ッッッ♡♡イっ、んんぅぅ゛♡♡♡」
そのままイってしまい全身の力が抜ける。ディルドをゆっくりと引き抜いて床に倒れ込んだ。
天井を眺めながら余韻と眠気に身を任せて目を閉じる。
瞬間、扉の方からドサッと音が聞こえた。
恐る恐るその方向に顔を向けると、鞄を落として顔を真っ赤にしながら僕のことを凝視している赤城と目が合った。
「カ、ゲツ…?何してんの……?」
「っや、これは違くて…!その、なん、て、言うか…」
慌てて起き上がり必死に何か言おうと口を動かすが掠れた息しか出てこない。
そんな僕を見て赤城は何を思ったのか不敵な笑みを浮かべた。
「あは、可愛い恋人のために早めに飲み会切り上げて帰ってきたらこれかぁ〜…カゲツきゅーん、なんでこんなことしてたの〜?」
「え、っと……」
「んー?」
「……足りんかった、から…赤城が…」
ずっと思っていたとはいえ本人の前で口にするのはとてつもなく恥ずかしくて、極力目を逸らして答える。
赤城はそんな僕の頬を手のひらで優しく包み込み、自分の方を向かせた。目が合ってしまい顔が赤くなる。
「んふ、僕とシたいなーとか思いながらやってたんだ?」
「ぅ、なんや悪いか!?」
「別に悪くないよぉ、やっぱ僕の恋人可愛いな〜って思っただけ」
目を細めて恥ずかしげもなく言う彼を見て、かえってこっちが照れてしまう。
「ねぇカゲツきゅん、シてほしいんだよね?」
「っ、え?や、別に……」
「じゃあなんで1人でやってたの?……正直に言って」
「〜〜っ、……ぇ、っち、したい…」
「…よくできました」
顎を引き寄せられ、唇が合わさる。
あまりに突然のことで全く対応できない。少しでも空気を取り込もうとして口を開けてしまい、その隙間から舌が侵入する。
「ん、っふ♡ぅ、んぅ……♡♡♡」
舌が絡んで、優しく上顎をなぞられて腰が震える。なんとか動きを追おうとするが全く歯が立たなくて。
だんだんと息が苦しくなってくる。
全く力が出ない体に何とか鞭を打ち、赤城の胸板をぐっと押すと少し目を細めてから唇を離された。
「っは、はぁっ、長いわ…!!」
「そお?でもカゲツ気持ちよさそうだったよ〜?」
屈託のない笑顔で言う彼を見てまた顔が熱くなるのが分かる。
どう言い返せばいいか迷っていると、それより前に赤城が口を開いた。
「でさ〜、これ全部カゲツが用意したの?」
「え、あ……うん」
「……ふーん…」
突然無表情になり玩具を並べた机に近づく赤城。そのまま床に落ちていたディルドも机に置いて今度はローターを手に取り、僕の方を振り返りまたにっこりと笑った。
「僕、カゲツきゅんがこれ使ってるの見たいな〜!」
「……は?」
とんでもないことを言う赤城に思考が停止する。
「な、え…?そのローターを、ってこと?」
「うーん、それはもちろんだけど尿道プラグもあるでしょ?全部使ったところ見たいんだよね〜」
無理だ。そんなの無理に決まってる。
たとえ恋人だとはいえそんな恥ずかしい姿を見せるなんて嫌だし、絶対にやりたくない。
そう思って口を開き拒否しようとするが、その前に赤城と目が合った。
笑顔なのは変わらないが裏にとてつもない狂気を感じる。……断ったらどうなるか分からない、そう思わせるような顔つきをしていた。
「…わ、かった……やる」
「ほんとぉ!?偉いねカゲツきゅんは〜!」
目を細めてわしゃわしゃと僕の頭を撫でる赤城。何とかご機嫌は取れたようだ。
「じゃあ流石に辛いだろうから尿道プラグだけは僕が入れてあげるね〜」
「え、は?全部一気にやるん?」
てっきり一つずつ使っていくのだと思っていたのに。
「当たり前でしょ?ほら入れるよ?」
「っちょ、まっ……!!」
ずぷんっ、と嫌な音がしてお腹に物凄い圧迫感を感じる。
痛い。気持ちよさなんて全く感じない。
「ぁっ、が〜〜〜〜ッッ……い、だぃっ!」
「大丈夫、すぐ慣れるから…ほらローター挿れてみて?」
頭を撫で優しく言葉をかけながらも言っている内容は全く優しくない。
少しでも反抗の意思を示そうと睨んだが何も気にしていないようだ。
「ほら早く、ね?」
目を細めてそう言うと、尿道プラグを持ちそのままじゅぷじゅぷと上下に動かした。
その度に前立腺が強く擦られる。
「ぁ、おぁ゛っ!?♡♡♡やぇて゛、いけないから゛ぁっっ♡♡♡♡」
「じゃあ挿れられる?」
「ゎかった、から……♡♡」
息も絶え絶えに震える手でローターを持つ。そのままゆっくりとナカに挿れた。
「ふ、ぅう゛っ♡♡♡ん゛、ぁう…♡♡♡♡」
「1人でできて偉いねカゲツきゅん〜♡」
またよしよしと頭を撫でられる。
「ん、ぅん……」
「じゃあもう電源入れても大丈夫だね」
「っは?なん、そんなん無理に……あ゛っ!?♡♡♡」
僕の言葉を聞く間も無く、赤城はリモコンのボタンを押した。
その瞬間僕のナカに入っているローターが音を立てて振動する。
「ぅ、あ゛あぁあっっ♡♡♡♡やぇ゛てっ、やめて゛ぇ♡♡♡♡♡」
「え〜こんなに気持ちよさそうなのに?もうちょっと堪能したくない?」
すると赤城はまた尿道プラグを動かす。
ローターで奥が震え、プラグで前立腺を擦られる。
気持ちいい、いや、苦しい。
「ぁああ゛ッッッ!?♡♡♡♡♡いや゛、いけない゛っ♡♡♡♡」
「イけないね〜、でも気持ちいでしょ?」
「き゛もちくなんかっ、ない゛♡♡♡」
嘘。本当は色々と壊れてしまうほど気持ちいい。
でもそれを認めてしまうのはなんだか悔しい。
「……そっか、カゲツきゅん気持ちくないかぁ」
さっきまで口元に緩い笑みを浮かべていた赤城が、突然すっと真顔になる。
プラグを動かしていた手が止まりローターだけが僕のナカで振動している。
「ぇ、う゛…?ん゛、♡ぁかぎ…?」
「じゃあさ、もっと激しくしてもいいよね?」
その言葉に頭が真っ白になるのが分かった。今でももう耐えられないくらい気持ちいいのに、これより激しく?
何としてでも止めようと口を開いたが、その前にズルズルとプラグを引っこ抜かれた。
「え、なにして…お、わり……?」
「そんな訳ないでしょ〜?激しくするって言った…じゃん!」
すると赤城はプラグを持ち直し、そのままどちゅん!とナカを突いた。
あまりの快感に腰が仰け反る。
「ぅ゛、ぁあああ゛〜〜〜〜〜〜ッッッッ!?♡♡♡♡♡はぁ゛っ、ぅううッッ♡♡♡♡」
「めっちゃビクビクしてる…かわい〜♡」
視界がチカチカして前がほとんど見えない。
かろうじて目を開けると、見えないながらもズボンを脱ぎ始めている赤城の姿が目に入った。
「ゃ、やだ……!も、や、おわり!!」
「え、なんで?僕まだ挿れてすらないんだけど」
「もぉや、きもちいのいらなっ……ぉあ゛っ!?♡♡♡♡」
ずぷんっ、と嫌な音がしてお腹に圧迫感が走る。
プラグは当たり前に入っていて、奥の方でブルブルとローターが震えて……
……え、ローター?
「っあかぎ!!ん、まだろーた、ぬいてなっ…ぁう゛♡♡♡」
「あ、そーいえば…まぁ大丈夫じゃない?後で抜けばいいでしょ」
「そういう問題じゃっ、なぁ゛っ!?♡♡♡」
どちゅどちゅと奥を突かれて声が抑えられない。
赤城が動くたびに前立腺が擦られてガンガンと脳に衝撃がくる。
「ぁがっ、ぁあ゛あ♡♡♡しぬ゛っ、しんじゃぅか゛らぁっっ♡♡♡♡♡」
「死なない死なない♡」
「んぉ゛っ、ぅううう゛ッッッ♡♡♡♡こわれる゛っっっ♡♡♡♡」
「その時はお世話してあげるから大丈夫だって、ね?♡♡」
多分ずっとイきっぱなしなのだろうがプラグのせいで精液を出せない。
あまりの快楽に視界が薄れていくが、またその快楽で起こされる。
休みたいのに休めない。それって、こんなにつらいんだ。
「ん、ぅ゛!?♡♡♡ぉあ゛っ、♡♡♡な、なに……?」
その時、僕の唇に何か液体が落ちた。
回らない頭でぺろりと舐めると、なんだか独特な味がする。
「ぁは、カゲツきゅん、かわい……♡♡」
「んぇ…?」
見上げてみると赤城の鼻が赤く染まっており、ぽたりぽたりと血がたれている。
その赤い液体は僕の唇で血溜まりを作っていた。
その瞬間僕が舐めたのは赤城の鼻血だったということを理解する。
「〜〜〜〜〜〜ッッッ!?♡♡♡♡♡ぁ、あへ゛♡♡♡♡」
「ぅわっ、びっくりした…急に締めないでくれる!?」
「ご、ごめ……♡♡ん、ぅ♡♡♡」
「…もしかして僕の血舐めて興奮したの?」
目を見開いて聞く赤城に力なく頷く。
嫌われてしまうかもしれない、引かれてしまうかもしれない、そういったことを考えるべきなのだろう。
でも、僕の頭にはもう快楽しかない。
「え、なにそれ…ド変態じゃん……♡♡♡」
今まででも笑みを浮かべていたが、それとは比べ物にならないほど口角を上げ目を見開いて僕を見つめる。
ぽたり、とまた唇に血が滴った。
瞬間、両手でがしっと腰を掴まれそのままモノを打ち付けられた。
ぐぽんっ!と人から鳴ってはいけないであろう音がしてそれと同時に快楽が体を襲い、電気を流されたかのように脳がバチバチと震える。
「ぉ、がぁぁあ゛っっ!?♡♡♡♡♡んぉ゛、ぅぅあ゛あっ♡♡♡♡」
「あは、結腸入っちゃったね〜♡」
「ぁかぎっ、あかぎ!!もぉぷらぐいや゛、ぬいてぇ゛♡♡」
まだ奥の方でローターは震えているが、そんなの気にならないくらいイけないのが辛い。
そんな苦しみを理解しているのかいないのか、赤城は「え〜?」と楽しそうに笑っている。
「仕方ないな〜、じゃあちょっと待ってね?」
「っはやく、はゃ……お゛っ!?♡♡♡♡♡」
またとんでもない快楽が走り、赤城が結腸にハメたのだと分かる。
ビクビクと体が大きく震えた。
「んふ、メスイキしちゃったねぇ〜…じゃ、抜いてあげる」
「なっ!?ま、って、今は……!」
だめ。絶対だめ。今抜かれたら壊れちゃう。
やだ、やだ、やだ……!!
そんな思いも虚しく、プラグを一気に引き抜かれる。
そのままモノを抜いて奥に指を挿れられローターも一緒に引っこ抜かれた。
「っぅ、お゛〜〜〜〜〜〜ッッッッ!?♡♡♡♡♡ぃぎっ、ひぉ゛ぉっっっ♡♡♡♡」
また体がガクガクと震え、ぷしゃあっ、と音がした。
イったときの感覚と違う。何、これ。
「んはっ、潮吹いちゃった?かわいい〜…」
「ぇ、な…?しお……?」
「偉いねカゲツきゅん〜!」
訳も分からず頭を撫でられる。
いや、嬉しいけど今は違う。さっきまで色んなものが入っていたナカから何も無くなって、正直少し物足りない。
穴がひくひくと震えているのを感じ、少し恥ずかしくなる。
「でも潮吹いちゃうってことは結構疲れてんね、今日はもう終わろっか」
「え、は?」
「カゲツは寝てていいよ〜、玩具とか僕がしまっとくから」
……なんで。あんなにしておいて、今日はもう終わり?
そんなの、無理だ。
「…やだ」
「え?」
「ふざけんな、お前がここまでやったのに…!最後まで責任取れよ!」
「……と、いうと?」
にやーっと笑って僕の顔を覗き込んでくる赤城に苛立ちを覚える。
「分かってるくせに…!」
「え〜ちゃんと言ってもらわないと僕分かんないな〜」
「〜〜っ、はよ襲えよ!僕のこと、ぐちゃぐちゃに、して……」
どんどん声が小さくなって消え入りそうになる。
しん、と部屋が静まり返った。
沈黙に耐えられずちらっと赤城の方を見ると、大きな手で鼻のあたりを押さえていた。
手の隙間からまた赤い液体が落ちていく。
「ぉま、またかよ……」
「いや仕方なくない?…いーよ、ぐっちゃぐちゃに壊してあげるね♡♡」
満面の笑みを浮かべる赤城に背筋が寒くなる。
これから明日の自分の体が機能しなくなるくらい犯されるんだろうと察した。
でも、その事実にどこか興奮している自分もいて。
「…んふ、早く来て?♡♡♡」
ぽたり、と血が滴り落ちた。
コメント
4件
リクエスト書いてくださってありがとうございます!!! ホントにド性癖で、、、、こんなに上手い人初めて見ました😭 とにかくありがとうございます!!!!!!