テラーノベル
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地雷⚠️
Ryok mtk fum wki
mtk視点
‹さぁ!続いてはこのコーナー!›
‹ゲストと仲良くなっちゃおー!›
収録当日
若井とはまだちゃんと話せていない
‹さぁ、今回のゲストは?›
‹大森さん仲良し!菊池風磨さんです!›
【おねがいしまーすっ】
‹大森さんは風磨さんとプライベートでも仲良くしているそうで…?›
『そうですね、プライベートでも…』
僕がカメラで抜かれている間、
ふまくんが若井に話しかけているのが
見える
なに話してるんだろ
‹それでは!ゲームに参りましょう!›
‹今回ゲスト、
風磨さんと対決するのはー!?›
「はい!僕です!!」
‹若井滉斗さんです!›
「おねがいしまぁぁす!!」
【元気がいいねぇ笑】
‹では、今回のゲームは
風磨さん持ち寄りだそうで…›
【そうなんですよ〜、 仲良くなるならやっぱりこれかなって!!】
‹では!発表おねがいします!›
【はい!今回のゲームは…!】
ドゥルルルルジャンッ
【愛してるゲーム〜〜〜!!】
スタジオで拍手が起こる
は?なに?愛してるゲーム!?!?
聞いてないんだけど!!
若井を見ると、若井も知らなかったようで不安そうな顔でこちらを見ている
ふまくん…
許せん…
‹では、こちらへどうぞ!若井さん!›
「え、あ、はいっ!」
【若井くん、
僕でメロメロにならないでよ〜?】
「え、あは、が、がんばります…」
‹大森さん達も応援してください!›
〔え?あ、頑張れー!!若井ー!〕
‹ちなみにこちら、
罰ゲームもあるそうで…›
【3ターンの間でどちらかが
照れてしまったら罰ゲームですねー!】
『若井頑張って!』
ゲームでこれなら、罰ゲームはもっと…
若井…頼む…照れないで……
僕達以外に絆されてるの見たくない…
‹では!スタート!›
【…じゃあ、僕から行くね?】
「はい…!」
部屋が薄暗くなる
二人にピンスポットが当たり、
完全に二人の世界だ…
涼ちゃんが僕の指をそっと触っている
〔も、とき…〕
『ん、…TVだから……』
ふまくんが跪き、 プロポーズの体制をとる
【若井くん、愛してる】
「…、…ありがとうございます!」
若井は勝ち誇ったように笑みを浮かべる
これでは照れない自信があったんだろう
僕達はほっと胸をなでおろす
涼ちゃんも少し離れた
「…風磨さん、」
【なに?】
「愛してる」
立ち上がったふまくんの手を取って言う
【ありがと】
ニコッとふまくんは笑う
このまま照れなければ罰ゲームにはならない…
まだマシか…
‹では…! 2ターン目…
風磨さんからお願いします!›
MCが小声でいう
すると、ふまくんは若井の顔を掴み
ギリギリまで寄せた
若井の目が見開かれる
おでこをコツンと合わせ、微笑む
そして耳元へ
【滉斗、愛してるよ】
「っ……ぅ、…は、ぃ…//」
‹はい!終了ー!!!›
‹若井さんアウトー!!›
【いえーい!!勝ったー!】
‹若井さん、どうでしたか?›
「悔しいけど照れちゃいましたねー」
ははは、と若井はいつもの笑顔で
応対している
しかし、僕と涼ちゃんは微動だにせず
固まっていた
ディレクターが何か出してるけど、
読む余裕もない
『…ぁ、…う…』
〔元貴…!しっかり…!!〕
涼ちゃんに揺さぶられ意識を戻す
『りょ、ちゃん…若井が……… 』
〔TV!TVだから…!〕
TVなのに涼ちゃんは 僕をぎゅーっと
抱きしめてくれる
気づいたMCがこちらへ振る
‹あら、そちらのお二人どうしました〜?›
〔若井があまりにもいい雰囲気だから〕
〔僕達見てられないー〕
柔らかい笑顔で異様な現場を
なんなく処理してくれる涼ちゃん
好き…
【もー、2人で仲良くしちゃってー】
【若井くんもいれてあげなよ】
「あー、いつものことですから」
少し淋しげな顔をする若井を見て
【じゃあ僕としよっか】
【ほら、おいで?】
ふまくんが手を広げる
若井は少し躊躇っているが
ディレクターはいけいけと合図を送る
やだ、やだやだやだ…
若井、やめて…いかないで…
若井…若井…僕達の若井…
僕達の…
僕の、若井。
Next♡💬
若井さんに、どうしてほしい?
コメント
14件
ハグしちゃえ!!嫉妬させちゃえ!
ふまたんとハグした後にふまたんが若井の耳元で「大森くんと藤澤くんがあんなにくっついているならさ、もういいじゃん?僕の所においでよ」と言って若井が照れてふまたんの胸に顔を埋める感じで書いて見てほしいです!もちろん出来なくてもいいですよ!
コメント失礼します🙇🏻 大森さんたちが悪いけれども止めてほしぃ…🥹