注意
・にじさんじ創作です
・咎人が出てきます
苦手な方は今すぐスマホを置いて勉強をして下さい
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「」…剣持刀也
『』…伏見ガク
これは、ある暑い夏の日に起きた物語だ
「はー、暑すぎ」
僕はこの日、お母さんに天気が良いからどこかへ行ってらっしゃいとお弁当を持たされたので、適当に散歩をしていた
「しかし、母さん酷いなぁ…こんな暑い日に息子を外へ出すものか?」
なんて、戯言を呟いていると
「ん?こんな所に神社なんてあったっけ?」
不思議な雰囲気を纏っている神社を見つけた
僕はここら辺のことだったら大体知っている、 だが、こんな神社は初めて見た
「ちょっと行ってみるか…」
人気もなかったので興味本位で行ってみることにした
中は少しボロついていて、新しく建てたわけではなさそうだった
「…ここでお弁当食べるか」
まだお弁当を食べていなかった僕は、ここで食べることにした
すると…
(ガタッ
「誰!?」
「って何だ、ただの狐か…」
また気を直して食べ進めようとすると
ジ~~~
先程の狐がじっとこちらを見ている
よく見るとその狐の体は痩せ細っている、きっと僕のお弁当を狙っているのだろう
見られたまま食べるのも落ち着かなく、仕方が無いので少し分けてやることにした
「はい、これ君の分」
「食べていいよ」
と言葉を言い終わったと同時に、狐が物凄い勢いでご飯を食べ、あっという間に食べ終わってしまった…
「…ふふッ」
あまりにも必死になって食べているものだから僕は不覚にも笑ってしまった
その後僕は自分の分のご飯を食べ、
気づいた頃にはあの狐はいなくなっていた
賽銭をし、僕は家へと帰った
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次の日も僕はまた、あの神社へお弁当を持って向かってみることにした
すると、不思議なことに神社が少し綺麗になっていた
誰かがあの後綺麗にしてくれたのだろうか…
なんてことを考えながら、僕はまたお弁当を食べた
『あの…』
「え?」
後ろから声がしたと思いそちらを見ると、そこには狐の様な耳と尻尾を生やしていて、神職の見た目をした男が立っていた
僕は咄嗟に身構えると
『別にそう身構えなくても大丈夫っすよ』
と、少し笑みを浮かべながら言った
「何方ですか?ここの神職さんとか?」
『否、俺はこの神社の神っすよ^^』
「あ〜神、、え、神!?」
『はい、神っす✌️』
「その様な方が僕に何の用でしょう?」
『…君、どうやってここに入った?』
「普通にあったから入っただけですけど…」
「もしかして立ち入り禁止とか?」
『んや、別にそれなら良いっスよ』
『ケドココフツウノヒトダトハイレナイシトイウカオレノバリケードソンナニヨワクナイヨネ……』
言い終わった後、彼はボソボソと何かを言っていたが僕はそんな事お構い無しという風に背伸びをした
「では、僕はこれで」
『ッあ、わかったっス』
『気を付けて帰って下さいね!』
「はい、」
『…後、帰る時は絶対に後ろを見ないで下さいね?』
「…コク」
そんな意味深の事を言った彼に、僕は静かに頷いた
そのまま僕は家に帰った勿論、後ろを見ずに
次の日、あの神社は無くなっていたどことなく不思議な雰囲気も、跡形もなく消え去っていた
だが別に、数時間しかいなかったので悲しいという感情は無かった
おまけ
数年後…
「ねぇガッくん、」
『ん?なんスかとやさん』
「いやー、僕達ってもっと昔に会ってませんでした?」
『…そんな事無いと思うッスよ?』
「…やっぱそうだよね!気にしないで!」
危ねーバレる所だったっす!ごめんねとやさん、これは掟だから言えないんすよ、、
おっと今見てる君?この事は秘密だからね?
❤︎︎︎︎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❤︎
いやもうほんとにすみませんでした…1ヶ月以上空いてましたよね、、いやほんとすみません(;_;)
そしてこのお話わかる人は分かるだろうけど短編集として出させて頂きます!
それではまた会いましょう
ばいばーい( ・ω・)/
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