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雨雲が空に広がって居てじめじめしている。そのせいか、さっきのことのせいでもあるのか、身体が重い。
ふととーますくんの近くにいる人の顔を浮かべた。真っ先に出てくるのはあーけんだ。
やっぱあーけんには叶わないのかな。
俺とは違う愛し方なのかもしれないけど、執着の凄さというか、相手を思う気持ちが違うのかもしれない。
逆に、俺が好きになったって迷惑なだけかもしれないのは自分的に見過ごせないだろう。
このままそっと、離れて
あわよくば忘れられたらいいのに。
矛盾。縁起でもない。
そんなことは思わない。叶わないからと言って直ぐに諦めるような自分ではないこと。
そして、こんなにも考えるくらいなのだから。しれっと恋しているのが、やっと今わかった。、
こんなにもすんなり自覚するんだな、恋って。
初めての感情にモヤモヤしていたからこそ気づけたのかもな。
この感情でいっぱいいっぱいになるのは幸福なことだろうか。
今。俺にとっては苦しいことかもしれない。叶わない、ということを突きつけられているから。
それでも好きって気持ちを教えてくれたあなたに感謝だ。
自分らしくない。そんなのどうでもいいや。
このことを今日考えるのはやめよう。
帰り道が長く見える。
気のせい、だろうか。とても、
帰るのはめんどくさい。
考えるのもめんどくさい。
なんでもめんどくさいで諦める。
この言葉が「自分の気持ち」を蝕んでいくんだろうな。
今まで気づかなかったや。
自分で自分をくるしめる。親に何回も言われたこと。
ああ、またネガティブな考えに戻る。
この癖を辞めたい。
だが、今の俺にポジティブでいるなんて出切っこないんだ。
〜翌日〜
今日もジメジメ天気か。
一昨日の晴れはなんだったんだろう。
心はずっと晴れないままだけど。
あ〜、どうやって接したらいいんだろ、
別に、自分からしゃべりかける訳でもないし。喋りかけられたらの話しだけど。
今思えば昨日のまずかったよね。いきなり帰るから言っといてって押し付けて、
うわ、
授業なんて受けたくないな……
そもそも教室にも入りたくない
今日もめんどくさい
「おはよ〜」
「○○おはよっ!」
「やっほやほ〜、今日さ〜」
教室に入ってまず目にしたのは、
というか目に入ってきたのはあーけんととーますくんだった。
クラスのみんなが2人の方を向いていたから。
2人とも席に座って楽しそうに話している。
順調なんだろうな笑、
ってか、あんなとこの後に俺座れるわけないじゃん。え、どうしよう。
あーけんの圧も怖いし、あそこのわいわいしてるとこに入るのも怖いし、
「ひゅ〜、」
「おアツいね〜ww 」
クラスの男子「話してるだけだけどさ〜w、2人とも凄い楽しそうに話すし、もうカップルじゃんwww」
一瞬場が凍ったが、すぐに
「だよな!」
「とーますがきて2、3日だけどもう両思いかくて〜笑」
「やば。私も狙ってたのに……、 」
あーけん「やめてよ〜笑」
にこにこしながら否定する。いや本人からしては否定なんてしていないだろ、
見たくない。
でも昨日も、保健室行ったからなぁ……
行くあてもないけど、
自然に足が動き出す。
体って正直だ。
とま(のじゃじゃ……?)
やっぱり、好きになっちゃったら辛いこと沢山。
ちょっぴり辛い。
近くの屋上へ続く階段に身を隠した
探しに来る人なんて居ないけど。
とりあえず楽な体操座りでもしておこう。
キーンコーン……
朝のチャイムだ。
さぼったときこれすごい緊張する……
変に先生探しに来ないでくれ〜、
何分たったかな。
こういう時って時間の流れ遅く感じるし、何か夢中になる考え事でもして暇つぶし。
結局何時まで休もう
1限目潰して、2限目戻るか……、
さすがに2人はもう離れてる、よね。
そう信じていよう。
さぁ、教室。
時刻は1限目の終わり。休み時間にしれっと戻る作戦、作戦?まぁいいや、
お、あーけんととーますくん離れてる、しかも俺の席の近くにどちらもいないっ!
るんるんで席に座った。
が、幸せ?な時間もつかの間。
とま「のーじゃじゃ。」
とーますくん……、
のじゃ「どーしたの。?」
とま「さっきどこ行ってたの。1限目いなかったけど、」
のじゃ「え?ぁー、っと、KUN先生に呼ばれてて、 」
とま「ふーん、そっかぁ。 」
ちょっとどきっとした。
とーますくんと話せたこともドキドキするけど、
なにか見透かされた感じがしてそわそわする。
キーンコーン……、
いつもチャイムはナイスタイミング。
いい所で切り上げてくれる。が。
とーますくんは俺の前の席だから……、
後ろを向いてまた話してくる。
とま「嫌なことあったら言ってね、 」
のじゃ「俺そんな元気なかった?笑」
とま「うん。」
なんだよ、
俺がもやもやしてるのはとーますくんのことなのに。
言えるわけないだろ。
のじゃ「そっかぁ、まぁいつもこんな感じだよ?」
とま「そぉ?」
のじゃ「うん。」
いにん「ほらとーます、前向きなさい( *¯³¯ )」
やっとここでとーますくんが前を向いてくれた。
一安心。
授業に集中、ってことはめんどいからしないけど、とーますくんの背中を見つめてる。
勝手に目がおってくから。
空はどんよりなまま。
今日はずっと、心も天気も。曇ってる。
いつになったら、晴れるのかな。
気持ちをキッパリ捨てて晴れるか。
それとも、叶う。はずないけど、叶って晴れるか。
多分どちらにせよ一生どんよりだ。
どちらも出来ないから。
のじゃじゃの気持ちはきっぱりは決まらなくて、ずっと〜なのかな、やっぱり〜だ……と。
ずっと気持ちがぐるぐるしている感じを出すことを気おつけてこの作品を作っています。