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Ryk Said


「涼ちゃん!」


そんな声が大好きだ、歌声とは違う、少し柔らかくて、甘い声。


僕は、そんな彼の全てを知りたくなった。


頭から、つま先の身体の 隅々を知りたくなった。

彼の全部を知りたかった。僕だけのものにしたかった。

だから僕は、「高級な紅茶」と言って、ただの紅茶に睡眠薬を入れた。


それを何の疑い無しに彼は飲んだ。

そしたら、すぐ、眠りに落ちた。


その寝顔をずっと見つめてたかった。


しかし僕は、彼を起こさぬよう、地下へと連れていった。


起きた時の顔は震えるほど可愛かった。


震えて、怯えて、涙目で。


R「やっと起きたんだ〜♡」


困惑していた、だってそりゃあそうだよね、それは僕の声だから。


あぁ、これでやっと、2人きりだ


R「これでやっと、2人きりだよ、元貴❤︎」


これは全て、僕の愛情だよ♡





𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡50

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