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izwさんside
須「おはようございまーす!」
福「おはようございます!」
河「おはようございます。」
須「お、伊沢おはよー!」
伊「おはようございます、須貝さん。」
ふふ、本当に笑顔も可愛いな〜。
…俺は昔から、須貝さんの事が好きだ。初めて会ったあの日、あの人の笑顔にドキッとしたんだ。それから1週間後にはメンバーとして出演してもらう事になった。あの人は俺にはなかった何かを持っていたんだ。そしてその初出演の動画はたちまち人気に。最初の朝それって事もあるんだろうけど、やっぱり須貝さんの初登場に興味をひかれる視聴者さんがいっぱいだった。そこからも、一緒に色んな撮影をして来た。やっぱりこの人が来てからというもの、動画は一気に明るくなった。それは皆感じていたようで、誘ってくれた田村に感謝し、今もこうやって仲間として頑張ってくれている。
ここまで長い年月が経った中で、俺はこの人に恋している事に気づいた。最初ドキッとした時は恋だなんて思っていなかった。だって、初対面だし。俺が恋だって気づいたのは、他のメンバーから言われた時…
とある撮影後…
福「オッケー!お疲れ様!」
須「ふぅ、疲れたぁ…」
山「さっきまでの元気さはどこ行ったんですかw」
福「いやアレで疲れない方が無理だと思うよ?」
山「まぁ…確かに。」
伊「須貝さーん、仮眠室いきますー?」
須「…行く。ごめん、ほんま疲れた…」
福「大学の方もありますもんね…それに最近はいっぱい出演してもらってましたし、今日くらい午後をゆっくり過ごしてください。」
山「それに、仕事も終わってますよね?ならもっと疲れてるだろうし尚更休まなきゃ!」
須「…ごめん。ありがとう…」
伊「立てます?」
須「…流石に立てる…」
伊「ふふ、そうですよね。準備はしてますから、ゆっくり休んでくださいね。」
須「めちゃくちゃ用意周到やな…でもありがとう…」
伊「!はい。」
(須貝さんが部屋を出た後…)
福「…ふふっw」
伊「?どうした?」
福「いや、ほんと須貝さんのこと好きなんだなあって。」
伊「好き??」
福「え?違うの?」
山「嘘でしょ?会社では有名だよ??」
伊「は!?社員全員の共通認識なの!?」
山「全員かは分かりませんが、伊沢さんの須貝さんへの態度を見れば明らかに…ねぇ?」
福「ねー。」
俺の…須貝さんへの態度??そんなに変だったか?
山「全然分かってなさそうな反応ですね…」
福「自覚あると思って、黙って応援してたのに…」
…それ、応援なのか?
伊「え、そんな態度違う?」
福「そりゃあ、あれはねぇ。」
山「伊沢さん、須貝さんに話しかけられたらすごい嬉しそうだし、須貝さんの話になると途端に笑顔になるし、他にも…」
伊「うわぁぁ!!なんか恥ずかしいからもう良い!」
嘘だろ!?俺、そんなに態度違った!?てか、俺…須貝さんの事、好きなのか…?でも確かに、あの人と2人でいる時の俺は気分が高まって、つい色んな事を話しちゃって…。その度に見せるお兄さんのような反応が好きで…。
こ、恋…してるのか…。
伊「そっか…恋なのか…」
山「これ、さっきのも…」
福「だね〜。」
伊「なにか言った?」
2人「いえいえ。」
伊「…でも、どうしよう。この国では同性との恋愛はまだ認められていないし…」
福「どこかの国は同性婚が認められてるらしいけどね。」
山「あー、聞いた事あります!」
伊「うーん…」
福「…でもさ、好きって感情に嘘をつかなくてもいいと思うんだよね。」
伊「え?」
福「世間的には、同性愛は気持ち悪いだとか言われてるけど、何で他人にそんな事言われなくちゃいけないんだろうって思うよ。だって、自分に悪く関わってくる話じゃないじゃん?それなのに、他人がどうこう 言うのは間違ってると思う。」
山「ですよねー。同性愛が理解されてないというなら分かりますが、そこで気持ち悪いとか、その人の気持ちを否定する必要がないと思います。だから、そんなの気にしないで、伊沢さんは自分の幸せを掴んでください!」
伊「2人とも…」
良かった……気持ち悪がられないで…。けど…須貝さんはどうなんだろう…?
山「とりあえず、あの人が誰かに取られる前に早めにアプローチした方がいいと思いますよ。」
伊「と、取られるって…」
福「まぁ、実際そうだと思うよ。」
伊「…分かった。ありがとう2人とも。」
…これがキッカケ。まさかの自覚なしなんだよね…。
はぁ…恋におちた人たちはみんなこんな想いなのか…。
須「…どうしたん?伊沢。悩んでそうな顔して。」
伊「えっ?」
やば…顔に出てた…?
須「CEOって立場もあってあんま悩みとか話せないのかもしれんけど、俺は伊沢より歳上やし、気軽に相談してくれてええからな?」
多分須貝さんは、俺が仕事で悩んでいると思ってるんだろうけど…違う事だし、しかも貴方が関わっているなんて口が裂けても言えない……!
伊「ふふ、優しいですね。でも、大丈夫ですよ。」
須「…ほんまか?いつも伊沢は嘘ついたりするんやからちょっと心配なんやけど…。」
嘘ついたりする…?なんか信用されてない…?(日頃の行いか…?)
伊「大丈夫ですよ。心配しなくても。」
須「…ならええけど。なんかあったら言ってな?」
そう言いながら下がり眉で、首をこてんと傾げてくるその姿は最年長とは思えない可愛さだった。
伊「はい、ありがとうございます。」
須「…。」
伊「…?須貝さんどうしました?」
なんか、ジッと見つめられているような…
須「え?あっ、いや、なんもないで!じゃ、じゃあ、今日も頑張ろな!」
伊「え?は、はい…」
いつも、そんな事言わないのに…。まぁ、いっか。
続く
立ち上げてから一か月くらいたった??
もしかして…。
ほったらかしててすみません!!
これを観てくれる方がいらっしゃるかは別ですが…。
ここからスピードあげてきます!
では、閲覧ありがとうございました!