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「…髪、乾かそう」
若井がそう言い、少し離れようとすると、元貴は離れたくないのか更に抱きつく力が強くなる。
「…元貴、髪、乾かせないよ、?」
「…乾かせる」
若井は、諦めて元貴を抱きしめたままドライヤーとタオルを手に取った。
元貴の濡れた髪をタオルで少し拭き、ドライヤーで本格的に乾かした。
「…」
完全に元貴の髪が乾いたのを確認すると、元貴に声を掛けるが、元貴からの返答がない。
若井にしっかりとくっついている元貴を少し離すと、すーっすーっと寝息をたてながら眠っていた。
寝ていることに安心し、元貴を抱き抱えて元貴の自室に向かった。
「…んっ……」
元貴をそっとベッドに置き、掛け布団をかける。
「元貴…おやすみ」
消えないで欲しいという切ない願いを込めながら、若井は1日を終える言葉を口にした。
続…
更新遅くてすみません💦