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8
宵
61
久々のお泊まり。ご飯も食べたし、お風呂も入った。あとは寝るだけ。まあちょっと?そういうことはしたいと思ってたけど?邪な思いをお互い抱えてベットへ向かう。そこまでは、良かったのだが…
「………ねぇ、これなに?」
「ん?ぅわっ!まって!ちがっ!!」
気づいてしまった。いつも通り乱雑に物が置かれたベットサイド、その中にあった見覚えのない物。
「ね、ほんまに!返せ!!」
「これ、あれじゃん」
俗に言う『大人のオモチャ』。なんだかんだ実物は初めて見たけど思ったよりグロい…
「……使った?」
「〜〜っっ関係ないじゃろ!!」
使ってるなぁこれは。こっちはシードに会うために我慢してたってのに…
「俺とのじゃ、足りなかった?」
「へ?いや、そういう訳じゃ…」
「でもこれ使ってたってことはさ、そういうことじゃん」
シードの自慰に口を出したい訳じゃない。そもそも久々に会うんだからその間にひとりでするのは当たり前だ。なのになんで、こんなこと言っちゃうんだろ。
「はとねくん……?」
「…これ、今日使っていい?」
シードが俺以外のを受け入れてるのが嫌。知らないとこでオモチャ使ってたのが嫌。エロい動画とか見て、ひとりでこんなのに頼って良がってたのが嫌…そんな子供みたいな我儘がふつふつと湧き出てくる。
「いいよね?」
呆気に取られているシードに軽いキスを落とし、有無を言わせずにそのまま押し倒した。
◇◇◇
「ふっ、んぅ、むっ…」
まずい、バレた。いや隠してた訳じゃないけど。ほんの数日前、ほんのちょっとだけ使った時に直し忘れてた。
「まっ、て、はと、んむっ…///」
反論する隙を与えてくれない。もしかして怒ってる?こんなことで?
「はぁっ……シード、服、脱いで」
従わないと、そう思わせるくらいいつもよりも声のトーンが何倍も低い。
「ん、じょーず」
「はよ、しろや……」
「そんなこと言っちゃうんだ…ほら、慣らすから脚開いて?」
そう言いながらはとねくんの手は俺の内腿に触れている。開く、というより開かれる。いつもはこんなんじゃないのに……
「……お風呂の時、してくれた?すんなり入るね」
「っるさい、」
「んーなら、これくらいでいいか」
「はっ……?いや、まだ全然…」
確かに風呂で準備はした。だが受け入れられる程じゃない。
「これってローションつけてんの?」
「え、まあ、うん」
まって、まだ、はいらない、
とぷ、とぷり
ディルドにローションが垂れる。その動きがやけに遅く見えた。
「挿れるよ」
「ま、やめっ……ひっ、い゛だ、〜〜っ」
いたい、やめて、まって、はとねくん
こっちの気持ちなんか知りもせず、一気にねじ込んでくる。
「あぅ、はとね゛ぐ…///」
腹が苦しい。いつもよりも圧迫感がすごい。
「も、おぐっ…入らん、からぁ!」
「これさぁ、俺のより大きくない?」
そんなの知らない。かなり前に買ったし、適当に選んだから。
「こっちの方が気持ちよさそうだね」
「あ、ん゛ぅ、や゛ぁ、!」
「ん?もしかしてこれ動く?」
はくはくと魚のようにしか口が動かせない。言い返したいのに何も言葉が出てこない。
「これかな…」
最悪だ。はとねくんがスイッチに気づいてしまった。小さく呟いた後、今までとは違う刺激が俺を襲う。
「〜〜っ///いぎ、な゛っ///あ゛〜っ」
どうしよ、嫌なのに、きもちいい。
「やだやだっ、ぁ゛〜〜っ」
「ここ?シード好きだよね」
ぐり、とずっと欲しかったところに当たる。身体をよじって逃げようとするも、しっかりと抑えられていて動けない。
「はとねくんっ、まっ、!ほんまにっ、ぃぐっ///」
目の前がチカチカする。縋るように彼のシャツを掴んでいた手シーツに戻した。
ブブブ……
「ひっ!?も゛ぉい゛ったぁ゛、!いったからぁ゛!っぬい、てぇ゛///」
なんで、どうして。イったの絶対気づいてるはずなのに。気持ちいいのとまらない。
「はとねくっ、も、ゆるして、あう゛///」
「シード、ちゅーしよ」
「んふっ、ぁ、む、っ、///」
頭真っ白になる。おかしくなってしまいそうだ。
「抜くね」
「ぁ、ぅ゛〜〜///」
抜かれた刺激で、またイキそうになってしまう。荒れた呼吸を治すため、目を閉じようとする。
「何休んでんの」
「え?ま、はと、〜〜っっあ゛ぁ、?」
唐突な圧迫感に目を見開く。
「ーっしめ、すぎ」
「や゛、むぃ゛、ま゛で、」
そう呟いて腰を深く深く打ち付けてくる。
「俺のいやなの?」
「ちがっ、いま゛、ほんまに゛っ///」
こうなるとは思ってなかった。はとねくんならきっと見て見ぬふりするかなって。気づいたとしてもなんも言わないかなって思ってたのに。
「っ別に絶対使うなとは言わないけどさぁ」
「俺の知らないとこで使わないでね?」
「っ、ぁ゛わが、だっからぁ゛///やぇ゛、あ゛〜〜っ///」
もしかして嫉妬…?少し困ったような怒ったような顔。
俺がオモチャ使ってただけでこんな顔するんや。なにそれ、可愛すぎん?……またやったら、今度はどんな顔してくれるんやろ……♡
コメント
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第1話からもう嫉妬からの激情が生々しくてドキドキしたわ…!「俺の知らないとこで使わないで」って台詞、嫉妬って自覚してるのかしてないのか分かんない感じがたまらん。最後の「可愛すぎん?」からの思考ループも、もう完全に沼ってるやつで笑った。続き楽しみにしてる🔥