※人によっては病んでます。
〈百side〉
…あぁ、終わった。出会って、
“しまった”。一番会いたくなかった、
二人に。す.ち.の初恋の人に、そして
“俺の初恋の人”に。「雨.乃,小.鮫」な
んて、そうそういる名前じゃない。
それに_見た目も、声も、そのまんま
だ。(強いて言うなら背が伸びた?)
瑞 : 「らんくん!だよね!覚えて
る??こ.さ.め.だよ!!」
百 : 「うん、久しぶり…」
瑞 : 「また会えて嬉しいよぉ!」
百 : 「俺も、」
きっと、小鮫のこれは本心だろう。
でも、嬉しく無くなるよ、多分。
俺が、小鮫との約束を破って、別の
人を好きになった、なんて言ったら。
ふと、隣に目をやる。「御.琴.」さん
とす.ち.が楽しそうに話していた。
黄 : 「す.ち.くん、よな、?」
翠 : 「み.こ.ちゃん、久しぶり」
黄 : 「んふふ、ほんまのほんまに
久しぶりやねぇ、」
翠 : 「そだね、!!」
それを見つめる、な.つ.の目が、少し
曇っていたように見えたけど、多分、
きっと、気のせいだろう。
い.る.ま.がな.つ.に話しかける。きっ
と、アイツがずっと言っていた、
「な.つ.」は彼なんだろう。
紫 : 「…久しぶり、」
赧 : 「ん。」
紫 : 「元気してた、?」
赧 : 「まぁまぁ、w」
…きっと、多分、な.つ.やみ.こ.と.
は俺とは、違うんだろうな、、
瑞 : 「あ!クラス見に行かないと!」
百 : 「そうじゃん!行こ!」
気を逸らしたくて、こ.さ.め.に賛同
する。そのまま六人で、貼り出されて
いるところまで見に行った。
俺は、A組だった。い.る.ま.とす.ち.も
同じクラス。
瑞 : 「こ.さ. A組だ !!」
赧 : 「お!俺も ~ 」
黄 : 「俺もや !」
百 : 「俺もだよ ~ 」
紫 : 「俺らも、な?」
翠 : 「そこはそんな気にしなくて
も…w」
紫 : 「んじゃ、教室行くぞ」
い.る.ま.の声で、皆と移動する。
六人、全員、皆、同じクラス。
瑞 : 「皆一緒で、楽しそうっ!」
紫 : 「お前、賑やかだな、」
瑞 : 「ちょっと!!バカにしてるよ
ね!?」
紫 : 「してませーーん」
翠 : 「二人とも喧嘩しないでよ…」
黄 : 「あはは…w」
_皆一緒、か、、、辛いな。
辛いけど、これは_”必要な痛み”
なはずだから。こ.さ.め.を裏切った、
俺に対しての”罰”で、これも、全部、
俺が抱えなきゃいけない痛みなんだ
から。そう思って、やり過ごそう。
そのほうがきっと、多分、楽な、
筈なんだから。
コメント
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ウワァァァァァァァァァアッッッ !!!! すきだわ 。 好みスンギ (