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今回はirxsの🦊×🐰です。
地雷様はおすすめしません。
nmmnと言う言葉を知らない人は今この時点で見るのをやめてください。
本人様には一切関係ありません。
それではどうぞ
白「ん”…頭痛ってぇ…」
ギシッ
見慣れないベットで起き上がると、
俺は漆黒の部屋にいた
そこにはニコニコと機嫌が悪そうな笑みで立っている天使が居た
白「あ〜…何となくわかったわ、」
「俺、悪魔になったんやろ?」
水「はぁ〜…」
「そうなんだけどね?」
「すごい冷静なのやめてよ〜…」
「本当はなっちゃいけないんだよ!?わかってる!?」
白「そうやね〜」
水「ちょっと〜!」
白「んで、俺どうなるん?」
水「僕もそんなにわかんないんだけど…」
白「天使がそんなんでええんか」
水「初兎ちゃんには言われたくないです〜!」
白「でもマジでどうなるん?」
水「なんかね、僕が罰を決めたら良いらしいよ?」
白「いむくんが…罰をねぇ…」
水「それを1週間耐えたら、天使に戻れるって」
白「別に戻らんくてもええんやけどなぁ…」
水「と、り、あ、え、ず!」
「初兎ちゃんはこれから1週間!嘘つくの禁止ね!」
白「…………」
白「指定服地味にオシャレなのなんなん…」
「腹立つわ〜」
「ま、仕事行くか〜」
白「こんにちは〜」
悪魔1「おい新人!遅せぇよ!」
白「すんません、ちょっと新しい服に慣れなくて、」
悪魔1「まぁいい、おら、こっちだ」
白「うっす、」
まあ…わかってはいたけど…
想像通りなんだけど…
こんなこと…ホンマにあるんやなぁ…
俺から見た光景は、マグマがグツグツ言っており、黒い草が生えた庭のど真ん中にはこれまた黒い大きい鍋が置いてある、
白「でもこの見た目地獄なんじゃ…」
悪魔1「お前はここに生えている黒い雑草を抜いてこの鍋に入れるんだ、ちなみに30分ずっとだからな、」
白「了解でーす…」
あまり気は進まないが…マグマに突き落とされるよりかはマシだろう…
白「…………」
「だっっる…」
「なんなんこれ…地味にだるい…」
「ん?てゆうかもう30分過ぎとるやん!」
「あんのくそ先輩が…」
白「お〜?なんや〜?」
水「見てこれ!この動画!」
白「なんやこれ…」
水「天使が人間の傷を治してるの!」
「かっこよくない!?」
白「そうやね〜…」
水「どんな怪我でも治せるってすごいよね!」
「僕も初兎ちゃんがもし怪我しても天使の力で傷を治せるんだよ!!!」
「でも治せるのは1日1回だからね!」
白「そんな怪我せぇへんよw」
水「ほんとかなぁ〜」
「あ、それとね!」
白「楽しかったなぁ…」
いつもと変わらない、そんな日を過ごした
悪魔になってから一日目がそんなんでいいのかと思うが、まあそうさせてくれるならとことん満喫しようと思う。
あんまり天使は悪魔と会えないと言う話を聞いたが…いむくんは大丈夫なんやろな…
ま、いむくんなら大丈夫やろ、
白「フアァ…」「ねっっむ…」
「でも今日も仕事やし…起きるかぁ…」
もう悪魔になってから7日が経った。
特にこれといったことは無く、ただふつーの生活をしていた。
白「明日で天使に戻るんか…」
「なんか慣れなさそうやな…w」
天使に戻る日は寝ないでいようかな〜
とか思いながら今日の仕事場に行った。
悪魔2「それでは〜!君は最後の仕事なので意外と大変な仕事をしてもらいまーっす!」
白「えぇ〜…まあいいっすけど…」
悪魔2「じゃあ今回は悪い人間を1人連れてきてもらいます!」
白「え、でもそれって」
悪魔2「まあその仕事は私たち先輩の仕事なんだけどね〜?」
「なんか上司が〜やらせろって言ったからしょうがないよね〜」
白「あ、そうですか…」
悪魔2「まあ私も着いてくから安心してね〜」
白「ほーい、」
白「おぉ…ここが人間界か…」
悪魔2「ちゃんと羽しまってね〜!」
白「了解でーす」
バサァッ
悪魔2「おいしょ〜!」
「よし!無事ついたね!」
「連れてく悪人は特定してるから早く行こっか!」
白「はーい、」
そこからはめちゃくちゃポンポン進んだ
悪人を見つけ…
白「あ、あれじゃないですか?」
悪魔2「ん〜と、そうだね!ありがとう!」
少し抵抗されたが、無事に拘束し、悪魔界に戻った。
悪魔2「よし!これでもう仕事は終わり!」
「今までお疲れ様ぁ!」
白「お疲れ様です、」
悪魔2「…………ジー」
白「???どうしました?」
悪魔2「こんなこと聞くのは良くないけどさ、なんで悪魔になったのかなーって、」
白「あー…ただ俺が小さい悪行を少しづつ積み重ねて行った結果ですよ、w」
悪魔2「よくあるパターンだねw」
白「ちなみに先輩もそんな感じなんですか?」
悪魔2「いや〜…ちょっと違うかなぁ…」
「私は天使の仕事をずーっとしてなくて、それで1ヶ月経った頃にようやく悪魔にされたって訳」
「笑えないわよねぇ〜」
白「まあ、今はこうやってちゃんと仕事してますし、いいんじゃないですか?」
悪魔2「…………」
「そうかもねぇ…」
水「初兎ちゃーん!」
白「おぉ、はいはーい?」
水「今日は一緒に一日過ごそ〜!」
白「俺も考えてたとこやったしええでw」
水「やったぁ〜!」
「あ、そうそう、最近暴走する天使と悪魔が多くなってきたんだって、」
白「あれか?なんかの感染症だとか言われてるやつ?」
水「それそれ!」
白「てゆうかいきなり物騒やな…w」
水「あ、確かにw」
「それでね、昨日そのせいで重症の人が出ちゃったんだって、」
「その時は死んでもいなかったから助けることが出来たんだけど、死んでしまったらどうしようねって話になってるんだ〜」
白「まあその感染症にならんようにせぇへんとなぁ…」
水「そうだよね〜」
「じゃあはいこれ!」
白「ん?」
水「トランプ〜♪」
「あっそぼ!」
白「www」「ええで ニコッ」
いむくんは楽しそうにしているし、特に何かがある訳でもない、強いて言えばさっき話題に出た感染症の話ぐらいだろう、かかる確率も低いし、それに伴って襲われる確率も低い、だからこそ
「油断してはいけなかったんだ」
水「あ、もう少しで一日経つよ!」
白「なんか短いようで長かったなぁ…」
水「それ言うなら反対じゃない?w」
白「たしかになw」
「…ネ……ダカ…」
白「……?」
「なあいむくん、なんか聞こえた?」
水「え?なんも聞こえてないよ?」
白「そうよなぁ…」
流石に考えすぎ…よな、
「オ…ガイ……ラ」
白「!?」
やっぱり絶対聞こえとる…!
白「いむくん!一旦ここから離れよう!」
水「えぇ!?なんで!?」
白「ええから!」
???「っ!そう簡単に逃がすわけないだろ!」
白「だ、誰やねん!避けろや!」
???「うるせぇうるせぇ!お前らが悪いんだ、お前らが!」
「悪魔と天使の癖に仲良くしやがって!」
「生意気なんだよ!」
白「はぁ…!?」
水「と、とにかく!僕が何かしたんなら謝るから!通して!」
???「はぁ…?それで済むと思ってんのかよ…うぜぇなぁ…」
グサッ…
白「え…あ…」
白「いむ…くん、」
白「いむくん!」
白「なぁ…目ぇ覚ましてや…」
白「いむくん…ポロポロ」
???「は…?まじで死んじまったのか…?」
「そ…んなの…」
「うわあぁぁぁ!」
ダッ、
大切な人が目の前で刺され、倒れてしまった
刺した奴は真実を受け止められなくなり逃げてしまった、
許せなかった
でもそれよりも悔やんだのは、
まだ天使だったらすぐ治せたのに
目の前で、俺の大切な人は、
バァサッ… キラキラ…
白「…………」
「はっ、遅そいんだよ…」
「遅せぇんだよ…くそっ、」
「クソがッ、クソ!」
「…………」
「ごめんなぁ…いむくん…」
「ちゃんと俺が真面目に生きてたら…きっと…」
「……………」
「確か…前…いむくんが…」
水「前の天使…まあ先輩がね?」
「大切な人が亡くなっちゃって、それで苦しんだんだって、」「でもね、その先輩が自分の命と引き換えに大切な人を蘇らせたんだって…」
「いい話だよねぇ…」
白「……………」
水「でも蘇った人は苦しかったんだって」
「「○○が居なきゃ意味無い!」って、」
「僕も同じ状況だったらそう言っちゃうかもな〜って思ったんだけど…」
白「……………」
水「……ねぇ…」
「初兎ちゃん聞いてる!?」
白「んぇ?聞いとるよ?」
水「ほんと〜!?」
……………
長い沈黙、俺はあまり好きでは無いが、話し出すことは出来なかった。
だが先に話してくれたのは…
水「でもね、もし僕が死んじゃっても初兎ちゃんはそんなことしないでね、」
「ぜーったいだよ!」
白「多分な、w」
「あっ、やばっ!休憩時間終わっちゃう!」
「それじゃあまたね!」
白「ごめんなぁ…ホンマに…」
「約束も守れんくって…w」
「……………」
「一緒に死なんとってな、」
「バイバイ、」
水「……………」
パチッ
水「ん…?」