妄想

❀ sxxn

❀紫桃

❀微赤桃

❀死ネタ

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先輩！

せんぱーい！

せんぱい？ 笑

…大好きだよ

i っ、

儚い夢の中から誰かの声が耳通る。

今日は4月18日愛する人の誕生日

そして

命日。

まるで俺の中に住みついてるように

いつも君を思う。

本当なら直ぐに墓参りに行きたい。

だがその思いは叶わない

俺の愛する人を殺した奴の面会がある。

そいつは俺達の中では知り得た奴

ましては幼馴染。

i よりにも寄ってなんで彼奴が…

憎しみの思いも込め、呟く。

i よ、っ、来たぞ

h うぃーあんがと

認めたくないが自分でも理解していた。

らんを殺したって…

今更何を言ってもらんは戻ってこない

全て意味無い。

i なぁ良い事教えてやるよ

h おっなに？

i らん、彼奴はお前の事が好きだった、

反応を聞く前に部屋を出る

嫌いでは無いがらんを殺したと無意識に

思い出してしまい体の拒否反応が出る。

h は、、らん…

両想いだったなんてな、

俺のどこがだめでいるまとっ、…

彼奴を殺してしまった過去は戻らない

俺らが両想いだった過去も全て何もかも

戻ってきやしない

全ての後悔 過去に戻りたい気持ち

そんな憎たらしい気持ちで今日も

カッターを手に取る。

i らん、今日はらんの誕生日だな

おめでと、大好きだぞ…

悲しみ憎しみ愛しさ全ての気持ちを込めて

お揃いの川瀬 と書かれた墓の前で。

i ごめんな、また来るな

墓を撫でくしゃっと笑う君の顔が空に映る。

立ち上がると同時に何かしら足首を掴まれる。

i …はっ、？

白く浮かび上がる腕

腕途中で区切れていてなんとも言えないグロさ

その瞬間から意識が遠くなり

挙句の果て意識が亡くなった。

h いるま、こねぇな、…

あれ以来彼奴が来る事亡くなった。

捨て台詞を吐いて逝ったような…

そんな事現実にしたくなかった。

面会会場から帰っている時

嫌でも耳が通る名前

いるま

いるまが墓で亡くなったって。

やっと消えたね

らんが俺を好きだって全部過去の話

いるまに教えられたのも俺の中でずっと引きずってた。

いるまもらんも生きてはいない

全部全部妄想

俺は檻に飛び込められたような異空間での生活

君たちはきっと開放感のある空

だから 安心して。