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おいおいおいおい…千ちゃんいじめられる→ゲン助ける→よかった!ハピハピエンド♡なn番煎じの展開かなと途中思ってたら…最後の保健室シーンで……!?!?これは…一味、いや十味違いますねこれ!?!?😭😭😭😭😭いやもう2話出るまで死ぬほど見返して磁界さんの意図を探ります🕵️♀️✨️
新連載です! 結構まじで拘るのでガッチガチに見てください隅から隅まで!!!! 1話から不穏な空気感じ取った人はすげえぞ‼️‼️‼️😭😭おれ泣くぞ‼️😭😭
ATTENTION
だいぶ千空が可哀想です🥺
暴力、性暴力食らってます
ゲン千です🥵🥵
口調迷子
誤字脱字は気にしないでください!
なんでもおっけーって人はどうぞ!
「…ねぇ、それなんの実験?」
「……誰だ」
「誰だってもう〜一応先輩なんだけど?てかちょっと顔合わせなさいよ、石神千空ちゃん?」
「……」
振り向くとそこには全国的に有名な浅霧幻がいた。ゲンは有名人で、校内の女子からはもちろん物凄く人気が高い。そのため休み時間も女子に絡まれることがほとんどだ。だがしかし何故か理科準備室にいる。
「暇なのか、?」
「なぁにその一言笑」
聞いていた通りだ。表情が上手く読み取れない。なにか、すべて”偽り”だと思う。その薄っぺらい笑顔も、何もかも全て。
「いやぁ、さ?名前も知らない女子から追っかけられてツーショ頼まれんの。ゴイスー疲れちゃってさ。ここに逃げてきたってワケ」
「ふぅん」
「はい興味無さそー」
「……もう、千空ちゃんが初めてだよ。俺のことこんなに興味ないの」
「そもそもなんで俺の名前を知ってんだ」
「え?秘密〜♡」
「あっそ」
千空とゲンの馴れ初めはここからだった。
有名人から絡まれてるなんて、ましてや片思いの相手から絡まれてる人なんて女子たちは血眼にして言い寄ってくるだろう。千空はめんどくせーな、どうやって回避しよっかな、なんてことを考えていた。
正直言って、ゲンといるのは苦じゃない。そりゃまあ挑発的な部分や、意味不明な言葉が飛び交うことはあるが、自分の好きを受け止めてくれる、そんなゲンのことを少し気に入っていた。しかし、
「石神さん、浅霧先輩とどういう関係!?」
「どうって…別にやましい関係じゃねえよ。ただのよっ友くらいの関係だ」
「だとしたら、理科準備室でコソコソと何してるの!」
「話してるだけだっつの…めんどくせえな」
「とりあえず、浅霧先輩とは関わらないで!」
「………はいはい」
こういう女子がいるからあまりゲンとは関わりたくないなとは思っていた。女子って本当にめんどくさい。これをゲンに相談したとて
「あははっ千空ちゃん人気者」
「笑うな。そんなんで人気になりたかねぇわ」
「んーでも俺は千空ちゃんと一緒にいたいからここにいるだけなんだよねぇ…外野があーだこーだ言う資格はない…ほんっとうざったい。だから女子は嫌いなんだよ 」
「あっ、千空ちゃんは女の子好き?」
「…そういうの、気にしたことねぇな」
「うっそジーマーで!?まあ確かに千空ちゃんなんて人間全員じゃがいもに見えてそ〜」
「俺をなんだと思ってんだ…つか、女子が嫌いならやめろってキッパリ言えばいいだけじゃねえか」
「そうもいかないのよ。炎上しちゃうし、有名人って辛いね〜」
「……俺さ、女の子が嫌いだから、性的趣向も男の子なんだよねん♪」
くいっ、と顎をあげられ自然と上目遣いになってしまう。しかし千空は一切表情を変えない。
「…何が言いたい」
「………はは、野生動物には注意だよ千空ちゃん。いつ食べられちゃうかわかんないからね」
「俺もそうだと言ったら?」
「…煽ってんの?」
ここから千空 も、ゲンも、狂い始めたんだと思う
あの時もし、挑発していなかったら──
■■■■■■■■■■■
「おっはー!千空ちゃんっ」
「おはよう、ゲン」
あれから晴れて恋人になり、何気ない平和な日々が続いていた。ゲンも、千空も、多分幸せだったんだと思う。第三者から見てもそれは伝わり、幸せオーラが出まくっていたから。
しかしそれは吉とも凶とも出る。
校内にはよからぬ噂が飛び回る。男同士の関係だ。しかも相手はあの超有名人浅霧幻。校内の女子からの情報の流出によりネットで騒ぎになったがファンには自分は”バイセクシャル”と公言しているため、炎上はしなかった。寧ろ応援してくれる人の方が多かった。
だが、千空はどうだろう
「石神さんさぁ、私言ったよね??浅霧先輩と関わらないでって。なのに付き合っちゃって」
「テメーらには関係ねえだろ。ゲンはテメーなんかに興味なかったっつーことだ。いい加減諦めろよ」
「は、笑なにその態度」
「ぶっちゃけゲイってキモイから。あんたが浅霧先輩に媚び売って股開いて…浅霧先輩は仕方なくあんたと付き合ってあげたんだよ。早く別れなよ、浅霧先輩が可哀想」
「別れるつもりなんざ1ミリたりともねえよ。ゲンにとってそれは余計なお世話なんだよ」
「……………もういい。奈々美、ハサミ貸して」
「ちょ、おい、待て!」
「あんたなんか……死ねばいいのよ!!」
そこから何時間経っただろうか。女子から集団で殴られ蹴られ刃物で傷つけられ……激しい痛みが全身に渡る。そして意識が朦朧とし、気づいた頃にはひとり、体育館裏に残されていた
「っ………てぇ”……」
辺りはもう真っ暗で静まった空には星や月が眩しく輝いている。
幸い顔には傷をつけられず、傷は体だけなのですべて衣服で隠せるだろう。百夜やゲンに心配されることもない。
好きな人と結ばれた代償が重かった。
しかし、弱音を吐いてる場合ではないので、百夜が鬼電してくる前に家に帰る。
次の日も、その次の日も、いじめがなくなることはなかった。教師も皆見て見ぬふりをしてくる。相談相手なんて居ない。ただ、ゲンがそばにいてくれるならそれで十分、と思っていたのに────
「あっれー石神、こんなとこでなにしてんだよ笑」
「もしかして、愛おしのダーリン待ってる感じ?笑」
「…………」
「無視?悲しいなぁ………ね、俺さ、前から狙ってたんだよな、石神のこと」
「…は、」
「ほら、石神の肌白いし、体細いし、なんかエロいじゃん?笑」
「ゃめ…っ触んな、!」
手を振り払うと機嫌が悪くなったようで、殴ってきた
「ぁ”く”っぅ”…ッ」
「おい、押さえろ」
「……っはは、腰ほっそ…」
「んぁ」
男に至るところを触られる
気持ち悪い、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
その手が、手汗で濡れた皮膚の分厚いその手が
気持ち悪い
なのに感じてる自分が1番気持ち悪い
好きでもない相手から唇を奪われ舌まで入れられて顔面を舐められ、身体中を舐められ、全身唾液でベタベタになる
やっと指を、陰部を挿入される
「やめッ♡あッ♡♡んっ♡ふ、ぁう”♡」
「喘ぎ声メスじゃん笑ダーリンに開発してもらったんでちゅか〜笑笑」
「ちがっ♡……あ”ぁ”ッ♡くそッ♡♡喋んな”ッ、く”ッ…♡」
どんどん奥へと挿入されていく
ゲンじゃなきゃ嫌だ。
ゲン以外なんて考えられない
気持ち悪い、早くシャワーを浴びたい。
「は〜〜ッ♡ナカ締まってきもちぃ♡……ッ出るッ!!!♡♡」
中出しされた
ナマ、初めてなのに
ゲンにだってされた事ないのに
「ぅ”う”ぅ…」
「あーあ泣いちゃった笑」
「お前慰めろよ笑」
「あいあい笑」
「千空ちゃん浮気しちゃったんだねぇ〜?もう俺千空ちゃんいらないから、バイバイ♡」
「がははっ!似てねえ!!!」
「おい似てねえとか言うな笑笑笑」
許せなかった
ゲンのことも馬鹿にして、こいつらはふざけてると思って
「……っぅ”、」
「え〜威嚇?かーわーいーい!睨んだって怖くないでちゅよ〜♡」
「逆に興奮してきちゃった。ね、もう1ラウンドしよーぜ」
「おっいいね〜名案「ちょっとそこ!何をしてるの!!」っやべ、逃げろ!!!!」
誰かが助けに来た。
ゲンだと思って、安心していた
「…っこれは……!」
「もう大丈夫だよ、」
優しく抱き上げられる
あったくて、心地よかった。
「………げ……ん…?」
「………………………うん、」
そこからの記憶は無い
目覚めると保健室にいた。身体の倦怠感はなく、なぜかスッキリしていた。
傷の手当もされていて…??
誰かに体を見られたってことか。助けに来たのがゲンだったし……ゲンに傷を見られるのは嫌だ。心配される。汚いって思われる。
「あ、起きた?」
聞こえた声はゲンではなく、
「…ごめんね、とても酷い傷だったから勝手に手当しちゃった。見られたくなかったなら謝るよ。…無理強いはしないけど、何があったか教えてくれたら嬉しいな」
ドクン、ドクンと鼓動が高鳴る
嫌だ、怖い
この人もなにか悪いことをしてくる、そんな気がした。
でも少し、期待をしてしまう自分もいた
「………誰だ?」
「3年、風紀委員長の西園寺羽京だよ。僕はさっきの人たちみたいに酷いことをするつもりはないから、安心して話して欲しい。」
根拠の無い自信で、さっきまで振るえていたのに信じられると思ってしまった。
羽京に全てのことを話し、羽京はただ、うんうんと頷いて話を聞いてくれた。
「そっか、辛かったね。」
その一言に涙が止まらなかった
やっと理解者ができた、もう一人じゃない。そう言ってくれているような気がしたのだ。
「僕は君の味方だよ。今までよく頑張った」
羽京の腕の中で思いっきり盛大に泣いて、泣きまくった。羽京なら大丈夫だって確信がついた。
「千空が辛くなったらいつでも僕を呼んで。すぐに駆けつけるから。……あっ、連絡先交換しとく?」
「おー…」
「…………よし、完了!」
「じゃあまた話は聞くから。泣きたい時にしっかり泣いてね。立てる?…荷物、取ってこよっか?」
「大丈夫、立てる」
「もうこんな時間だし、帰ろっ「千空ちゃん!!」…………ゲン」
「ぇ……羽京ちゃん?なんでいんの?」
「君こそ」
「俺は千空ちゃんの恋人だからに決まってるでしょ。千空ちゃんまた保健室でサボってたの?笑 帰ろっか。」
「!帰る」
「バイビー羽京ちゃん」
「じゃあな、羽京」
「……うん」
(千空、悪い人に捕まっちゃって可哀想に…)
次回に続きます‼️