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とうこうありがとうございますうううううー!!!🥹💞 えそーなんですか!?!? ほんと桃さん無理だけしないで欲しいなぁ🥲
初コメ?失礼します❕ 私行けなかったんですけど、そうだったんですね、体調悪そうな4️⃣さんに気づいたるーさんすごいです🥲
行けてなかったんですけど、そうだったんですね、、😭 やっぱあのかたはリアルでも無理する人なんでしょうね、、😭 休んで欲しいです、たとえ俺達のことを思ってしてる行動だったとしても、 今回も最高でした!!💕
Kアリ2日目のどっかで桃さんふらついて黒さんがさりげなく支えてたのを私は見てたよ。
ラストのダブルアンコールのいれサマも桃さん顔色ちょい悪くてずっと手すり掴んでたね大丈夫かい?と思いながら書いた駄作です読め
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・過呼吸あり
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
開演10分前。メンバーがそれぞれ動きながら空気が少し張り詰めている中、
ないこは衣装の上からそっと胸を押さえて、浅く息をした。
桃「……っ、ちょっと吸いづら……でもいける、いける……」
自分に言い聞かせながらゆっくり呼吸しようとしていたその時。
鏡越しにその仕草を見ていたいふが近づいてくる。
青「……ないこ、今胸押さえてたやろ…大丈夫なん?」
桃「えっ……あ、うん。大丈夫大丈夫。なんか今日ちょっと珍しく緊張しててさ。」
青「ないこ、緊張して胸押さえるタイプちゃうやんか。」
ないこは一瞬だけ目をそらして、でもすぐいつもみたいに笑おうとする。
桃「ほんとに平気だって。ちょっと変な感じするだけで、立てないとかじゃないし。ライブ中ってアドレナリン出るから治ること多いから。」
青「……“変な感じ”が一番あかんねんけどな。」
桃「まろ、心配しすぎ、w今日ソールドアウトだし、俺が不安な顔してたらさ、みんなまで緊張するでしょ?」
いふはふーっと長く息を吐いて、ないこの肩を軽く叩く。
青「……ほなええけどさぁ…無理してんのは後で全部聞き出すからな?覚悟しとけよ。」
桃「え、怖、w……でも、ありがとね。」
その瞬間、スタッフが扉を開けた。
ス「本番5分前です!位置つきお願いします!」
水「え!もうそんな時間!?」
紫「いむくん後ろのチャック上まで上がってないで」
水「え嘘!!」
紫「ほらもうやったるからじっとしときww」
水「はいぴし!!」
赤「にき肩殴って」
黒「本気?」
赤「いやにきの本気は肩折れるかもww」
黒「軽くなおっけw」
赤「筋肉いじめときゃ綺麗に見えるって聞いた」
黒「直前にやるのって意味あるんか?w」
青「ほんま、無理すんなよ?ライブやから無理すんなもおかしいけどさ」
桃「わかってるってーwまろは心配症だなぁ、w」
ないこは胸の奥の違和感をごまかすように笑って、ステージへ向かった。
ステージのライトが一気に明るくなり、歓声が爆発する。
曲が始まってしまえば、ないこの身体は自然と動いた。
アドレナリンが出てくるはずだった。
でも今日は違った。
視界の端がかすんで、照明がにじむ。
頭の奥がじんじんして、目の前の景色がぐるぐると回りだす。
桃(……っ、なんだ……これ……。動けるけど……目が……回る……)
ステップを踏むたびに地面がふわっと浮いて、
歌おうと息を吸うと胸がつかえる。
初兎が横目でないこの動きを見て、眉を寄せる。
紫(……おいおい、ないちゃん……歩幅ズレてるやん……)
曲の終盤、立ち位置へ移動するタイミングで、
いむがすれ違いざまにないこの腕をそっと支えた。
水「ないちゃん、大丈夫……?」
桃「……だいじょ……うぶ……いける……」
水「……いける顔してないんだけどな、」
言葉は返せても、ピントが合わない。
強いライトに照らされるたび、視界がぐらつく。
青(こいつ……目ぇ回ってるやん……アカンって……)
フォーメーションが変わるたび、メンバー全員がさりげなくないこを守るように立ち位置を微調整していた。
赤(ないくん、呼吸浅い……。でも、ちゃんと歌ってる……すごいけど……無理しないでよ……)
悠佑はダンスの流れの中で手の甲が触れた瞬間、
ないこの体温が異常に高いことに気付く。
黒(これ……熱あるな……)
曲が終わり、ステージが暗転。
桃(……あともう少し……あと、アンコールだけ……頑張れ……俺……)
そう思った瞬間、足元の感覚がすぅっと消えていく。
暗闇のなか、ないこは揺れる視界のまま、
なんとか歩こうとしたけれど、ステージ裏に入った途端そのままマイクが床に落ち、膝から崩れ落ちた。
照明が消えた裏側は薄暗く、スタッフの足音だけが響く。
ス「ないこさん!? 大丈夫ですか!?」
桃「……っは……っ、はぁ……っ……待って……ちょっと……息……」
呼吸が浅くて速い。
胸の奥がぎゅっと締まって、酸素が吸いきれない。
その声を聞いたメンバーが一気に駆け寄った。
紫「ないちゃ……っ、おいっ、大丈夫!? 目ぇ合ってへんで?!」
初兎は即座にスタッフの荷物から酸素スプレーを掴み、キャップを外す。
青「ないこ、ゆっくりでええ。大丈夫、大丈夫……俺らおるから。落ち着け、な?」
水「マネージャーさん、次……どうします? もう一回ステージ出すの無理ですよね……?」
赤「アンコール……でもないくん、これ無理でしょ……。どうするのが一番……」
二人はマネージャーと少し離れたところで、
アンコール対応を真剣に話し合っている。
その間に、悠佑がすっとしゃがんでないこの肩を抱き寄せた。
黒「ないこ、立てるか? ゆっくりやぞ。無理やったら言えよ」
桃「……あ、ぁ……にき……ちょっと……めま…い……」
黒「わかっとるよ。ほな俺が支えるからな。肩貸すで」
しっかり腕を回し、ないこを抱えるようにして立たせる。
重さを全部預けてもびくともしない力強さで、
すぐ近くの椅子まで連れていく。
座らせた途端、ないこの呼吸がまた早くなる。
桃「……はぁ……はっ……ごめ……まだ……吸えない……っ」
いふはすぐさま膝をついて、ないこの両手を包み込んだ。
青「大丈夫やで。焦らんでええって。ほら、ゆっくり……俺見て。息、合わせよ?」
ないこは震える指でいふの手を握り返す。
紫「ないちゃん、口ちょっと開けて? これ吸って。できる?僕持っとくからな」
初兎が酸素スプレーをないこの鼻口に向け、
短くプシューッと吹きかける。
少しずつ、胸の苦しさがほどけていく。
悠佑は背中を優しくさすりながら、
低くて安心する声で囁く。
黒「ゆっくり吸って、ゆっくり吐くんやで。アンコールのことは一旦気にせんでええから。まずはないこが落ち着くんが先やで」
青「そうそう。大丈夫やで置いて行かんよ。ほら、もうちょい深く吸えるか?」
桃「……っ、すぅ……はぁ……っ……ありがと……」
いむ・りうらも駆け足で戻ってきてないこの状況を確認する。
水「ないちゃん、大丈夫……?」
赤「ないくん、顔……まだ白いじゃん、無理しないでよ……?」
メンバー全員が、本当に心配そうに囲んでいた。
その空間だけ、ステージの喧騒が嘘みたいに静かだった。
外からはまだ「アンコール!!」の声が響いてるのに、
ここはないこの呼吸の音だけで満たされていた。
ないこの呼吸がゆっくり戻り始めたころ、
マネージャーが少し焦った顔で近づいてきた。
マ「……時間めちゃくちゃ押してるのでアンコール、衣装着替えなしでそのまま出ます。6人で様子見ながら行きましょう。上手側だったらいつでも救護スタッフ待機してるのでフォーメーションチェンジでないこさん上手側登場でお願いします。」
水「了解です……。ないちゃんいける?大丈夫?」
赤「立てる……? 無理だったらアンコール無理して出なくてもいいよ?」
青「行くぞ、ないこ。肩貸せ。最後まで立ちたいんやろ?」
桃「……っ、大丈夫……歩ける……。ありがと」
黒「よし、立つで」
両脇をいふと悠佑が支え、
初兎が背中を軽く押すように付き添い、
いむとりうらが前を歩いて安全を確保する。
ステージに上がるほんの数歩が、今日はやけに長い。
でも、ライトを浴びた瞬間
観客の歓声が一気に広がる。
リ「きゃー!!!!」
桃(……ああ……嬉しい……けど……まだ目が……ふわふわする……)
一曲目、ないこのステップはわずかに乱れる。
すぐ近くにいた初兎がさりげなく横に寄って支えた。
紫「ないちゃん、こっち寄り。大丈夫支えるから」
いふも後ろから目でずっと追って、
動きがズレた瞬間そっと腕で押し戻した。
青「…おまッ、!」
青(ッギリギリやん……!?)
りうらといむはフォーメーションのたびに
ないこの前に出て、視界を安定させるように誘導する。
悠佑は後ろの立ち位置で、
ないこがふらついた瞬間だけ
さっと肩を支えるようにフォローしていた。
そして二曲目が終わり、6人は深くお辞儀。
ないこもなんとか頭を下げるけど、
戻す時に体がふらついて、
初兎が慌てて腕を掴む。
紫「ないちゃっ、!」
桃「……だいじょぶ……っ、もう……終わった……」
観客の歓声を背に、6人はゆっくりステージ裏へ入った。
ス「ないこさん! 台車もう準備しました!」
折りたたみ式の運搬台車。
ライブ機材を運ぶやつを、クッション敷いて急遽“椅子代わり”にされたもの。
衣装着替えや登場場所チェンジの際、時間短縮の為にメンバーは毎公演一回は乗っている
水「ないちゃん…歩かなくていいから」
桃「えっ……台車……俺……?」
赤「歩いたら倒れるでしょ……。乗って。」
紫「むしろ似合ってるって! ほらほら!!」
桃「…似合ってる…は……おかしいだろ…」
いふはため息つきながら、でも優しい声で。
青「ええから。ほら手貸せ、ないこ。俺とあにきで乗せたるから」
ないこは少し戸惑いながらも、
悠佑といふに両腕を支えられて、
そっと台車に腰を下ろす。
黒「よし、座れたな。ほな行くで!ゆっくり押すからな」
水「僕、前歩くね。段差あったら言うから!」
赤「ないくん、なんかあったら言ってね?」
紫「台車乗ってるのジロジロ見ることないからおもろいなこれww動画撮りたいけど怒られそうやからやめとくわ」
青「ないこハウス出禁にされるでw」
紫「わー!それは嫌や!」
そんな軽口を交わしながら、
メンバー5人が台車の周りを囲み、
ないこを守るように楽屋まで運んでいく。
ないこは少し恥ずかしそうにしながらも、
胸の奥ではあたたかい安心が広がっていた。
ガチでKアリ2日目桃さんあれ体調悪かっただろ、、、、、、、、、、、、