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小虎維吹
愛称がキメラで親しまれる15歳の少女、金髪でパーカーに灰色のズボンそして手は黒く尻尾が生えている。友達と廃墟の幼稚園に肝試しに行った折、 友達が何者かに攫われ捜索に出るも、ミッションで失敗して未完成の液体
「キメラゲノム」が手にかかりキメラ 細胞や遺伝子、皮膚組織を自由に組み換え様な動物に姿を変えられる
お麩まる
キメラの友人、耳はハムスターで目はオッドアイ、不死身の力を有しており、火を吹くなどの力を使える。キメラを「ハニー」と呼ぶほど親しい。
胡麻裕輝
白髪に水色メッシュの男性キメラに興味を示す一人の男性、妻の千尋は恐妻家。
とある事件により死亡
胡麻千尋
黒のロングヘアで黒のスーツを好む胡麻裕輝の妻、裕輝の事を心から愛している。
数多の作品がある中からこの作品を手に取ってくれた皆様にまずは感謝を述べよう。
これから始まるのはある少女の秘密についてだ。
作中、君達は過去の彼女に会い、出題される問題の選択肢から、適切なものを選び、彼女の物語を進めるんだ。
正解すればストーリーは進み間違えれば君はそこで死ぬ。
物騒な話に聞こえるが人生とはそういうものだろう?
人生とは常に選択に連続だ。
あの時の選択で自分が幸に進むか不幸に進むか。
たとえば君は今テストを受けていると想像してくれ。
内容は選択式問題、正解を選ぶやつだ。
選択肢は数多にあるが正解は一つ、それを見極めるには勉強をしているひとなら余裕だろう。
だが、その勉強で正解が完璧にわかり、全問正解になるには恐らく、奇跡に等しいものだろう。
人生もそれと同じだ。あの時の選択次第ではハズレにも正解にもなる。
今度は君が進路の紙を書いていると思ってくれ、進学か就職を選ぶものだ。
たとえば、君が就職を選び、限られた選択肢の中で職場での扱いが酷かったと思え、
君は恐らくそこで「あの時、進学していれば。」
と嘆くだろう。
つまり、私が言いたいのは、君は今、とてつもなく大きなリスクを背負っているということだ。
人生はテストのように明確な選択肢があり、明確な答えがあるというわけではない。不明瞭なところが数多とある。
この物語は学校で受けるテストとは違って、 このチャレンジに挑むには君の命がかかっている。
今ならまだ引き返せるチャンスだ。
画面をスクロールし次の文に進むか?
Yes・・・画面をスクロールして物語を進めろ。
No・・・この小説を閉じてホーム画面に戻れ。
やはり君は「Yes」と答えたか、
その覚悟、認めてやろう。
存分に楽しむがいい、これから起こる物語をな。
フハハハハ!!!!
私はある日、とあるイかれた幼稚園に友人といっときの好奇心で夜中に忍び込んだ時、私はそこで友達の行方がわからなくなってしまった。 何日経ったかもわからない、家に帰ったら相当怒られるぞと思っているが、今、私は帰路についている。なんでかって?それは、とあるヒルが自分のことを救ってくれたお礼だと言って現在の階から幼稚園の玄関まで通じるエレベーターの鍵を渡してくれたんだ 。
そんなこんなで私が幼稚園の外に出るとあたりはすっかり真っ暗で行った時とほとんど変わらねえ、だが、こんな廃墟な場所でもこの地区にあるので土地勘はある。
それを頼りに進んでいくと家につながる見慣れた道に出た。
すると、
「維吹、、、」
声の主の方を見ると母が立っていた。
「もう!どこに行ってたの?心配したのよ!」
まったく、、面倒なことに、、でも、、こんな自分でも心配してくれるのはありがたいんだよな。
「え、それ尻尾?」
するとお母さんが尻尾をギューギュー引っ張ってきた。
「イデデデ、、、神経通ってるよ!」
するとお母さんの口がアルファベットの「O」になっていた。
「維吹!急いで病院に!」
「心配しないでよ、今、こうして健康なんだし!」
と、誤魔化してなんとかその場は収まった。二人で家に帰ると大切な友人のお麩まるがリビングでくつろいでいた。
「マイスイートハニー!!!!会いたかったゼェェェ!」
するとハニーが胸に飛び込んできた。
「お麩ちゃんったら、僕がいないと生きていけないじゃんw」
「えへへ、」
するとハニーが突然何か思い出したような顔をして玄関に向かう
「あ、そういえは、ハニーに荷物きてたで!」
中を見たら中身は直方体の機械が一つ丁寧に梱包されて入っていた。
その機械を手に取った瞬間、
「おい!ハニー?!だ、大丈夫?」
すると突如私の背中かから翠色の何かの塊が出て人型に形成される、、、それは、
顔が赤の透明なフェイスシールドで隠れてて顔は見えないがボロボロに破れた黒の背広、その下から見える白のYシャツ、それについた血、髪は白髪に水色のメッシュ、
「キメラァァァ!君のおかげで俺はこの世に復活できる!その足がかりにさせてもらゼェ!!!!」
「もぉ!やっとこ帰省したのになんなんだよっ!!!」
咄嗟にキメラの力を放とうとするが何かがおかしい、、、いつもの感覚が来ない、
「君にとあるウイルスを感染させた。右手を見てごらん?もう、キメラゲノムの力は使えないゾォ?」
奴に言われるがままに手を見てみると手がいつもの黒の鉤爪付きのやつから人間の手に戻っていやがる。
「あんた誰?!」
半ば怒り混じりにハニーが聞くと
やつは高笑いをした後に
「名乗るほどでもないんでなぁ、」
と人助け、いやこいつの場合、人に迷惑かけてるんだけど、よくドラマとかでの人助けシーンでよく言われるやつの返答だった。
「貴様ら!耳に穴かっぽじってよく聞け!これからはじまるのはある少女の物語だ。」
するとそいつが相変わらず煽りながらこのゲームの説明を始めた。
「じゃあ、バイナラ!」
野郎が消えたかと思うと。
「じゃあ、君は人質だぜぇ?」
そいつにいつの間にか捕まってた。
「なにすんねん!」
とハニーが怒りながら叫ぶも直後僕の視界が真っ暗になり、さっきまでいた
家の前やお麩ちゃんも見えなくなった。
昨夜、私がハニーとくつろいでいたら突然、謎の人物に攫われていった。
私自身もあいつに見覚えはないし、どうすればいいかもまったくわからない、テストのようにはうまくいかないと聞いていたけど、
どうすればいいんだろう?
「お麩まるちゃん、 」
ハニーのマミーが話しかけてきた。
「維吹の過去についてって言ってたけど、」
「はい、どうすればそのチャレンジに参加できるのかわかりませんね。」
すると奥からハニーの妹が何かを持ってきた。
「お麩丸ちゃんに、荷物きたよ!」
と自分の足の半分ぐらいある大きな段ボールを両手に持ってきた。妹ちゃんが箱を開けるとそこには
“バンバン、ビターギグル、ダダドゥー卿”のぬいぐるみが入っていた。
なんでこの三人が?とも思ったが箱の底に置き手紙が添えてあり、こう書かれている。
「この三体のうち、一体のぬいぐるみを持って彼女の人生が変わった場所に行けば参加ができる。」
という手紙が置いてあったのだ。
「よし!お麩まるちゃん!私が行ってき、、」
「やめましょう、」
私はお母さんの言葉を自分の言葉で塞いだ。普通に失礼なんだけどこれは大きな危険が伴う。
「さっき、あの男が問題を間違えれば、死亡すると言っていました。リスクが高すぎますので、私が行ってきます。」
とりあえず私の推しのバンバンを持ってハニーの人生が変わった場所に行ってみる。
場所はバンバン幼稚園、昔とある事件が起きて閉園したと聞くが実際に行ってみると清潔感が残っており、まるで誰かが住んでいるようだ。
私がドアに手を伸ばすと辺りがピクセル状に包まれて
“それ”は始まった。
スマホで日付を確認すると 2025年 4月12日になっている。
さっきまで立っていた幼稚園の玄関に何者かが近づいてくる、耳をすませば2種類、
近くのゴミ箱の影に隠れて見ているとそこには
ハニーとその友達が幼稚園に入っていく、私も後を追って中に入ると、
「イヤー!!!」
突如としてその友達の悲鳴が聞こえた。
「え?ちょっと、、、どこ行ったの?」
とハニーが辺りを見回しているうちにこちらの存在に気付いたみたいだ。
「お麩ちゃん!あの子どこ行ったか知らんか?!」
「わからない、」
私はそう答えるしかできなかった。
「ねぇ、お麩ちゃん、友達がいなくなったのって僕のせいかな?」
するとハニーが動かなく、、、いや、辺り全体の時間が停止して選択肢が出現した。
・Yes
・No
私の選ぶ答えは決まっている。
「No 」
直後あたりに回答を知らせる音声が鳴り響いた。
私は頭が真っ白になった。なぜだ、ハニーは確かに興味本位で行ったけど、そんな、、、
すると直後さっきのあいつが現れる
「フハハハハ!!!残念だったな!お麩丸ちゅわあああん!!」
直後地面から奴の分身が数え切れないほど這い出してきた。咄嗟にチェーンソーで斬りつけるが数が多すぎる、、、
「ゾンビの力をおもいしれぇ、、、」
全身に奴の分身がまとわりつくと直後、、、チェーンソーが黒く変色していた。
「君の力を腐敗させた、、、」