コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「おはようございまーす、」
俺がどれだけ泣いても時は止まるわけがなく、今日もスーツを纏い、会社へと出勤する
「しゅんやおはよっ!」
「りくおはよ」
「あれ?なんか元気なくねー」
「そんなことないって、笑」
「…そぉ?今日お昼一緒に食べよ!!」
「りょーかいー」
「じゃ、また昼なー!!」
「ういー」
あれはりく。俺の同期で休みの日も出かける仲だ。
とにかく明るさが取り柄で俺も元気をもらっている
「__はい、それですと先方の資料で……」
会社員の日々は目まぐるしく、常に何かに気を使っていなければならない
だから、仕事は好きだ
こういう時に何も考えなくていい
いつきのことも、仕事の時は忘れられた
仕事をしてれば余計なことを考えないでいい
そしてあっという間にお昼になり、りくといつもの購買でお昼を買ってフリースペースで食べる
これが俺らのお昼だ
「………でさ、どう思う!!!?」
「え?」
「ちょ、しゅんやー、、」
「どうした??体調悪いか??」
「いや、そんなんじゃないよ、」
「…しつれーい」
そう言ってぴとっ、と俺のおでことりくのおでこがゼロ距離になる
「うわっ、!」
「んー、熱はないな、」
「どうする?早退するか??」
「いや、大丈夫!」
今仕事しなかったらまたいつきのことばかり考えて辛くなるだけだ
「ほんとか〜??辛かったら言えよ!」
「…うん、ありがとう」
「りくはほんとに優しいね」
「…!!な、なんだよ急に〜笑」
「照れるぞ!!笑」
「ふは笑 そろそろ行こっか」
「おう!!!」
__________________
帰りの電車に揺られながら、またあいつのことを考えていた
ただ考えたってこの状況は変わらないし、
自分が辛くなるだけなのに気がつけばあいつのことばかり考えてしまう
ふらふらと家へと帰り、ソファにもたれかかる
「……、なんかだる、」
帰りの電車から少し体がだるい
ただ、コンビニに行く気力もなかったため真っ先に家に帰ってきてしまった
「…ねよ、」
意識が飛ぶようにそのまま眠りについた
___________________
りく
・20代 ・しゅんやと同期
・しゅんやが、、、?
……To be continued