コメント
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さいこーです!素敵な作品をありがとうございます!
「わ~た~し~が~!!普通にドアから来たぁ!!」
「「「オールマイトォ!!!」」」
「凄え本当に教師になったんだな…!」
「画風が違う!」
「鳥肌が…!!」
オールマイトが来ただけでこの騒ぎ。
ホコリが舞って仕方が無い…
「今日の訓練は対人戦闘訓練だ」
ルールは至って簡単。
まずはヒーローとヴィランに別れる。
ヴィランはある建物に核となるものを配置し時間内まで守護、またはヒーローを全て捕らえる。
ヒーロー側は建物内にある核に時間内に触れる、またはヴィランを全て捕らえる事で勝利となる。
また、ヴィランは核にヒーローに触れられる捕まえられる…ヒーローは制限時間までに核に触れない、捕まえられるとそれぞれはアウトとなる。
制限時間は10分。何回かに分けて試合をする。
この時ヒーロー二人、ヴィラン二人の2対2になる。
ヒーロー側には捕縛テープが配られヴィラン役にくくりつけると捉えた判定になる。
なお、戦っている戦闘員以外は待機、戦いの観察する形となる。
……てなかんじだ。
僕はヒーロー側へと周りにペアは麗日さん、僕らと対戦するヴィランチームは爆豪、飯田君だ。
「デク君、頑張ろうね!」
「あぁ、それと麗日さん作戦があるんだが……」
「スタート!!」
「…作戦道理に」
「うん。分かった」
角からかすかに甘い匂い…これは…
「危ない!!」
ドォン
「キャっ」
チッ…砂が舞った……
「さて、登場劇はこれで終わりとして素早く決着を付けようか爆豪君」
「キメェ…それと避けるんじゃ…ねぇ!!」
バンバンバンッ
なかなかに素早い動き…だが口調、周りへの配慮が足りない……
「それはお遊びか?」
「クソがぁ!!…俺のスーツの要望がその通りになってんだったら…」
っ……何をするつもりだ
『いけない!爆豪少年!!』
「シネェ!!」
バァァン!!
出久の目の前は一瞬にして真っ白になる。それは爆破の光だった。
「当たらなけりゃ問題ねぇんだよ!」
「そうだねぇ。当たってないからね」
「っ!!??何で喋れやがる!!」
爆豪はその声に驚き後ろを振り返る。
「さっきも言ったよ?当たってないってね。もしかして君は馬鹿かな?」
爆豪の攻撃は確かに当たっていなかった。出久は直前でオーバーホールを使い壁を作ったのだ。
『デク君どうしたん!?凄い音したよ!?』
「ごめんね麗日さん。こっちは大丈夫だよ」
「クソガァァァ!!」
煽られた爆豪は怒りで出久に向かっていく。
「怒りに身を任せてはダメだよ?ちゃぁんと相手のことも…下も見なきゃね」
床には捕縛テープが貼られていた。
見事に罠にかかりテープがもつれ行動不可の状態になっていた。
蕁麻疹を抑える薬飲んでて良かった…
と、改めて思う出久だった。
『やばい!バレてもうた』
無線機から発せられる声に出久はこうなることは予想していた。
「飯田君に見つかったのかい?」
『え!うん…そうなん。爆豪君強いから手こずってるとおもうんやけど出来ればこっちきてほしいんや。』
「全然余裕だよ。こうなったときは作戦Cに変更だ」
『作戦C…あ!うん、分かった待ってる』
ガッシャァン
音と共にガラスの破片が辺り一面に散り渡る。
「麗日さん。僕の言う通りにしてくれて有難うな。」
「しまったっ!」
そう言いながら核に触る。
『終了ー!ヒーロー側の勝利』
その後は皆の戦いを見て振り返りをし、良いところ悪いところを見つけたり考えたりした。
はぁ、矢っ張り学校という物は面倒くさいな…
次回予告(オーバーホール)
次回は初めての番外編だ。それとついでに俺達死穢八斎會のキャラ設定(完全に崩壊している)だ。出久はそこでも大変な目に会ったそうだぞ。
この言葉はあまり好きでは無いが…更に向こうへ、プルスウルトラ