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「妖怪退治はラクじゃない!」

【増えた仲間】


発明家…ドイはヒルを紐で縛り付けて指輪を取り上げた。

「ライム。お前は妖怪退治をしていると言ったな。」

「あぁ。変な話だ。妖怪が妖怪退治なんて。」

「そうか。なら俺もその変に加わるのか。」

ん?俺も?

「何を言って…隊員は我だけだが…」

「そこに俺も入れろ。」

何を言い出すんだコイツは…

「頭がパンクしたのか?目を覚ますために箒で殴ってやろうか。」

「俺は本気だ、ある人を抜くためにな。お前には俺が作った発明で妖怪と戦ってもらいたい。俺も戦うし、力も増えて一石二鳥じゃないか!」

「嫌だ!仲間などいらん!」

「ライムさん。仲間が増えるのは都合がいいですよ。依頼も早く終わっていくだろうですし。」

正直ドイと行動するのは避けたい。

ドイの見た目は目立ちすぎる!

狼のように赤く光る目。

毛先が赤くなっている黒髪。

真っ黒なパーカーに真っ黒な長ズボン。

正直、真っ黒すぎて目立つ!妖怪も逃げていくだろ!

でも仲間が増えれば少しはラクに…

「…見た目を何とかしろ。」

「見た目?」

「目立ちすぎて妖怪に逃げられる!」

「わかった。見た目は何とかしよう、俺の発明家の腕がなるぜ!」

「厄介者が増えた……」


「…ッ!」

眠っていたヒルが目覚めた。

「…コイツどうすんだ?ライム。」

「我に聞くな。」

「おいっ!俺の縄を解け!」

「いっそ仲間にするのはどうでしょう。」

「却下。」

「じゃあ焼却炉に入れるか?勝手に燃えるだろ。」

「おいっ!無視するな!」

「それはやりすぎです。」

正直ここまで来たら仲間に入るのは勝手にすればいいが…コイツいつか裏切りそう…

「ならコイツは我の神社で保管しよう。」

「まさかライムさんからその言葉が出るとは…以外です。」




なんやかんや神社に1人(ヒルを連れて)戻った我はヒルの縄を解かずに眠った。


目が覚めると縄に縛られたヒルが騒いでいた。

「あ、解くのを忘れていた。悪い。」

「ふざけるな!!腕がガチガチだ!」

「文句言うな。」

縄を解いたのはいいけど…ヒルは速攻に鳥居に向かって走り出した。

「いてっ!」

無駄だ。この神社の周りには結界が貼ってあり妖怪を通さないようになっている。

結界を取れるのは我だけ。

力で壊せる物じゃない。

「おいっ!結界を取れ!」

「無理だ。やる気が起きない。」

ヒルは神社で暴れだしたけど、神社の物は何故か壊せないようになっている。これは我にも分からない。

結果。ヒルは力尽きた。


「ライムさん」

輝夜さんがお団子を持って神社に来た。

「ライム!」

それと多分ついでのドイ。

「いてっ!何だこの結界。」

「悪いけどヒルが逃げだすから結界は取れない」

「輝夜さんは出入り可能なんだな。」

「人間には効かないからな。」

ヒルはどうするか。閉じ込めてなんかられないし…ヒルのこと知るまではヒルは神社で預かることにしよう。

それにしてもドイ…お前のその手に大量に持っている道具は…まさか発明か?

「試したいモノってそれか?」

「あぁ!役に立つ物もあるから1つずつ紹介するな!」

長くなりそうだ。

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