「まじかよ、俺の光を吸収してでかくなりやがった。」
流石に避けきれねぇ。
被弾した直後、明希は動きが格段に鈍くなる。
「なるほど、行動制限か。だが、これだけならどうとでもなる。」
「攻撃がこれだけなわけ無いだろ?」
「ゴフッ、吐血?」
「その呪いは内側から肉体を蝕む。」
強すぎるだろ。いや、待てよ。
「はは、効かないね。レジストしたよ。」
「なに?だったら、増やしてやるよ!『デスマジック』!」
「かかったな。」
その言葉と同時に明希に向かうはずだった呪いは
全てラプラスへと向かう。
「な、なぜ!?」
「俺の能力は光を出すことじゃない闇の操作だ。
あんたの呪いは全部闇をまとってる、だから操作ができるんだよ。」
「まずい、避けきれない!」
そして、呪いはラプラスに当たりラプラスは消滅した。
「勝者『黒闇 明希』!!」
『おぉぉ!明希!明希!』
「すげーな!今日から明希が決闘王者だ!」
「負けたよ、明希くん。」
「いやー、こっちも結構やばかったんですけどね。」
「これから、打ち上げをしようと思うんだが一緒にどうだい?」
「いや、またせてる娘がいるから。」
「そうか、またいつか戦おう。」
「ああ、またいつか。」
〜つづく〜
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