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ついに最終話です!!!
この話はいつもより500文字くらい多いです😭
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吉田はもう言うしかないと思った。こういう時は男らしく隠さずに伝えるべきだと思ったし、これ以上考えても答えは出ないと思ったからだった。
俺は、4人全員が好き。その事実は変わらない。
せっかく腹を括ったのにタイミングが悪かった。
早く言いたいのに……。
4人もどこか落ち着かない様子、ソワソワして吉田をチラチラと見ている。曽野なんて、告白する直前の思春期男子みたいなそんな様子だった。
何とか無事に撮影を終わらせ、吉田が何食わぬ顔で楽屋に戻ろうとしている所を4人は全力で走って止める。肩やら腕やらを掴まれて、くるりと体の向きを変えられると、そこにはいつになく真剣な顔をした4人が。
「っ、仁人、さっきの続き。」
「聞かせて、今すぐに。」
「もう待てない。俺、早く聞きたくて。」
「ほんまに、ガチで待てない。」
「っ、!わかってる、言うから、ここじゃ無理でしょ、みんないるし。」
実際おかしな様子の5人にスタッフの視線は集まっていた。しぶしぶ手を離すと歩き出す吉田にピッタリくっついて歩く4人。だが次第に待てなくなり、佐野が吉田の腕を掴んで早歩きで歩き出すと、もう片方の手を山中が掴み、同じように早歩きしだす。
「ちょ、ちょちょ、速い速い!俺ほぼ走ってるから!」
「…………。」
「なんか言ってよ!?」
無言で引っ張る佐野と山中に突っ込むがそれすらなんの反応もない。塩﨑と曽野はそんな吉田の背中をグイグイと前に押す。
バランスを何とか保ちながら楽屋まで着くと部屋に入るなり4人に囲まれる。
「仁人。」
「じんちゃん。」
佐野には肩を、山中には腕をぎゅっと掴まれる。
2人の瞳が揺れているのが見えた。
曽野は吉田の服の裾をきゅっと握り、塩﨑には手を持たれた。
その2人は下を向いて表情があまり見えなかった。
4人の手が震える。それが吉田に伝わる。
吉田が話そうと息をすぅっと吸ったと同時に4人の体にグッと力が入る。
「俺、みんなのことが好き。悔しいけど、好きで好きで仕方ないみたい。」
困ったように笑う吉田。4人はまさかの全員が好き発言に驚きを隠せずにいた。ぽかんと口を開けて何も考えれずにいると吉田が続けて話し出す。
「俺、全員がそういう意味で好き。誰一人として失いたくない。全員、俺の隣にいてほしい。……って、こんなわがまま無理に決まってるよな。」
ここ
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#ご本人様とは一切関係ありません
🎼🍵大好き※1ヶ月猫化中
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#ご本人様とは一切関係ありません
ぬま子
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俯く吉田から発せられる本音。声は震えていて何とか絞り出しているのが伝わってくる。
「……仁人は俺らのこと全員が好きなの?」
「……うん。」
「それほんまに言うてる?」
「うん、ごめん、決めないとって、思ったけど。無理だった。俺みんなのこと好きみたい。みんなが他の人と幸せになるの想像したら、苦しくて……。」
申し訳なさそうにしている吉田を4人は思い切り抱きしめた。ぎゅうぎゅうとハグされる吉田は何が起きたか分からない様子で「え、え?」と声にならない声を漏らしていた。
「ありがとうじんちゃん!!」
「ほんと。好きになってくれてありがとう。」
「え、でも俺、決めれなくて……。」
「でもお前は好きなんだろ?」
「うん、……好き。」
「じゃあええやん!!1番いい形なんやないの!?」
「え、みんなはいいの……?普通恋人って独り占めしたいものじゃない?」
「うーんまぁそれはそうだけど、他のやつがこいつらなら俺は全然いい。」
「「「俺も。」」」
「そ、そうなの!?」
あっさり認められた吉田の悩み。するとハグされた安心から涙が溢れてくる。4人には 顔を見られていなかったが、鼻をすする音で泣いているのがバレてしまった。
「じ、じんちゃん!?なんで泣くん!?」
「……わかんない、なんか、安心した」
「あーあぁ、こんなボロボロと流しちまって。」
佐野が親指で優しく涙を拭い取ると、その親指にキスをした。それを見た吉田の顔は真っ赤に染まる。
「なっ、な、何してんの勇斗!!」
「ん?仁人の涙も愛おしくて。」
「はやちゃんずるい!俺も!」
すると今度は曽野が吉田のほっぺにちゅっとわざと音を立ててキスをした。突然のことに吉田はパクパクと口を開けたり閉じたり。そんな吉田が可愛くて曽野は満足そうに微笑む。
「えーふたりだけずるい。俺も。」
「え、んん!?」
山中は唇にキスをする。優しく頬をつつみ上を向かせ、その達者な口を塞いだ。周りの3人が「あーー!!」っと大絶叫したが、山中は聞いてないふりをする。ぱっと離れてやると吉田は口を手で抑える。
その様子を塩﨑が無言で見つめていた。
「……。俺思ったより嫉妬しいかもしれん。ごめんな仁人。」
「なにいって、んっ!!んーー!」
塩﨑は反対を向いていた吉田をくるりと自分の方に向かせると腰を引き寄せ、口を抑えてる手をどかせる。そのまま山中のキスを上書きするように力強く唇を重ねた。
唇を離すと吉田は力が抜けたようにへにゃへにゃとその場に座り込む。
「ちょ、ちょっと、キャパオーバー……。」
「えー、次俺だよ仁人。」
「俺も俺も。待ってるよじんちゃん!」
「待って!まじでそんな一気にしたらだめ!」
「ちぇー。」
吉田に目線を合わせて真剣な顔でオネダリする佐野と曽野を止めると、ふたりは頬をふくらませて拗ねてしまう。その様子を山中と塩﨑はドヤ顔で見ていた。
俺、これからこんな生活に耐えれんのか……。
「じゃあ俺らこれから恋人ってことやね!じんちゃん!」
「…っあ、そうだね、……みんなはほんとにいいの?」
「ん?だって仁人が決めたことだろ?だし、俺はさっきも言った通り、こいつらならおっけー!」
「俺も。まぁ1番愛してるのは俺だけどねじんちゃんっ。」
「はぁ!?俺の愛舐めんなよ柔太朗!」
「仁人。俺も愛してるで。」
「ちょ、みんなずるい!俺も愛してるよじんちゃん!これからは弟じゃなくて恋人として隣にいさせてね?」
「うん、ありがとうみんな。俺も。……あ、あ、愛してる……。」
照れくさそうに少し詰まらせながらも言ってくれた愛の言葉を4人は聞き逃さなかった。言われた瞬間また全員で吉田を囲んで抱きしめる。
その日から吉田争奪戦は終了。
するわけもなく、今日は誰と帰るだの、誰が最初にキスをしただの、違う戦いが始まったのであった。
コメント
13件

最高のハッピーエンドですね!! 最後までほんとに最高で大好きな作品です!

総受け大好きなので4人エンド最高でした!! 続きも楽しみにしております💛 主様の作品大好きです!!
あ終わっちゃった😭😭😭いい夏を過ごせました😭😭😭完結おめでとうございます、ありがとうございます👊😭😭