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柚乃side.
あぁ、また。やっちゃった。
カッターあるからってまたやる必要無いのに。
ただただ痛くて苦しいのに。
この痛みがあれば、耐えれてたのに。
なのになんで?
奏多は、今は部屋にいる。
「海行こ…」
バレないように長袖着て,マスクして。
さて、行こう…
海に来てみたけど。
「夜の海が1番綺麗.」
なんで、あたし、いじめられるようになったんだっけ、?
「あぁ、そっか。」
理由がとてつもなく簡単だった。
『あたしが、あいつより頭が良かったからか。
ただ、必死に勉強してた。それだけなのに。
ばかみたい。』
防波堤の端に立つ。
『沈んでしまおうか。こんなあたしなんて。
必要無い。深海の奥深くまで。』
『柚乃…!!』
なのに、なんで、そんな悲しそうな目で、泣きそうな声であたしを呼ぶの?
ねぇ,どうして?なんで??
あたしを必要としてくれるの?
ねぇ、、、なんで、、!?
ただ苦しくて。鮮やかな赤が滴り落ちる。
「消えないで。ねぇ、2人で復讐しよ?
ねぇ、俺のために生きて?わがままかもしれない。でもね、柚乃。柚乃と一緒にいたいんだよ。」
こうして、あたしはまた。蜘蛛の巣に囚われた蝶のようにあなたに囚われて,あなたと生きる。
第一章。蜘蛛と蝶。閉幕。
第二章。薔薇と蜘蛛。毒のある蝶。
開幕まで残り2日。
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