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番外編

4 - 番外編 その4 『箱に閉じ込められた執事と主様。』

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2025年05月16日

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番外編 その4 『箱に閉じ込められた執事と主様。』


※ちょうど18人で偶数なのでサンドで行っちゃいましょう!!


1組目


🫖&主&🍷


『っ、どうしてこんなことに…っ。主様。苦しくないですか?』

『だい、じょぶ、なんとか…。』

『主様。体制が辛いなら私に身を委ねて大丈夫ですよ。』

前にはベリアン。後ろにはルカスがいて

真ん中に私がいる。今はルカスに後ろから抱き締められている状態だ。

『早く解決策を練りましょう。主様をいつまでもここに居させる訳にはいきません。』

『でも、私はこのままでもいいけどね。主様と密着できて。』

『なっ!る、ルカスさんダメですよ、執事としての節度は守って頂かないと!』

『っ、ベリアン、あんまり動かないで…っ。』

ピクンッ

敏感なところにベリアンの腕が当たる。

『あ、す、すみません!』

『ふふっ。ベリアンったら。1番節度を守ってない…。』

『っ…///』

『る、ルカスも近いよ…もう少し離れて。』

『それは無理なお願いです。箱が狭いんですから。』

『ルカス楽しんでるでしょ。』

『ふふっ。さぁ、どうでしょう。』


この2人だと話が進まない…w

ベリアンはルカスを止めるしルカスは主様とくっついていたいって思うし、主はされるがままやし…w


2組目


🦾&主&🌹


『どうなってんすかこれ…っ。』

『わかんないよ…。』

(でも、この体制…っ。)

『おいアモン、主様が窮屈だろ。早くこの箱壊せ。』

『無理言わないで欲しいっす…。』

ちなみに今の体制はアモンが床に仰向けで私はその上に乗り、私の上にボスキがいる状態である。つまり分かりやすく言うとこんな感じ。

私がアモンを押し倒し、ボスキは私をバック壁ドンしてるみたいな。

『主様…任せろ、すぐに壊してやるからな。』

サラッ…。

『んっ…ふ…ぁ。』

ボスキの長い髪が首元に当たる。

『ちょ、主様。変な声出さないで下さいっす…っ。』

『……ニヤッ。』

ボスキは私の耳元で喋る。

『主様……。』

『ひゃっ!』

ギュッとアモンの服を掴む。

『耳が弱いんだな……ふっ。可愛いな。』

ペロッ

ボスキは耳を甘噛みする。

『ひゃぁ…んっ!』

『っ〜!』

『( •´∀•` )ニヤニヤ』

(ボスキさんわざとやってるっすね……っ。)

『アモ、助けて……っ。』

涙目で俺の服を掴みながら主様は懇願する。

『っ……。』

(ダメだ、俺、我慢の限界が……っ。)

ズルッ!

『うわっ!!』

箱に手を着いていたボスキの手が滑り、私は体制を崩してアモンの上に乗っかる。

『……っ。ご、ごめ…っ。』

『ぁっ、主様。今動いちゃダメっす……。』

『え?』

『ぅぁ…っ。』

アモンは顔を赤く染めた。

『……っ///』


これ以上は危険だわ…!ボスキは意外と策士だねぇ。アモンはてぇてぇ……っ!


3組目


✝️&主&🧸


『も、申し訳ありません。主様。すぐに解決策を……。』

『う、うん。ゆっくり考えよう。あんまり動くとあれだし…。』

『でもどうしてこんな箱に…? 』

『わかんない…。気付いたらここにいたよね。』

私の後ろにはテディが座っていて私の前にはハウレスが座っている。

テディは体育座りをしていて私のその間にいてハウレスは前で立ち膝をしている。

『その体勢辛くない?』

『鍛えてますから大丈夫ですよ。』

『流石ハウレスさんです!』

『テディ、あんまり暴れるな。主様が困るだろ。』

『あ、すみません!主様。大丈夫ですよ。俺が守ります。』

『う、うん。』

『ところでハウレスさん。』

『なんだ。』

『その二の腕の筋肉…触らせてくれませんか?』

『…え?』

『模擬戦してて思ったんですけどその二の腕すごいなって!そこにどんな筋肉が含まれているのか触りたいんです!』

『テディお前は…。ここを出たらにしてくれ。』

『でもいつも逃げるじゃないですか。』

『…はぁ。少しだけな。』

『やったぁ!』

『すみません主様……。』

『大丈夫だよ。』

『やっぱり硬いです!』

(どんな鍛え方したらこんなムキムキに…あ。

今度からトレーニングの時も見張ってようかな。)

『もう終わりな。』

『あ、まだ待ってくださ――。』

グイッ!

『わぁっ!』

ハウレスの引っ張る力に耐えきれずテディは私と一緒にハウレスに倒れ込む。

『っ……!』

『『は、ハウレス\さん/ごめんなさい!\ごめん、』』

『だ、大丈夫です…っ。』


この3人もてぇてぇ…///

百合に挟まる男は(自主規制)とか言うけど

これは逆やなBLに挟まる女は(自主規制)やな。


4組目


🗝‪&主&⭐️


『はぁ。マジだっる…。』

『狭いですね…。しかもラムリと閉じ込められるなんて。』

『はぁ?こっちのセリフなんだけど。』

『私挟んで喧嘩しないで……。』

細長い箱の中。ナックは私を支えて立ち、ラムリは私に抱き着いている。

『主様を離しなさい。』

『はぁ?そっちこそ離せば?』

『私は主様に危険が無いように支えてるだけです。貴方のは違います。』

『うっざ!』

『もう2人とも!』

『『!』』

『喧嘩しないの!早くここから出る方法を考えようよ。』

『そ、そうですね…すみません。』

『はぁい!主様!』

『任せてください。このナック、箱なんて壊してみせます。』

『ナックが壊してくれるまで抱き着いてていいですか?』

『ら、ラムリ……っ。』

『ダメに決まってるでしょう!貴方も協力しなさい。』

『えぇー。』

と、そのとき箱がぐらついた。

グラッ

『『『え?』』』

バタンっ!勢いよく倒れ込み、箱が開いた。

『あ、主様お怪我は…!』

『っ、な、ナック、近い…っ。』

『あ、す、すみません!』

鼻先が触れて唇が触れてしまいそうになる。

『っ…///』

『早く主様から離れてよー!』


この2人は仲悪いからな…w主が大変そうだ。

挟まれて。


5組目


🐾&主&‎🤍


『あの、シロ……。』

『なんだ。』

『近い…。』

『我慢しろ。こんな得体の知れないものに閉じ込められてるんだ。何が起きるか分からないだろう。』

シロは私と距離を詰める。

『シロだけずるいなぁ。主様俺も近づいていい?』

グイッ

ベレンとシロは両端で私を挟む。

(恥ずかしい……。)

『ふふ、顔が赤いよ?』

『ベレンばかり見るな。我だけ見てろ。』

『そ、そんなこと言われても…っ。』

(こんなの無理……っ、恥ずかしい…っ。)

(/ω\*)プシュ—♥

『は?おい、…気を失ってる。』

『主様?大丈夫?』


この後無事に出れたがベリアンからマナー指導を受けたらしい。

甘々執事とツンデレのツン多め執事は堪らないね💕︎

6組目


🪡&主&❤️‍🩹


『困りましたね…。』

『ラト、大丈夫?苦しくない?』

『大丈夫です。むしろ嬉しいですよ。主様と距離が近くて。』

『ラト…。』

私はラトを押し倒している状態で閉じ込められた。

『俺もいるからねっ!!』

フルーレは私の上に覆いかぶさって閉じ込められている。

『主様。その体制お辛いと思います。私の胸に飛び込んできて大丈夫ですよ。』

『う、うん。それはそれで恥ずかしいから…。』

『そうですか…。…わかりました。』

グイッ

『え?きゃぁ!』

ラトは私の手を引っ張り抱きしめた。

『な、さっき分かりましたって…。』

『主様から来ないなら私からいけばいいんです。クフフッ…。』

『もうビックリするでしょラト!!』

『フルーレ怒らないでください…フルーレも主様と近づけて嬉しいでしょう?』

『それは……もにょもにょ。』


否定しないんかい!w

この2人のやり取り可愛すぎる。


7組目


🍳&主&⚔️


『困ったな。』

『どうだ、バスティン壊せそうか。』

『いや、無理だな…。』

『……。 』

『どうした、主様。』

『いや、あの、その…っ。』

『?』

『箱広くない!?普通こういうのって狭くて身体が密着してドキドキっていう展開のはずなのに!』

(こういうの見たことあるのに……。箱が広いせいでドキドキ要素ゼロ!)

『…?よく分からないが…。主様。俺の傍に寄ってくれ。』

グイッ

『えっ。』

『傍に居れば何かあった時すぐに助けられるだろ。』

『あ!バスティンお前ちゃっかり抜け駆けするな!』

グイッ

ロノがわたしの手を掴み引き寄せる。

『主様、何が起きても俺が守ります。』

『いや、俺だ。俺が主様を守るんだ。』

2人は私を挟んで喧嘩する。

『…。』

(密着できたから……いい、のかな?)


メタいな。この主。ww

バスティンとロノの喧嘩っていいよね。

可愛らしくて(?)


8組目


🕯&主&🦋


『主様。苦しくないかい?』

『だ、大丈夫だよ。』

『すみません、俺とミヤジさんは背が高いから主様に窮屈な思いを…。』

『そんな事ないよ、大丈夫。』

フェネスとミヤジは私を真ん中で挟む。

『座らせてあげたいが狭いからね……。』

『大丈夫だよ、ありがとう。ミヤジ。』

(密着してる…主にふたりの胸筋が。)

『……。』

(…主様、気づいてない…。さっきからずっと胸が…当たって…っ。)

『?フェネス?どうしたの?』

『い、いえ、なんでもないです!』

『早く、出ないとですね…。身の安全のために(主様のために)』

『うん…ずっとここにいたら疲れちゃうし。』

『あぁ。』


高身長の2人に…挟まれたい。

フェネスはたじろぐよな。可愛い。

逆にミヤジは平然としてそう。ニヤッ( ‘֊’ )


9組目


💮&☂️


『主様。そのまま動いてはいけませんよ。』

『ちょ、ユーハンちゃん?その目怖いよ?』

『主様に何かしたら私が許しません。』

『ユーハン落ち着いて……。』

ユーハンは私を後ろから抱きしめる。

『私がハナマルさんから守りますからね。』

『俺何もしねぇって…。』

『そ、そうだよ。ユーハンが見てるところでそんな…。』

『…つまり私が見てないところでハナマルさんに何かされたことがあるんですか?』

『え?いや、それは……。』

『……。』

『え、あの主様。否定してくれないと。』

『主様。早くここから出ましょう。そしたら私はこの男を○します。』

『俺は何もしてないってぇ!!』


この後般若のような怖い顔で追いかけ回されたらしい。

ユーハンを怒らせたらやばそう。ハナマルはいつも怒らせてるからなぁ…w


後日談


『なんだったんだろあの箱…。』

『でも無事に出られて良かったです。』

『次は二人きりがいいですね♪主様。』

『ルカス(圧)』



次回


番外編 その5 『みんなが入れ替わっちゃった!?(主含め)』

この作品はいかがでしたか?

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コメント

13

ユーザー

好きすぎる(๑♡∀♡๑) ボスキ&アモン最高👍❤︎

ユーザー

ペアの組かた良すぎます✨️

ユーザー

声可愛すぎて爆発する

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