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はじめに


※蘭春

※ちょいバットエンドかも

※終わり方めっちゃスッキリしないし意味わからん

※キャラ崩壊ありまくり

※かなりのボツ


これ踏まえた上で見たいと思った方のみご覧下さい!



「はぁっ……はぁ…」


俺はいつものように蘭に抱かれていた

俺たちはいわゆる”セフレ”という関係だった

お互いの都合に合わせて会う日を決め、詳しく言うなら欲求不満を満たすだけの関係だった。


『ふぅ……次いつあいてる?』


蘭はいつも行為後すぐに次会う日を決め、ホテル代を残し帰ってしまう

そんな関係を続けてきて、俺はいつしか蘭に好意をよせてしまっていた



1週間後



今日も蘭と会う日だ。

いつも通り支度をして、待ち合わせ場所まで向かう。

その時俺は、ふとこのままの関係でいいのか?? と考えてしまった。

どうせこのままの関係ならいっその事思いを伝えてしまった方が楽になるんじゃないか?

そんなことを考えながら待ち合わせ場所に向かう。

家から徒歩10分かかるいつもの待ち合わせ場所

いつもと変わらない風景なのに何故か胸がドキドキしてくる


「チッ、なんで俺はこんな……」


叶わない思いなのは分かりきっている

なのに何故俺はこんな本気になっているのか

やることやるだけの関係

ただそれだけだったのに

だんだん自分に腹が立ってくる


『あっ、春ちゃんここ!』


先に来ていた蘭が俺を見つけて無邪気に手を振っている

その春ちゃんという呼び方も何回嫌と言ってきたことか

それから俺たちは合流し、他愛もない会話をしながらホテルに向かっていく

これもいつも通りだ

そんな時でさえこいつのことを好きだと思ってしまう俺がいる









『春ちゃん、かわい〜』


キシキシと軋むベットの音。


蘭はいつもこの行為の時だけはかわいいと言ってくれる


こんな嘘の言葉にすらキュンとしてしまう俺にイライラする


前まではこんな気持ちにはならなかったのに


俺はいつの間にか涙を流していた


『えっ、春ちゃんどーした』


「っ…なんでもねぇよ」


なんで泣いてるのか自分で理解ができなかった

なのに次々と涙が溢れ出てくる


「うっ…っ…」


そんな俺を見て蘭は不思議そうにしている

蘭の顔を見ていると気持ちが溢れ出てきそうになってくる


「…好きだ…… 」


そんな言葉を発してしまい、俺は咄嗟にハッと口を抑える

心の声が口に出てしまったとはこういうことだろうか

何言ってんだ俺は

認めてもらえるはずもないのに


そんな俺がまた嫌になる


当然蘭はびっくりした様子でこっちを見ている


そんな顔で見んなよ。

さっきみたいにかわいいって言ってくれよ。


『春ちゃん、今日大丈夫?』

「ああ、俺どうにかなっちまったみたいだ」


俺はまたそうやってほんとの気持ちを伝えられずに終わってしまう


いつもこれの繰り返しだ


いつかちゃんと伝えられる日が来たらいいな

そう思うのも何回目だろう。








𝑒𝑛𝑑

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