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元気がいいパン
46
#シリーズ
オキシド
5
アホ毛@サブ垢
41
オリヴィアとルミネルは同じオルフェウスという種族で生まれた生物だった。
灰色の髪に美しい翼、狼とも猫ともつかない尻尾と耳を持つ。そんな人間の姿に変身することもできる獣の種族だ。
成体の体長は4メートルを超え、飼い慣らすのに何十年もかかって家畜化してきた獰猛な生き物。
オリヴィアは翡翠のような光る瞳に乱暴で気性が荒い性格、ルミネルは雷のような黄金の瞳に物静かで冷酷な性格。2人はいつからこうなったのか、また、2人はいつ頃出会ったのか
出会ったのは天空、そこの 保護施設、偶々出くわしただけ。
それだけ、それだけなのにオリヴィアはルミネルの腕を掴んで外へと連れ出した。そこからルミネルの生活が変わった、無限に広がる青い花畑や、天空を飛ぶ白い龍。今までルミネルは内気で誰とも話さぬような人見知りの少年であったが、オリヴィアと話すうちに活発な彼女に影響され、自ら外に出ることも増える。そしてオリヴィアもそんな彼を連れ出すことが増えた。
ルミネルは次第にオリヴィアに好意的な感情を寄せるようになり、ついには生涯の番の約束までしてしまう。それをオリヴィアは了承し、2人はさらに遊ぶようになった
彼らはいくら仲が良くても引き取り主を必要とする愛玩動物だ。飼われることで引き離される…かに思われたが、ルミネルの引き取り主とオリヴィアの引き取り主は奇しくも同じような場所に住んでいた
それからも二人は引き離されることなく仲良く互いの庭で遊んでいた。ルミネルは自らの目と同じように光る黄色の薔薇が好きになり、オリヴィアは奇跡を体現するような四葉のクローバーを好きになった。互いに目の色も好みも対極的だが、それでも上手くやっていた。
ルミネルはオリヴィアが運動を好きなのを見て自らボールを作り、オリヴィアに差し出した。オリヴィアは元気よく「大事にする!約束!」だと答え、2人はボール遊びをすることも増えた。
春、ネモフィラ畑で少しふざけて遊んでいた時のこと。ボールが跳ねて路地の方へ行ってしまう、オリヴィアが走って取りに行くと、そこは路地じゃなく道路で大きな音を立てる動くもの大きな音を立てる動くもの、大型トラックがオリヴィアに飛び掛ってきた。しかし不思議なことに、跳ね飛ばされる衝撃はあったが、自らから流れる血や、痛みはなかった
コメント
3件
みぅです🤍🥀 第1話、読ませていただきました。 オルフェウス種族っていう設定がもう、すごく好き。灰色の髪に翼、狼とも猫ともつかない尻尾と耳……想像するだけで美しい…。 内気だったルミネルが、オリヴィアに引っ張り出されて少しずつ変わっていく過程が、あったかくて切なかったです。 最後のトラックのシーン、衝撃的でした。血も痛みもないって……何か仕掛けがあるのかな? 続きが気になりすぎます。大切に育ててほしい作品です🌙