仮面ライダーの生みの親、漫画の王様。サイボーグ009のペン入れをしたひよりが就寝した……天使参る。
「クロックアップ・ワールド」
新生ZECTのライダー達は眠った。対ワーム戦も終盤、神の男と擬態天道のバトル・ファイトに拍車が掛かる!街は爆炎猛る覇気迫る一刻……激怒と矜持−プライド−の鍔迫り合い!!
「ハイパーキャストオフ」
「さすが僕」
三島と陸が映像を観察中、田所と岬がゼクトルーパーに指示を送る。
「待ち遠しいですね。人体の不思議と謎が総て解明される日が」
「スマホに文章を打て……擬態人間の仮面は剥がされた。他意は無い」
ひよりと樹花が家でケンタッキーを食べている。
「フライドチキン最高〜!」
「良し。今度は僕が味噌味のインスタントラーメンを作ってやる」
「えっ本当?嬉しい〜!」
「育ちだかりは食費に嵩むもんだ」
細やかな真昼の日常の一コマ……共同作業の料理。台所のキッチンに光が射す。
「お兄ちゃん仕事だって。中華丼楽しみ〜♬」
「……」
ひよりは何も言わなかった。あいつの事だ、闊歩でもして世界平和を祈ってるかも……
「SDG’sは地球の悲鳴、万国共通の言語」
「彼は皆の注目の的……噂通りのチェリーボーイ」
「不埒なワームだ。今楽にしてやる」
カブトVSダークカブト!白昼堂々の死闘が快晴の青空を裂く、逆らえぬ運命のらせんは一進一退の攻防を呼び稲光産む太陽の輝きを預言する!
「俺が正史を書き換える。げんこつだ」
「諦めな」
ゼクター逃げる!!ゴングは鳴らされて終演した。鎮魂歌の旋律が未来の選択を示唆する!
「風と共に去りぬ、先人偉人から学ばなければ」
ダークゼクターの嘲笑……闇の胎動。もうすぐハルマゲドンが始まる、世界の滅亡まで秒読み寸前。
「天道総司を殺せ」
「仮面ライダーなど貧弱。我々の目的遂行の踏み台」
「ワームは進化した。これは最高の喜び」
「人間など下等生物。脳も魂も限界」
擬態人間の狂宴!!円卓のテーブルに運ばれるディナー。
「僕が作った料理だ」
カレーライス……天道と瓜二つの彼は無邪気に笑う。敵意は勧善懲悪のゲートを捻じ曲げた究極生命体!!
「これよりライダー大戦を勃発する。全てのゼクターを回収しろ」
三島の姿有り……地球儀にダーツの弓矢を放つ鮮血の儀式。喰らえ!バトル・ファイト・ワールドの向こう側の世界へGO、月と火星が吠えた。
「俺は栄光を攫んだ」
天道が祈りの道を説く。
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