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翌朝
俺は今日の深夜 店長にお願いをしてシフトを入れてもらった
あの人が本当に勇斗くんなのか確認をするために
あまりにも漫画のような展開すぎて半信半疑だ
今日のバイトで確かめるしかない
深夜
よし あの人が本当に勇斗くんなのか、、
しっかり確認しよう、見間違えかもしれない
し
ピロンピロン
「いらっしゃいませー」
黒のパーカーにグレーのスウェットパンツ
黒の帽子にグレーのマスク
間違いない いつものあの人だ
「お願いします」
「お預かりいたします、」
そう言いながら少し顔を覗く
やっぱり見覚えのある目元、、
「ん どうしましたか? 顔になんかついてます?」
まずい 覗き込みすぎて怪しまれてしまった
「ぇあ、 いや なんでもないです、、!」
「ふはっ笑 こんな覗き込まれたのはじめてっすよ笑」
「ぇあ、 すいません、笑」
あの輝くような笑顔
絶対勇斗くんだ、、、、
「え”っっっ、 これ、、」
なにかに反応して 俺の付近に指を指す
指の先には俺のスマホがあった
「ぇはい? これがなにか…、?」
「このステッカーって、、」
まずい、そうだ
俺が彼女に推し活をしているのがバレた原因
そう スマホの裏に勇斗くんのステッカーを入れていたのだ
そこから部屋に隠していたペンライトなどのグッズが見つかって、、、、、
勇斗くんにバレてしまった、
「ぁ、、、じつは… 勇斗くんのファンでして、、」
「え”ぇっっ、、! まじっすか、!」
「もしかして 俺の事気づいてる、?笑」
「恥ずかしながら昨日気づきました、」
「うおぉっふぉーー笑」
思ってもいなかった予想外な反応をする彼につい吹き出してしまう
「んははっっ笑笑」
「えっ、、?笑」
「あぁ、笑すいません笑 うぉっふぉって変な反応するから 面白くて 笑」
「ああ俺のね?笑」
「吉田くん意外とツボ浅いんだね笑」
「え”っっっっっっ、!!!!!」
急に名前を呼ばれるからびっくりしてしまった
「うおぉ、笑 びっくりした 声大きいね笑」
「なんで 俺の名前知ってるんですか、、」
「え あ、ネームプレートに書いてあるから」
「あぁ、これっ、、!」
当たり前だ
推しに名前を呼ばれるということに驚いて
ネームプレートを付けていることすら
忘れてしまっていた
「てか 俺 吉田くんと仲良くなりたいんだけど…」
「俺の男性ファン 滅多に見ないし 」
「あと吉田くん ツボ浅くて反応大きくておもしろいし笑」
帽子とマスクの間から見える伏し目に
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つい 見惚れてしまう
「ぇあー、 吉田くん、?」
「あぁ、、っすいません、!」
勇斗くんとこうして対面で話せることですら夢みたいで奇跡的なことなのに仲良くなるなんて 心臓がもたない
「ぇっーと、 嫌なら全然大丈夫 ごめんね?」
頭の中で色々な事が飛び交いすぎて
返答に戸惑ってしまった
「え、いやぜんぜんそんなっ!」
「むしろ 俺いいんですか、?」
「うん もちろん 吉田くん面白いし笑」
今まではまともな会話すらした事なかったのに今では俺の目を見ながら
多々微笑んでくれる
そのギャップにまたフリーズしてしまう
「バイト 何時に終わる?」
「あと30分 くらいですかね、」
「じゃあ 外で待ってる」
「がんばって」
そう俺に言うと店内を出て行った
彼が出て行ってからも俺の鼓動は速くなる
一方だった
次の人と交代し 着替え 店内を出る
外に出ると彼が壁にもたれかかって待っていた
勇斗くんと連絡先を交換し 家に帰った
まじか まじか まじかよ、、、
交換しちゃった、、
未だに事態を信じきれず 顔が熱い
雲の上のような存在だった人と対面で話した上に連絡先まで交換して この先不運の連続でも起こるんじゃないかと 不安になる
彼のステッカーを挟んだスマホの中の
彼の連絡先を見つめながら
俺は眠りについた