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「もう少しでお店だから」
「あ、はい」
キラキラと輝く渋谷の街を手越くんと闊歩していた。
なんだか変な感じがしたが、
お店に着いてしまえば、少し落ち着くだろう。
そう自分に言い聞かせて歩いた。
歩くこと、30分くらいだろうか。
やたら家賃が高そうなビルの地下一階に
美容室があるだとかで、俺は場違いにもほどがあると感じ、おずおずと落ちそうになりながら歩いた。まぁ、詰まるところ、一段、踏み外してコケた。
まぁ、骨折はしてないけど。