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今さ、すんげーいいの思いついたんじゃが…、
ガチのエモい系です。
「1000年生きてる」のパロディ的なやつ、
そらびびさんの歌みた聴いてみ?飛ぶぞ。
歌詞見て聴きながら読むと飛びます。
😈⇨しろせんせー
🦑⇨弐十
題「1000年生きてる」
😈「なんやねん、急に来れんくなったって…」
しろは友人から美術館に行かないかと誘われた。のだが、
急なバックレ連絡を見て、とてつもなくキレていた。
😈「…しゃーないな。」
😈「っていうか、こんな近くにあったんか、」
だからといって、チケットを無駄にするわけにもいかないので、1人で向かうことにした。
😈「、お願いします。」
ガラス越しの受付スタッフにチケットを渡す。
ビリっともぎりをしたあと、パンフレット共に返される。
しろはパンフレットを軽く見流し、展示品が並んでいる部屋へ足を運んだ。
😈「誰もおらんな、」
休日だというのに、誰もいない館内。
文字の彫られた石、やたらと厚く塗られた絵画。
😈「こんな感じなんやな」
最近、というか殆ど美術館に行く機会などないので、少し新鮮だった。
?「喉元に噛み付く牙はまだある?」
😈「ッ、!?」
ふと声がして、振り向いたが誰もいない。というかいるはずがない。
すでにこの館内には誰も居ないのは重々わかっている。
😈「…気のせいか、?」
最近撮影や配信もあり相まって疲れているのだと、自分に言い聞かせた。
?「見ててあげるからさ、楽しませてよ、」
😈「…誰?」
気のせいじゃなかった。誰かが間違いなく自分に話しかけている。
このままじゃ埒があかない。そう思ったしろは、声が聞こえる方へ、
道を辿るのだった。
?「ちょっと笑える話をしない、?」
😈「…ここ、から聞こえる、?」
そこには立ち入り禁止の看板が置かれた扉があった。
😈「さすがに、ダメよな、、」
?「狂ったフリで誤魔化してこうよ、笑」
😈「ッ、!…ゴクッ」
煽られたような気分がして、しろはその扉を開けるのだった。
開けると下へ続く階段があった。
😈「…ッ、!?ここは、、」
階段を下っていくと、小さな部屋に着いた。
ガラクタだらけで足場が少ない。
😈「ゴホッゴホッ、、埃がッ、」
長い期間放置されていたのだろう。
歩いただけで、そこら中の埃が舞った。
ガラクタ達は埃をかぶっている、が、
😈「なんや、これ…、?」
そのガラクタ達の上に大きな布を被った絵がある。
まるでこの絵だけは汚さないと言わんばかりの、
😈「…、?なんでこれだけ、」
疑問に思いつつも、布を絵から取った。
そこには、男性の横顔が描かれておりただ一点を見つめている。
😈「綺麗な絵やな、、」
😈「なんでこんな綺麗なんに、展示されてないん、?」
しろが絵に見惚れていると、
🦑「、また会えたね」
😈「ッえ、!?」
ドンガラガッシャーン、!
描かれていた男性がこちらを向いて喋り出した。
思わずしろは後ろに倒れ、ガラクタ達に盛大に全身をぶつけた。
🦑「急にびっくりさせちゃってごめん、!大丈夫、?」
😈「な、なんで絵が喋って、、ッ!」
🦑「…… いつもの反応と同じじゃん、笑(小声)」
😈「夢でも見とるんか、?いやでも感覚は___、」
🦑「本当に変わらないね、笑」
🦑「いつも通り、落ち着けさせるのが先かな、笑」
そう判断した絵の男は、しろに深呼吸するよう促し、
なんとか落ち着かせた。まるで何度もやってきたかのように。
😈「ふぅ…、」
🦑「落ち着いた、?」
😈「あー、状況は理解できてないかもしらん、」
🦑「まぁそうだよね、笑」
😈「まずなんで絵が喋っとるんや、?から始まるんやけど、」
🦑「話長くなるんだけど、聞く?」
😈「一応聞くわ、」
そして絵の男____、“弐十”は1000年前から生きていること、
自分を描いた1000年前の偉人が命をくれたこと、
未練があって、世界中を回っていることを話した。
😈「その未練っていうのは、?」
🦑「本来ならその人が描いた俺と同じ絵達は、命を失い、普通の絵とへと戻るんだけど、」
🦑「俺は、他の絵とは違う点があったんだよね、」
😈「違う点、?」
🦑「俺に命が宿って大体40年後くらいの時だったかな、」
🦑「喋れる絵があるとかなんとかでさ、人が沢山集まってきたんだよ、」
🦑「俺はあまり、乗り気じゃなかったけどね、笑」
🦑「そんな日々が結構続いたんだよ、めっちゃ辛かったけど、」
🦑「そんな時、1人の子が話しかけてきて、」
🦑「その子は俺だけに話しかけてきてたんだ、」
🦑「毎日話に来るたびにお互い惹かれていって………、」
🦑「初めてお互いに恋をした。」
🦑「俺はただ、その子と恋人としていたかっただけ、」
😈「…「いたかっただけ」って、」
🦑「…客の中に、俺を描いてくれた人に恨みを持っている人がいたんだよ、」
🦑「落ち着かせようとしたんだけど、そいつさ、逆上して、」
🦑「〝俺以外の作品を白く塗りつぶしたんだよ〟」
😈「ッ、!?」
🦑「俺は唯一隠されて見つからなかっただけ、」
🦑「上に厚塗りになってる絵画、あったでしょ?」
😈「おん、沢山あった、、な、、、ッ!まさか、!」
🦑「あれ全部、そいつのせい、」
🦑「自分の作品より、あの人の作品が評価されて恨んでたんだって、」
🦑「…、くだらないよね、」
🦑「そのせいで、その子とは会えなくなっちゃったんだよ、」
そう淡々と話す弐十の目には光がなかった。
絶望と呆れの中でずっと生きてきたんだとしろは痛く同情した。
😈「それって、俺にできる事ない、?」
🦑「、え…?」
😈「なんか、そんな話されたらこっちまでモヤモヤするやん、!」
🦑「ッ、んっw、あっははっ、w」
😈「え、!?いや何もそんな笑う事、!」
🦑「だって、そんな事言うとッ、思ってなくてッ、笑」
😈「え〜…、なんか恥ずいわ…、」
🦑「そこまで言うなら、定期的にさここ来てよ、」
😈「、え?それでええの、?」
🦑「俺、その子の話を聞くのが好きだったの、だから、」
🦑「人の話をだらだら聞いてたいんだよね、」
😈「それでいいなら、構わんけど、」
🦑「そこに外との抜け道があるからさ、」
🦑「気が向いたらまた来てよ、」
弐十はしろに微笑みかけ、そう言った。
その日から、しろは定期的に弐十のもとへ訪れた。
時に真面目に、時にふざけて、弐十はしろの話を優しく受け止めた。
😈「そしたら、そいつがさ___、」
🦑「じゃあせんせーも、_____?」
😈「なんでそうなんねん、!」
🦑「あっははッ、笑」
しろは次第に、生活の中で弐十と話す時間が長くなっていた。
2人はその時間を楽しみに、時間を過ごすようになった。
そんなある日、しろが言い出した。
😈「小さい頃からずっと覚えてる曲があるんよ、」
🦑「…へー、それって今歌える、?」
弐十は一拍置いて、尋ねた。
😈「おん、一応歌えるけど、?」
🦑「俺まだせんせーの歌聞いたことないからさ、」
🦑「ちょっと聞いてみたいかも、!」
😈「いや歌詞覚えとるかな、?」
😈「〜〜〜、!♪」
🦑「…、」
🦑「…いい曲だね、」
弐十はそう笑みをこぼし、しろの歌に耳を傾けた。
😈「こんな感じやった気がする、ッ、!?」
歌が終わった時、弐十はしろの喉元に触れていた。
そっとしろの頬へキスを落として、
🦑「…いい歌だったよ、。」
そう語る弐十の目には、涙が溢れていた。
😈「…、弐十ちゃん、?」
X X X X 年____。
絵と人。960年前出会っていた二人。しろの命が絶えても
2人は生まれ変わって何度も出会っていた。
それなのに生まれ変わった姿で会えても弐十は、しろへ真実を伝えなかった。
泣き腫らしたあの日を思い出してしまうから。
しろが生まれ変わるその度に記憶はリセットされる。
弐十はしろの気持ちに全てを賭けていたのだ。いつか思い出してくれると。
この関係が進んでいるのか、退化しているのかもわからないのに、
何も知らないふりをして。
あと一つ長いの書いてるって言ったじゃん、?
没になりました。すいません。
では次の回で!ばいばーい!